お正月が終わり、寒い冬の日々を過ごしながら心待ちにしていたのが十日市。
今年は二年ぶりに“生まれ変わった十日市”として開催されました。
甲西バイパスの工事をしていたころは、祭りが新しい道路によって東西に寸断されてしまうのでは、という心配の声を耳にしましたが、そうした心配をよそに、かなりの人出がありました。
ところが、二年ぶりの今年は-というと、ただ一言「すごい人!」でした。
これまでの十日市では、十日市場地区内は押すな、押すなの混雑ぶりだった一方で、バイパスを渡った瓦会館方面はあまり混雑していませんでした。
ところが今年は、歩道橋を歩くのにも制限がありました。
こんなに大勢の人が祭りを心待ちにしていたんだと思うとうれしくなってしまいました。
夫婦で、親子で、孫と、家族みんなで、友達と、一人で・・・楽しむスタイルはさまざまですが、たくさんの笑顔があふれていました。
念願だった臼(うす)や杵を求める人は、早々に品定めをして値段の交渉に入ります。
だるまを買わないと一年が始まらないとばかりに店を探す人も。
今年は近県からうまいものグルメの参加もありました。
天気にも恵まれ、春の訪れを実感した一日でした。
こんなところにも春の訪れを見つけました。
てんぷらにして食べたいですね。
【写真】ふきのとう
[南アルプス市秘書課]