台風が過ぎ去ってから10日。夜の涼しさは時に寒いと思うほどの日が続いています。そういえば心持ち日も短くなってきたようにも感じます。
このまま秋の訪れを迎えることになるのでしょうか。
7月28日、出荷の最盛期を迎えたすももの「貴陽」、白鳳系の桃、ぶどうのトップセールスで、東京・大田市場へ同行しました。南アルプス市の名前は市場関係者のみなさんご存じでしたが「長野県ですねー」という声ばかり。山梨県ですよ!北アルプス、中央アルプスとありますが、一番南で太陽たっぷりふりそそぐ山梨県の南アルプス市です。おいしい水と太陽、果樹栽培に適した大地で育ったフルーツがおいしいのは当然です。にもかかわらず、いかに当市の位置が知られていなかったことか…。店頭に並べていただけるようにと、サービスたっぷりに大きめにカットした貴陽・桃の試食をしていただきました。
「甘いねー」の声に思わず笑顔で応対。ぜひお買い求めください。
この日、大田市場へ向かう途中、東京タワーが見えました。このタワーを設計した市出身の内藤多仲博士と同い年の浮世絵版画家・名取春仙の作品を所蔵した美術館、市立春仙美術館が開館20周年を迎えています。
曇り空が続く毎日に、さわやかな山の一枚をお届けします。
[南アルプス市 秘書課]