2021年仕事始め
2月6日、2021年シーズンの仕事始めです。ことしも好天に恵まれ、剪定日和。この日の甲府の最高気温は17.1度(平年比7.4度高)で、3月下旬~4月上旬並みの春の陽気となりました。剪定作業は来週を含め2日間の予定でしたが、過去最多の総勢50人を投入して1日ですべての剪定を終えることができました。朝から富士山もくっきりと仰ぎ見ることができました。
コロナ禍での作業は、マスクを着用した上で、密にならないよう3班に分かれて行いました。休憩、昼食とも時間差を設けて班ごとに行動しました。まずは、先発隊が第3ワイヤで枝を切る粗剪定を行い、ベテラン組がその後、メルロー畑で短梢剪定をしていきました。
短梢剪定ですので、結果母枝から2芽を残して枝を切ります。その際、3芽目をつぶすように切ると萌芽しやすくなる犠牲芽剪定を基本とします。
続いて、シャルドネ畑です。こちらは長梢剪定です。このころには粗剪定組が一通り作業を終えて本剪定に合流。その前に中村一政農場長(山梨放送相談役、日本ネットワークサービス社長)からレクチャーがありました。
剪定を終えた枝にはトップジンMを塗布しました。
昼食休憩は、ビニールシートを敷いて富士山を見ながらお弁当をいただきました。何も言わなくても、向かい合って座らないのが今どきです。
食後はもうひと踏ん張り。さすがに50人いると作業は早いです。予定終了時間の14時を待たずに剪定枝集めまで終わりました。
畑には苦土石灰と水酸化マグネシウムがまいてありました。また、隣の畑の白梅が開花していました。
この日は誘引まで終え、シーズンを迎える準備が整いました。
2021年02月15日|個別ページ