過日、昭和町のイタリア料理店で「祝杯会」が開かれました。
作業が順調に進んでいるのを受けて、「お疲れ様&今後も頑張りましょう!」との思いを込めて企画されました。
クラブとしては1月のキックオフ会以来の会食です。日ごろ作業に汗を流しているメンバーが、おいしい料理とワインを楽しみ、決意を新たにしました。
席上、メンバー限定の名刺用シールが披露、配布されました。大きさは縦7ミリ、横4.5センチ。「ワイン作りに挑戦中 ヴィンヤード便り」とプリントされ、このブログのアドレスが入っています。山日YBSグループの名刺にこのシールがあれば、メンバーである証しになるそうです。
山梨の文化であるワインをより深く知るためにも、さらに頑張って情報発信していきたいと思います。
当日はテイスティングの勉強会も兼ねました。メーンのワインはもちろんメルロー、それもボルドー産です。
メルロー主体のワインは5本が卓上に並びました。サンテミリオン、ポムロール、ラランド・ド・ポムロール、コート・ド・カスティヨン(※)のワインで、写真はその一部です。サンテミリオンは、もっともいいAOC(原産地統制呼称ワイン)の「サンテミリオン・グランクリュ」でした。ブレンドされる銘柄が一般的ですが、メルロー100%や、メルロー100%で平均樹齢40年のものもありました。
いずれも複雑な味わいですが、メルローの品種の特徴を覚えるため、中心となる香りを整理してみました。一般的に「キノコ」「プラム」「ミント」「土っぽい香り」などと表現されています。
▽この日のワインリスト(メルロー関係)
「シャトー・ショーヴァン」(サンテミリオン、1999年)
「シャトー・マゼール」(ポムロール、2000年)
「シャトー・ランクロ」(ポムロール、1998年)
「シャトー・フルール・ド・ジャンケイ・リザーブ」(ラランド・ド・ポムロール、2002年)
「プピーユ」(コート・ド・カスティヨン、2004年)
※サンテミリオン、ポムロール、ラランド・ド・ポムロール、コート・ド・カスティヨン ボルドーの生産地区。いずれもジロンド川・ドルドーニュ川の「右岸エリア」に位置する。サンテミリオンの代表格に「オーゾンヌ」「シュヴァル・ブラン」、ポムロールに「ペトリュス」がある。
2008年05月09日|個別ページ