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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

 南アルプス市ふるさとメールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプス市ホームページやLINEなどで、最新情報や観光情報などを随時発信していきます。

2013年5月

【季節の便り】

梅雨に入りました

 いよいよ南アルプス市も梅雨に入りました。
 例年よりも10日程早い梅雨入りということですが、明けるのはまだまだ先のことでしょうか。
 このところ、市内でも田植えが始まり、いたるところで苗のプレートを積み、田植え作業をしている方々を見かけます。

優雅な音色を奏でる
 市内の桃源文化会館には、「楽器の女王」ともいわれるパイプオルガンがあります。20年前にフランス人の技師により作製されたもので、フランスで製作・調律されたあと解体されて、本市まで船で運ばれ当ホールで組み立てられました。パイプオルガン

 高さ8.3m、重さ13.5t、無垢の樫材がふんだんに使われていて、富士山やブドウ、桃やサクランボの美しい彫刻が施された、南アルプス市にふさわしく美しい、本市自慢のパイプオルガンです。
 5月24日には、市内の中学生を対象にパイプオルガンの鑑賞教室が開かれました。
 生徒は、パイプオルガンの特徴や音の出る仕組みの説明を聞き、触れたり弾いてみるなど大きく美しいパイプオルガンに魅了されていました。
 また、バッハの名曲など6曲がプロのオルガニストにより演奏され、美しく優雅な音色に聴き入っていました。
 6月8日(土)には「~愛の風~フランスからの贈りもの」と題したパイプオルガンフェスティバルが開催されます。パイプオルガンと中学生

 パイプオルガンの重厚な音色は心が穏やかに、豊かになります。美しい音色を聴きながら目を閉じると、まるで教会にいるような錯覚があり、心あらわれる思いがします。
 この機会にぜひ、パイルオルガンの演奏を聴いてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、こちら 

相手を大切に思うこころ
 「小笠原流礼法」をご存知でしょうか。
 これは、市の小笠原地区を本拠地にした甲斐源氏の時代から受け継がれている格式高い礼法のひとつです。
 あのトヨタレクサスでも「最高のおもてなし」を提供するために取り入れているということで、立ち振る舞いからモノの受け渡しの方法、礼の仕方、話し方など細かいところに気を配って、お客さまを心から「おもてなし」できるようにしているそうです。
 小笠原流礼法の真髄は、「相手を大切に思うこころ」「美しいふるまい」にあります。
 すばらしいですね、いつもこころに留めておきたいものです。

櫛形山100年の森づくり
 市は南アルプスや櫛形山などの豊かな自然を共同して守っていくため、市内に事業所を置く富士通アイ・ネットワークシステムズ植樹
株式会社と「南アルプス自然環境保全活動に関するパートナーシップ(グリーンパートナーズ)協定」を結びました。

 これを記念して、5月26日には櫛形山の中腹で植樹イベントが開催されました。富士通アイ・ネットワークシステムズの社員と南アルプス市職員など130人あまりがヤマザクラやカエデなど500本の苗木を植えました。「南アルプス山桜の森」と名づけられたこの一帯には12,000本の苗が植えられ、これからは両者が協働して森を造っていきます。
 いずれは、春にはヤマザクラが秋にはカエデの美しい景観が櫛形山を訪れる人々を迎えてくれることでしょう。グリーンパートナーズ

 また、市ではすでにジット株式会社とも同協定を結んでいます。

 

[南アルプス市秘書課]

【連載 今、南アルプスが面白い】

西河原・安藤家住宅を見守り続ける黒松

 5月に入り、ますます生い茂った木の葉を揺らす風が爽やかな季節になりました。外にいると夏のような暑さを感じることもある最近の気候ですが、市内にある重要文化財安藤家住宅に於いてはしばらくのあいだ過ごしやすい時期となります。

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【写真 長屋門から見た外の様子】

 秋から春にかけては、昔の日本家屋ならではの風通しのよさ故に、住宅内にいるのにまるで外にいるような寒さを感じるのですが、ちょうどこの季節からは寒さが涼しさに変わり、昼下がりにゴロンとお昼寝をしたくなるという声もしばしば聞かれます。

