木枯らしが吹き、木々の色づいた葉は舞い落ち一気に冬の装いに変わりました。
軒先につるされた柿は鮮やかなオレンジ色から枯露柿へと色を濃くしてきました。あんぽ柿と枯露柿、どちらがお好きですか?その違いをご存知でしょうか?
柿の皮をむくのはどちらも一緒で、これを干します。干す期間が短く果肉がゼリー状態なのがあんぽ柿。
暖かい部屋で冷たくしたあんぽ柿の高級な食感を味わうのもぜいたくです。
あんぽ柿より干す期間が長く、柿の表面に白く粉をふき、果肉がほどよい堅さになってきてから食べるのが枯露柿。この枯露柿をてんぷらにして食べてもおいしいですよ。
自然食品ということもあって人気も高く、どちらも冬を代表する高級なお茶うけになっています。
先月10日から15日まで、オーストラリアのクィンビアン市を市長、議会代表、国際交流協会会長が訪問しました。
クィンビアン市は、シドニーで飛行機を乗り継ぎキャンベラまで1時間、キャンベラから車で10分ほどのところにあるまちです。旧八田村の当時に姉妹締結しており、20周年の節目の年を迎えるに当たって招待を受けました。一般訪問団として、クィンビアン市から来市した際にホストファミリーを務めていただける4家族から4人の市民も参加し、記念式典へ臨みました。
山梨に住み、周囲を山で囲まれている風景を見慣れていると、山がなく、果樹や野菜畑もなく、ただただ見えるのは牧場と草原…その空の広さには驚くばかりでした。家々はレンガの平屋作りで、庭の土の部分には芝生が広がっていました。
これからも文化の違いを学んだり、お互いの国や地域の良さを再確認するための交流がさらに広がっていくよう、両市長が確認し署名をしました。
訪問団が訪れた際には交流公園で必ず記念植樹をしており、時とともに大きく育っています。
オーストラリアも素晴らしいですが、四季折々の美しい景色と、それぞれの旬に楽しめる数々のおいしい食べ物…。日本、南アルプス市もすてきですね。
【写真】オーストラリア・クィンビアン市の風景と両市長による署名と植樹
12月9日は「かきまつり・まいもん朝市」が開催されます。
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[南アルプス市役所 秘書課]