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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

 南アルプス市ふるさとメールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプス市ホームページやLINEなどで、最新情報や観光情報などを随時発信していきます。

【季節の便り】

季節はずれの「ど根性キュウリ」

 前回、今年の紅葉は少し遅いようです-と紹介したばかりですが、なんと紅葉前線を追い抜き、初雪の便りが届きました。10月26日の夕方には東京、大阪で木枯らし一号も吹き荒れたということで、あっという間に秋を飛び越え、冬に突入なのでしょうか?今年は特に天候不順が気になりますね。
 そこで今回は季節はずれの話題を、久しぶりに「広報こぼればなし」として紹介します。

▼広報こぼれ話[2]

 数年前、全国各地で話題になった「ど根性○○」を覚えていますか?大根やトマトなど、いろいろの野菜が、アスファルトを突き破って元気に成長していた姿が、人々に感動を与えましたね。
 「ど根性キュウリ」については、南アルプス市寺部にお住まいの日野谷紀美子さんから10月18日に情報をいただいきました。

Malps101101_1 日野谷さんがキュウリに気がついたのは9月の初旬。道沿いに飾ってあるプランターや鉢植えの間から、ニョロニョロとキュウリの芽が伸びていたそうです。よく見ると下水道工事跡のアスファルトの隙間から生えて、とても健気に思えたそうです。特に今年の夏は暑かったので、水やりが大変だったそうで、最初はスポイトでかけていましたが、すぐに乾いてしまうため、いろいろ考えた結果、ペットボトルに小さな穴を開け、少しずつ水が出るように工夫しました。
 どうしてこんな場所からキュウリが生えたか、定かではありませんが、日野谷さんは猛暑のため、台所の食器洗いに使った水を打ち水代わりにまいていたそうです。多分その中に料理で使ったキュウリの種が混じっていたのかな?と言います。
 今では、大きく育ったのでサボテンの植木鉢に添え木を差して、キュウリが倒れないよう大事に育てています。時々、肥料も与えて、「大きくなあれ」と声をかけたりもするそうです。

Malps101101_2 そんな日野谷さんの楽しみは、自身が経営している美容室のお客さんに、このど根性キュウリを見てもらうことです。お客さんからは、「珍しいね。今度きっといいことがあるよ。」と言われ、「そうだね。自分のことよりも日本全体の景気が上向き、元気な日本になってもらいたい。」と夢と希望のあふれる会話を楽しむそうです。
 最後に、このキュウリは食べないで、地域の人たちにも楽しんでいただくために、観賞用として大切に育てるそうです。

 

[南アルプス市 秘書課]

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