
標高
栽培
栽培品種 メルロー(約900本)
栽培品種 シャルドネ(約900本)
栽培品種 シャルドネ(約490本)
ゴールデンウイーク初日の5月1日、シャルドネの芽かき作業をしました。主幹に一番近い芽を基にして結果母枝あたり10~12センチ間隔に4芽残していきます。当初は4月29日に作業を予定していましたが、日本ネットワークサービス(NNS)気象予報室の雨予報が出て、後ろ倒ししました。この日も曇りで午後からは雨の予報も出ていましたが、作業は順調に進み午前中で終了しました。
また、この日は中村一政農場長(NNS社長)から重大発表がありました。今シーズンのシャルドネからはスパークリングワインを造るとのことでした。中村農場長によると、委託醸造先のマンズワイン勝沼ワイナリーでシャルマ方式によって生産。タンクの容量が3トンのため、例年の1・5倍の収量が必要で、今季は厳密な収量制限は行わないということでした。スパークリングワインは早摘みする必要があるため、中村農場長は「今季はお盆ごろにシャルドネ、その後にメルローと2回収穫する必要があります」との説明がありました。
2021年05月07日|個別ページ
3月6日は巻きひげ取りでした。心配された天気も何とか持ちました。雨上がりで巻きひげも湿りがちで作業がしやすかったです。
ワイヤーに巻き付き、あちこちに散らばっているのをある程度まとめてから一気にはさみを入れていきます。巻きひげには病原菌が越冬しており、 そのままにしておくと病害の発生源となるため、取り除くことは大切な作業です。特に前年は晩腐病が発生したので、要注意の年。晩腐病は一度出ると畑にすみつくといわれます。
剪定の見直しと誘引も行いました。剪定の見直しにあたっては水口さんが指導、頂芽優勢などブドウ樹の生理も伝授されました。果梗痕などを取り除く「枝磨き」や出べそ切りもしました。
今年は温かいのか、水揚げが始まった枝もありました。20日ごろには石灰硫黄合剤を散布予定。萌芽を待つのみです。
今年の春の訪れは早そうです。19日には甲府で桜が開花。平年より9日、昨年より4日早く、1999年と並んで史上2番目の早さでした。
この日は、取水口周辺に土留のシート敷きもしました。
2021年03月23日|個別ページ
2月6日、2021年シーズンの仕事始めです。ことしも好天に恵まれ、剪定日和。この日の甲府の最高気温は17.1度(平年比7.4度高)で、3月下旬~4月上旬並みの春の陽気となりました。剪定作業は来週を含め2日間の予定でしたが、過去最多の総勢50人を投入して1日ですべての剪定を終えることができました。朝から富士山もくっきりと仰ぎ見ることができました。
コロナ禍での作業は、マスクを着用した上で、密にならないよう3班に分かれて行いました。休憩、昼食とも時間差を設けて班ごとに行動しました。まずは、先発隊が第3ワイヤで枝を切る粗剪定を行い、ベテラン組がその後、メルロー畑で短梢剪定をしていきました。
短梢剪定ですので、結果母枝から2芽を残して枝を切ります。その際、3芽目をつぶすように切ると萌芽しやすくなる犠牲芽剪定を基本とします。
続いて、シャルドネ畑です。こちらは長梢剪定です。このころには粗剪定組が一通り作業を終えて本剪定に合流。その前に中村一政農場長(山梨放送相談役、日本ネットワークサービス社長)からレクチャーがありました。
剪定を終えた枝にはトップジンMを塗布しました。
昼食休憩は、ビニールシートを敷いて富士山を見ながらお弁当をいただきました。何も言わなくても、向かい合って座らないのが今どきです。
食後はもうひと踏ん張り。さすがに50人いると作業は早いです。予定終了時間の14時を待たずに剪定枝集めまで終わりました。
畑には苦土石灰と水酸化マグネシウムがまいてありました。また、隣の畑の白梅が開花していました。
この日は誘引まで終え、シーズンを迎える準備が整いました。
2021年02月15日|個別ページ
12月8日、山日YBSグループの野口英一代表と山梨放送の中村一政相談役(日本ネットワークサービス社長)が、樽熟成中の2019年双葉メルローのサンプルをテイスティングしました。19年は、7月が長梅雨で日照不足、梅雨明けした8月は一転して酷暑と極端なシーズンで、糖度が上がりにくいヴィンテージでした(収穫は9月7日)。
テイスティングコメントをまとめると、香りのボリュームは中程度。赤いベリー系の香り、バニラやチョコレートなど程よい樽香が感じられ、土やキノコ、インクのほかミントなどのハーブ系の香りもとることができます。味わいはフレッシュな果実味をトップに感じ、酸が骨格をつくっていて、程よい樽香がふくよかさを与えています。フィニッシュにやや粗いタンニンを感じますが、熟成に伴って落ち着いていくと思われます。ライト~ミディアムボディで、色調からピノノワールのようなタッチを連想させます。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)の野口代表は「しっかりしていて良い仕上がり。カジュアルにも楽しめるスタイル。樹齢を重ねて酒質が安定してきた」と話しました。料理としては、豚肉や鶏肉を使った家庭料理、鴨肉のフレンチなどで、おススメはミートソースのパスタやトマト鍋です。
