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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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【連載 今、南アルプスが面白い】

歴史探訪は続きます

 南アルプス市ふるさとメールの中でお届けしてきた「連載 今、南アルプスが面白い」は、ふるさとメールの配信終了にあわせ、今回をもって最終回となります。
 思えばこの連載は、2006年6月15日配信の第1回目「南アルプス市は歴史の宝庫だった」から約17年間にわたって南アルプス市教育委員会文化財課の職員が交代で書き綴ってきたものです。当初は月に2回配信していた時期もあり、今回で通算連載225回となりました。これまで皆様に支えられて掘り起こすことができた歴史は、まさに私共の財産です。
 この間、ふるさとを離れて暮らす南アルプス市域出身の方から励ましのお手紙を頂いたり、ふるさとメール自体を購読していなくてもインターネットの検索でヒットした大学の研究者、一般の方から本当に多くのお問い合わせや情報を頂いただきました。また、記事をきっかけに、これが研究者の研究に活用されることもありました。
 このように様々な反応を頂いたこの連載がここまで続けてこられたのは、あたりまえですが、続けて来られるだけの豊富な素材がこの市域にあったからに他なりません。すなわち南アルプス市域の歴史や風土がそれだけ深く豊かなものだったということです。今回の連載225回をもってしても、まだまだその魅力をすべて明らかにしたとはいえません。私共の掘り起こし作業は続きます。今後は、

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【QR】南アルプス市広報「連載 ふるさとの誇り」

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【QR】今後は文化財mなび

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【QR】ふるさと〇〇博物館

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【QR】ふるさと〇〇博物館ブログ

などを通じて情報発信を継続して参ります。引き続きお付き合いいただければ幸いです。
 ここ3年間我々を苦しめてきた新型コロナウイルスもようやくわずかかながら収束の兆候も見え、3月13日からマスクの着用ルールも緩和されました。そんな折、若草地区の十日市場にある安養寺のご本尊、市指定文化財「木造地蔵菩薩立像」が、新たに県指定文化財なることが3月10日に発表されました。

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【写真】木造地蔵菩薩立像(安養寺)

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【写真】安養寺

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【写真】十日市の賑わい

 このお地蔵さまは、別名鼻採地蔵ともよばれるほか、甲府盆地に春を告げる祭として知られる「十日市」の市神さまでもあります。古くから「十日市」は、このお地蔵さまの門前で開かれてきたのです。「十日市」も他の例にもれず、コロナウイルスの影響でここ3年連続で開催が見送られてきました。流行に収束の兆しも見える中、来年こそは新たに県指定となったお地蔵のもとでこの伝統の祭が復活することを願ってやみません。これ以外の伝統的な行事、お祭りも日常を取り戻し、末永く伝承されていきますように。

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【写真】諏訪神社のエドヒガン(市指定 曲輪田諏訪神社)

 さあ、もうすぐ桜の開花時期を迎え、市内で指定文化財になっているような歴史ある桜たちが今年も一斉に花をひらきます。毎年毎年積み上げられていく南アルプ市の歴史。まだまだその魅力は尽きません。私共の歴史探訪は続きます。

【南アルプス市教育委員会文化財課】

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