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【写真 住宅内の様子】

 また、この季節は庭を見るにも暑すぎず寒すぎず、葉の密度が上がることで出来る多くの木陰が心地よく感じます。まさに庭歩きにもうってつけと言えるでしょう。

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【写真 庭の様子①】

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【写真 庭の様子②】

 そんな庭の中で、存在感が大きく多くの方々に強い印象を残している大きな黒松の木があります。この木は明治末期に取り付けられた避雷針があることから「安藤家の避雷針の松」と呼ばれ親しまれており、現在南アルプス市指定の文化財となっています。

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【写真 安藤家の避雷針の松】

 根回り20メートル、目通り3.5メートル、樹高19メートルという黒松としては稀な巨木です。安藤家住宅は1708年(宝永5年)に建築され、約300年経過しておりますが、この樹木の樹齢はそれを越える年数を経ていると言われています。
 言い伝えによると、もともと滝沢川左岸に生えていたこの木を水害から守るため、江戸時代前期に移植したと伝えられているのですが、近年では滝沢川堤防に生えていたこの木を取り囲む形で安藤家住宅を建築したのではないかという説もあります。
 調べによると、安藤家住宅が建築されたといわれる1708年(宝永5年)に集落も合わせて現在の滝沢川が運んだ堆積物で形成された高台(微高地)である字西河原に移動したのですが、それ以前の集落は現在地より東側の低地に位置していました。以前の集落から見れば、標高の高い現在の集落は自然に作られた高台であり、河川に沿っているため堤防のようにも見え、水をせき止める役割も果たしていたと思われます。つまり、安藤家住宅が建築された頃までは避雷針の松が生えていた場所も堤防のようなものの一部という感覚だったのではないかと考えられるのです。
 様々な歴史をこの地で見守り続けているこの避雷針の松。緑美しく過ごしやすいこの季節に、長年に渡る年月に思いを馳せながらじっくりご覧になってみてはいかがでしょうか。
 また、毎年恒例になりました端午の節句飾りの展示を5月27日(月)までと行っています。合わせてお楽しみいただければ幸いです。

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【写真 展示の様子】

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

第2回全国シニア演劇大会を開催します

 6町村が合併し、南アルプス市は今年で10周年になります。
 市では、10周年を祝い「ビックテンイヤー」として全国からお客様をお招きし、市民全体でもてなし、みんなで楽しむ1年にしようとたくさんの事業を用意しています。
 6月に行われるのがビックテンイヤーの目玉のひとつ「シニア演劇大会」です。全国から15組のシニア劇団が本市で演劇を披露します。最高年齢90歳という元気な劇団員の活躍は、観る人たちに大きな感動と勇気を与えてくれることでしょう。
 本市の「南アルプス桃源座」は初日と千秋楽の2回公演を行います。
 また、開催期間中は会場前で参加劇団が持ち寄った物産の即売や南アルプス市観光協会の案内や直売所も開設されます。
 開催期間 6月5日(水)~6月10日(月)
 ※チケット絶賛発売中です
 
詳しくはコチラ

 アヤメフェア
 5月5日、6日のGW最終日の2日間にわたり、滝沢川河川公園でアヤメフェアが開催されました。
 毎年アヤメの花が咲く時期に合わせて開催されていて、今年も満開のアヤメを楽しもうと大勢の人が訪れました。
 滝沢川の両岸には約1kmにわたり1万株10万本のアヤメが植えられています。
 これは、ボランティア団体の「アヤメを育てる会」が丹精こめて育てているものです。
 今年も鮮やかな紫紺の花が咲き誇り訪れた人は満開になったアヤメの中で記念写真を撮っていました。
 また、河川公園内では市民団体による焼きそばやクッキーの販売、切子の体験コーナーもありました。
 「アヤメを育てる会」ではアヤメの苗の販売と種の無料配布を行い、苗を買い求める人の姿も多く見られました。

 A(アヤメフェア)

 芦安新緑やまぶきまつり
 5月12日、南アルプス市の最西端に位置する芦安地区の小学校校庭で、「芦安新緑やまぶき祭」が開催されました。
 新緑がきれいな山々に囲まれた会場では、地域住民が実行委員となり盛大に祭が開催されました。
 オープニングは地元の太鼓保存会による太鼓の演奏から始まりました。曲名は、「夜叉神太鼓」です。夜叉神とは、芦安地区にある峠の名前で標高1770mの峠です。1時間ほどのハイキングコースになっていて、峠からは白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の眺望がすばらしいです。
 
