夏休みも半ばを過ぎ、子どもたちも夏休みの宿題に追われる時期になりました。交通渋滞に見舞われながらも、お盆休みに帰省して、先祖の墓参りや父母の元気な顔を見て、安心された方も多いことと思います。
8月の前半、東京都をはじめ、全国で多くの高齢者が消息不明となっている実態がテレビや新聞で取り上げられていましたが、南アルプス市では、100歳以上の高齢者で、消息が分からない方は一人もいませんでした。ご安心ください。当市では100歳以上の方には、毎年民生委員さんと一緒に市長以下、市の幹部職員が訪問し、敬老祝い金(3万円)を直接お渡ししています。また、隣近所で組織している組(自治会)もしっかり機能して、近所に何か変わったことはないかと心を配り、見守り合っています。
また、「広報南アルプス」では、100歳の誕生日を迎えた方を訪問し、写真で紹介しています。7月も東條さとじさんを訪問しました。東條さんは、百人一首などの歌を詠むのが大好きで、自作の書を部屋に飾ったり、知人にプレゼントするのが楽しみとのこと。
ちなみに、当市の最高齢者は、8月1日現在で、104歳の女性です。男性の最高齢者は103歳の方で、100歳以上の方は33人います。このうち、男性は3人、残り30人は女性です。
先ごろ発表された平成21年の日本人の平均寿命では、男性が79.59歳、女性は86.44歳でした。日本の女性のたくましさを改めて認識した次第です。
さて、毎月15日恒例のイベント情報ですが、市内では9月中旬から10月はじめにかけ、小学校や保育所などの運動会が続くせいか、大きなイベントはありません。でも、おいしい果物にはこと欠きませんので、夏休み最後の思い出に、遊びに来てください。
[南アルプス市 秘書課]