今季はスパークリング生産に挑戦
ゴールデンウイーク初日の5月1日、シャルドネの芽かき作業をしました。主幹に一番近い芽を基にして結果母枝あたり10~12センチ間隔に4芽残していきます。当初は4月29日に作業を予定していましたが、日本ネットワークサービス(NNS)気象予報室の雨予報が出て、後ろ倒ししました。この日も曇りで午後からは雨の予報も出ていましたが、作業は順調に進み午前中で終了しました。
また、この日は中村一政農場長(NNS社長)から重大発表がありました。今シーズンのシャルドネからはスパークリングワインを造るとのことでした。中村農場長によると、委託醸造先のマンズワイン勝沼ワイナリーでシャルマ方式によって生産。タンクの容量が3トンのため、例年の1・5倍の収量が必要で、今季は厳密な収量制限は行わないということでした。スパークリングワインは早摘みする必要があるため、中村農場長は「今季はお盆ごろにシャルドネ、その後にメルローと2回収穫する必要があります」との説明がありました。
(2021年05月07日更新)