まだ寒い2月、市内のハウスの中で白い花を咲かせたサクランボの木。今、その花が実を付けて、まるで真紅に輝く宝石のように、きらきらと太陽の光を浴び輝いています。食べるのがもったいないと思うほど本当に真っ赤に熟れていた「高砂」という品種。一粒口に入れたら甘くて酸っぱくて、しっかりした肉質。「普通、高砂という品種の露地物は酸味が強いけど、このハウスのサクランボは甘みもはっきりしていて美味しいですよ」と、言うのはサクランボ暦40年のキャリアを持つ手塚さん。本当にサクランボを丁寧に育てているという感じが伝わってきました。
毎年、一番早くサクランボを出荷していて、今年は3月30日に初出荷を迎えたそうです。ハウスが一段落すると、今度はサクランボ狩りの観光が待っているようです。6月、南アルプス市はサクランボ観光で賑わいます。
【南アルプス市 広聴広報課】