※夜叉神:詳しくはコチラ

 その他、地元の婦人によるフォークダンス、小・中学生によるダンスや合唱もありました。
 また、テントでは地元の団体により山菜や手打そば、つきたてのお餅などが販売され、列ができるほどの盛況ぶりでした。

 A_3(芦安そばの会)

 その他、気になったのが「やまぶきツアー」です。
 これは芦安の史跡を30分ほどバスで巡るものでした。人気があり1日7回の運行便はすぐに予約でいっぱいになったそうです。
 このツアーの中にあった場所を1箇所ご紹介します。「大曽利の大堰堤」です。
 大正5年~15年に日本で初めてコンクリートを使用して造られた本格的な堰堤で、国の登録有形文化財になっています。
 大堰堤と新緑・・・とても美しい風景でした。

 A_4(堰堤)

 しかし、やまぶき祭とはいえ、会場付近にはやまぶきがまったく見られず・・・。
 地元の方は、今年は既に終わってしまって少し前ならきれいに咲いていたと話していました。
 が、やっと見つけました。

 A_5(やまぶきの花)

 綿花の種まき体験参加者募集
 「南アルプスコットン倶楽部」では、市と共同し綿花を栽培してクラフト商品づくりを行っています。 5月~6月は種まきの季節。綿花の種まきに興味のある方は是非参加をしてみてください。

 A_6(綿花)

 「南アルプスコットン倶楽部」は地元湯沢地区の人たちが中心となり活動している団体です。
 
詳しくは「南アルプスコットン倶楽部」まで

  

[南アルプス市秘書課]

【季節の便り】

桃源郷マラソンに7000人参加

 4月14日、第11回南アルプス桃源郷マラソン大会が開催されました。
 例年ならば桃の花が満開なのですが、今年は3月に暖かい陽気が続き桃やスモモの花は見られず、サクランボの花が咲いていました。
 サクランボの花は何色かご存知ですか?Photo_2
 サクランボは真っ赤な実を付けますが、花は白いのです。
 ランナーとサクランボの花を撮ってみました。
 今年も県内外から7000人訪れ、心地よい汗をかきながら市内を駆け抜けました。
 また、今年は南アルプス市が合併して10周年であり「ビックテンイヤー」として、さまざまなイベントで市内を盛り上げています。
 今年初めて開催したマラソンの前日祭では、ゲストランナーであるエリック・ワイナイナさん(シドニーオリンピック銀メダリスト)と湯田友美さん(世界クロカンなどで日本代表として活躍)によるトークショーやランニングクリニックが行われ、参加者は一緒に楽しんでいました。


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ランナーも楽しんだ小笠原流流鏑馬
 マラソン大会の午後には小笠原流流鏑馬(やぶさめ)が行われました。
 小笠原流流鏑馬は、源頼朝の弓馬礼法の師範である小笠原長清公より続くもので、250メートルの馬場を馬に乗って3ヶ所の的にめがけて矢を放ちます。Photo_12

 本市は、小笠原氏発祥の地であることから毎年開催しています。
 全国からマラソンに訪れた人たちも、美しく勇壮な流鏑馬の迫力に魅了されていました。

江戸時代の五月人形並ぶPhoto_14安藤家住宅
 もうすぐこどもの日。最近はこいのぼりを眼にしなくなったように感じます。
 この時期、市内の安藤家住宅では、江戸時代からの五月人形などが飾られています。
 安藤家住宅は約300年前の建物で国の重要文化財に指定されていて、江戸時代より火災に合うこともなく、昔のまま保存されています。


 お子さんと一緒に足をはこんでみてはいかがでしょうか?
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南アルプスに輝く夏 登山シーズン開幕
  南アルプス市といえば、富士山に次ぐ日本第二の高峰北岳があります。Photo_15

 いよいよ登山シーズン開幕です。
  6月29日(土)には南アルプス山脈の登山基地である広河原で、登山の安全祈願を行う開山祭が行われます。
 それに先駆け、今年も市観光協会ではトレッキングツアーを開催します。
 1時間程度で登ることができる初心者向けコースから1泊2日の上級者向けのツアーまで多くのコースが用意されています。
 ガイドさんも同行なので安心ですし、絶景ポイントや高山植物などレアな情報が聞けますよ。
 詳しくはコチラ(南アルプス市観光協会)

[南アルプス市秘書課]