仕込みの担当は、マンズワイン勝沼ワイナリーの醸造責任者・商品開発部部長の宇佐美孝さん。テクニカルシートは下記の通りです。
醸し期間21日間。発酵温度18~24度。樽熟成期間(15カ月※21年1月4日以降の場合)。新樽比率33%。
<サンプル分析値>
比重0.992
アルコール12.3%
エキス2.28g/100ml
pH 3.61
総酸 5.20g/L
2020年12月09日|個別ページ
収穫を終え1週間、9月12、13の両日は今季最後の作業でした。畑にそのままになっていたレインカットのビニールと防鳥ネットの撤収です。台風が来る前に撤収ということでこのタイミングになっています。
9月12日は防鳥ネットの撤収。バインド線を外した後、2班に分かれて手動の器械でネットを巻き取っていきました。メルロー、シャルドネの順で作業しました。ネットを巻き付けたパイプにはどこの垣根で使ったのか、ガムテープで記をつけて来季に備えます。
9月13日はビニール屋根の撤収でした。私は欠席したため、秘書室で撮影した写真を掲載します。この日は晴れ間が見えず、なかなかビニールが乾かないため、吊るして雨水を落としタオルで拭いてから片付けました。作業終盤は雨に降られました。メルローと東側シャルドネの片付けは終わりましたが、残りの西側シャルドネは一部のスタッフ数人で後日作業をすることになりました。
2020年09月23日|個別ページ
9月5日、今季の集大成である収穫を迎えました。当初8月29日も候補日でしたが、1週間メルローの成熟を待つことにしました。メルロー、シャルドネの同時収穫は5年連続。収穫は昨年より2日早く、収量はメルローが690キロ(昨年比360キロ減)、シャルドネが1535キロ(同665キロ減)でした。今季は夏の長雨、日照不足、梅雨明けした8月は一転して記録的な猛暑と昨年以上に極端なシーズンとなりました。防除も徹底しましたが、べと病や晩腐病に悩まされました。病果を収穫時に畑で取り除いたこともあり、収量は3割ほど昨年より減りましたが、メルローは程よく色づき、シャルドネはよく熟れたビンテージとなりました。世相的には特別なビンテージ、無事に収穫までこぎ着けることができ何よりでした。
仕込み時の分析値は下記の通りです。
【メルロー】
比重 1.082
糖度 19.64%
pH 3.47
総酸 6.15g/l
【シャルドネ】
<フリーラン>
比重 1.090
糖度 21.80%
pH 3.60
総酸 5.70g/l
<プレス>
比重 1.091
糖度 22.07%
pH 3.67
総酸 5.75g/l
この日は午前5時半に集合、総勢55人が参加しました。今年も朝焼けと富士山が印象的な朝でした。まず防鳥ネット下のバインド線を外し、メルロー、シャルドネの収穫を始めました。写真はメルローの収穫風景です。
昼ごろまでは晴れて気温も上がり、甲府は猛暑日(最高気温35度以上)となりました。最高気温は甲府36・8度。ただ、収穫が終わって帰宅した昼すぎ以降、大気の状態が不安定になり、雷雨となりました。写真はシャルドネの収穫風景です。
収穫時のブドウは晩腐病が目立ちました。今年はマンズワインの新型コロナウィルス対策で、工場内に部外者は一切入れなくなり、農場で収穫のみの作業。畑で丁寧に選果したため、大人数の参加者がいながらもスケジュールいっぱいの5時間ほどかかりました。個人的にはメルローは未受粉果や小動物等による食害が例年よりも若干多いように感じました。
収穫したブドウは計量してマンズワインのトラックに積み込みました。作業後は休憩しての解散となりました。フル作業でないのが少しさみしく感じましたが、新しい生活様式ですので仕方ありません。来季は、例年通り工場内で選果ができるよう世の中が落ち着いていることを願います。
2020年09月09日|個別ページ
双葉農場のメルローで立ち枯れする木が見つかり、8月19日に念のため、山梨県果樹試験場の専門官に診断してもらいました。特にひどいのは2本。列も離れていて、立ち枯れの木の周囲は健全です。立ち枯れの木も副梢は枯れずに問題なく生育していて、房も痛んだ様子などは見られません。果樹試験場の専門官は「今年は雨が多く根が弱っているときに、急激に暑くなり乾燥状態になったのが原因とみられる。高温障害で間違いなく、来年に持ち越すことはないだろう」との見解を示しました。
ちなみに、甲府の猛暑日(最高気温35度以上)は14日連続(8月9~22日)となり、過去4番目に長くなりました。中でも12日の最高気温は勝沼で38・2度、甲府は38度を記録し、勝沼は全国最高、甲府は全国2位の暑さでした。
2020年08月24日|個別ページ
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