30度を越える猛暑の毎日が続き、暑さのためか夏の象徴ともいえる「セミの声」は、日中ほとんど聞こえてきませんでした。立秋も過ぎ、暦の上では秋。このところやっと夜になると涼しい風を肌に感じ、夏の終わりを告げるようなセミの声がちらほら聞こえてきます。これでもう夏が終わってしまうのでしょうか。
8月のお盆前に出荷しようと、市内のぶどう農家ではぶどうの王様とも呼ばれ人気の高い「巨峰」の収穫に追われています。
「巨峰」という名前の由来は、静岡県で作り出された新品種のぶどうを、研究所から見える富士山にちなんで、1946年に「巨峰」と命名したそうです。
いつか、南アルプスにちなんだ名前の新品種が出来るかも…。
大敵はスズメ!!
春に田植えをして大切に育ててきた早苗が成長し、きれいな濃い緑色に変わり、よく見ると小さな稲穂が付き始めていました。秋の収穫はまだまだ先で、鳥などから稲を守っていかなければなりません。農家では糸や網、かかしなど、さまざまな工夫をしながら収穫の時期を待ちます。
【南アルプス市 広聴広報課】