南アルプス市でも被災者の受け入れを行っています
静岡県や東京都に続き、山梨県でも桜の開花宣言がありました。例年だと各地の開花状況に一喜一憂している季節ですが、今年は3月11日に発生した東日本大震災で想像を絶する大きな被害が生じたため、全国各地で桜のライトアップやイベントの自粛が相次いでいます。
本市でも、4月10日に予定していた全国規模の「南アルプス桃源郷マラソン大会」をはじめ、ゴールデンウィーク中の「甲州凧上げまつり」や「アヤメ・やぶさめフェスタ」が中止となりました。また6月の「フルーツ山麓フェスティバル」の自粛についても現在検討しています。
南アルプス市でも今回の地震の被災者や福島第1・第2原子力発電所の事故によって避難する方たちを対象に、市営住宅の空き部屋を無償で提供しています。3月末現在で、数組の家族が福島県から避難されていますが、ふるさとへの思いを残したまま、不慣れな土地での生活を始めた方たちを、市をあげて全力でサポートしてまいります。
また、民間からも受け入れ可能なアパート等を募集するなど、一人でも多くの方の力になりたいと、福祉、教育などのあらゆる関係者と協議や調整を行っています。
なお、入居等のご相談は、市役所福祉課(Tel 055-282-6197/Fax 055-282-6095)へお気軽にお問合せください。
多くの人たちが、「今、わたしたちにできること」について、真剣に考えています。
春の甲子園での選手宣誓に感動し、涙を流した人もいます。
心をひとつにし、力を合わせれば必ず復興できるはずです。
がんばれニッポン! 南アルプス市は、全ての被災者、関係者の皆さんにエールをおくります。
【左】 市民から寄せられた救援物資
【中央】 市役所に設置した義援金箱
【右】 混乱が続く3月19日、南アルプス市からの救援物資と一緒に、今沢市長が託した「お見舞いのメッセージ」を受け取る菊池健次郎多賀城市長(右側)
[南アルプス市役所 秘書課]