南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!
山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。
お知らせ
南アルプス市ふるさとメールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプス市ホームページやLINEなどで、最新情報や観光情報などを随時発信していきます。
市内の木々も紅葉で色づき始めています。滝沢川沿いにある櫛形総合公園では、散歩しているお母さんと子どもの姿やウォーキング、体操をしている人たちを見かけました。
青空の下、赤や黄色に染まった木々の合間をそれぞれが思い思いに楽しんでいる様子を見ていると、この空間だけ時間が止まっているかのように感じられました。
ときには公園のベンチや芝生に腰を下ろし寝そべってみてはいかがでしょうか。きっと、心が癒されると思います。
黄色く色づき始めたカリン
この時期になると、市内の至るところで黄色く色づいたカリンを目にします。熟したカリンは部屋にひとつ置くだけでも、甘い香りが広がります。
カリンの果実に含まれる成分は、のどの炎症に効くといわれ、果実酒や砂糖漬けなどに加工され、家庭で利用されています。
【南アルプス市 広聴広報課】
秋の澄んだ空気にキンモクセイの甘い花の香りが漂い、秋の深まりを感じます。
市内のフルーツ農園では、まだまだナシやリンゴ、ブドウなど、いろんな種類の果物が実っていて、味覚の秋という言葉がぴったりきます。
この農園は、ナシの木を横にはわせるなど、あまり見かけたことがない独自の栽培の仕方をしていて、11月の終わりごろまで開園しています。
タンポポの花がいっぱい!
早春の道端や畑の中によく見かけるタンポポですが…。
季節を間違えて咲く花をたまに見かけますが、目に飛び込んできたの花は、綿毛ではなく、かわいい黄色の花びらをつけたたくさんのタンポポでした。
花には、チョウが飛びかい、まるで春が来たような不思議な光景でしたが、最近は一年を通して見ることができる西洋タンポポが多くなったとか。
子どもの頃、タンポポの花は春に咲く代表的な花の一つだったので、ちょっと寂しい気がします。
ちなみに、タンポポは薬用や食用になり、胃を丈夫にする働きや優れた強壮作用もあることから、冷え性の方には乾燥タンポポで作ったタンポポ茶がお薦めのようですよ。
稲刈りが終わった田んぼに白鷺が降りたところを写しましたが、白鳥のように堂々と飛んでいました。
【南アルプス市 広聴広報課】
「菊芋」の花が見ごろの時期です! 背が高い黄色の花がたくさんまとまって咲いていたので近づいてみたら、なんと3メートルも背丈がある花でした。しかし、名称は「菊芋」だとか。芋とは言いながらキク科の植物で、ちょっとややこしいですが、小さなショウガくらいの芋が取れ、今が花の見ごろのようです。
収穫時期は、花も茎も枯れた後の12月ごろからで、市内で販売されるようです。病気予防にもなり、特に血糖値の高い人にはとてもよいそうですよ。
【南アルプス市 広聴広報課】
数年経たないと咲かないという珍しい地湧金蓮(ちゅうきんれん)という花が、市内の民家の軒先に咲いていました。
中国雲南省が原産(?)ということですが、「ご近所の方に頂いた時は、葉っぱが何枚か付いていて、毎年バナナのような大きな葉っぱが伸びてくるだけ。今年は珍しく葉っぱが大きくならないなと思っていた」そうです。
既に、5月から咲いている花ですが、花びらのように見えるところは苞で、その周りを囲むように小さな花が咲いています。
花びらのような苞の部分は、1週間に1枚ずつそっと夜中に開くため、未だにご主人も見たことがないそうです。
ちなみに、花が枯れてしまう頃になると、茎の脇から新しい命(子ども)が生まれてきて、また数年後に花が咲くようです。
花が人に観賞してもらえる回数が少ない分、一回に咲く時期を長く咲こうとしているように見え、自然界の営みに感動を覚えます。
【南アルプス市 広聴広報課】
30度を越える猛暑の毎日が続き、暑さのためか夏の象徴ともいえる「セミの声」は、日中ほとんど聞こえてきませんでした。立秋も過ぎ、暦の上では秋。このところやっと夜になると涼しい風を肌に感じ、夏の終わりを告げるようなセミの声がちらほら聞こえてきます。これでもう夏が終わってしまうのでしょうか。
8月のお盆前に出荷しようと、市内のぶどう農家ではぶどうの王様とも呼ばれ人気の高い「巨峰」の収穫に追われています。
「巨峰」という名前の由来は、静岡県で作り出された新品種のぶどうを、研究所から見える富士山にちなんで、1946年に「巨峰」と命名したそうです。
いつか、南アルプスにちなんだ名前の新品種が出来るかも…。
大敵はスズメ!!
春に田植えをして大切に育ててきた早苗が成長し、きれいな濃い緑色に変わり、よく見ると小さな稲穂が付き始めていました。秋の収穫はまだまだ先で、鳥などから稲を守っていかなければなりません。農家では糸や網、かかしなど、さまざまな工夫をしながら収穫の時期を待ちます。
【南アルプス市 広聴広報課】
南アルプス市は、「果物の宝庫」といっても過言ではありません。次から次へとさまざまな果物が農家の人たちの手で共選所へ持ち込まれてきます。
今、最盛期を迎えているのは、「アルプス美人」と命名された桃で、「アルプス小町」の後に収穫の時期を迎える品種です。
共選所にある光センサーを使って桃の糖度を計る作業は、常に50人~80人体制で行っているとのこと。長年の経験を持つ人たちの目と光センサーが、桃の行き先を決定しているようです。
特にエクセレントという13度以上の糖度がある桃は最高に甘く、固くても柔らかくても美味しいので、皆さんも一度南アルプスの桃を食してみてください。
JAこま野西野支所では、8月3日(日)まで、小学生以上300円(小学生未満は無料)で「桃食べ放題」のイベントを企画して毎日実施しています。南アルプス市を訪れた際には、甘い桃をぜひご賞味ください。
【南アルプス市 広聴広報課】
このところ夕方になると雷があちこちで発生して激しい雨が一瞬に降り、日中は30度を超えるむし暑い日が続いています。もしかしたら梅雨明けかな?と思ってしまいそうな南アルプス市内です。
先月末には南アルプス開山祭が行われ、夏山シーズンがスタートしました。大勢の登山者が北岳や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳など3000メートル級の山を目指して南アルプスを訪れます。2週間ほど前、北岳に向う途中、サンカヨウの花や昆虫・小動物等の死骸(しがい)の上に咲くという珍しいギンリョウソウ(通称ユウレイソウ)を見つけました。山に登らなければ見ることの出来ない花のようです。
まだまだ雪が残っている所もあり、下界の気温とは随分違いそうです。写真から、少しは涼を感じていただけたでしょうか。
【南アルプス市 広聴広報課】
静かな湖畔の森の陰から・・・カッコウ、カッコウ、と昔から歌われている曲が頭に浮かんできます。そんな静寂な空間の中、深緑に包まれた伊奈ヶ湖の朝は、小鳥のさえずりとカッコウの鳴き声が山間に響き、豊かな自然の中で安らぎの時間(とき)が流れています。南北にある2つの伊奈ヶ湖は、秋の紅葉も見ごたえありますが、初夏にも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。のどかな山麓の景色を見ていると、きっと、心が癒されます。
※伊奈ヶ湖までは、市役所本庁から車で15分くらいです。
先日、市内のオートキャンプ場に行った時、川の脇に小さな実を付けたリンゴの木があり、カメラのファインダーをのぞくとミノムシの抜け殻が写っていました。ミノムシが絶滅の危機にあると聞いたのですが、今年はいつもの年よりミノムシが多く見られたようです。この辺りは、まだまだ自然がいっぱいです。
【南アルプス市 広聴広報課】