7月に入り、沖縄は梅雨明けしたということですが、山梨はまだ、ジメジメ、ムシムシした日が続いています。みなさん体調管理には十分ご留意ください。
さて、今回は、盆地の蒸し暑さを避けるため、広報取材を兼ねて南アルプス開山祭に行ってきました。そこで「南アルプスは本格的な夏山シーズンを迎えました。」と声高々に宣言したいところですが、北岳山荘の管理人にお話を伺ったところ、北岳の中腹から頂上にかけては、例年よりも残雪が多く、アイゼンやピッケルなどの雪山装備が必要とのこと。また、登山道も所々荒れており、登山前に各山小屋への状況確認が必要とのことです。ちなみに富士山も今年は残雪が多いと聞いています。
なお、「キタダケソウ」の見ごろも今年は7月中旬だそうです。これから登山を計画している人は、登山情報を必ず確認して、安心安全な登山を心がけてください。そして、あなたの帰りを待っている人がいることを忘れずにいてください。時には引き帰す勇気も必要です!
▼広報こぼれ話(1)
ちょっぴりエコ自慢のおじいちゃん
いきなり、「広報こぼれ話」のコーナーを立ち上げましたが、これは取材はしたものの、いろいろな事情で広報紙に掲載できない話題を紹介します。また、このコーナーは担当者の気まぐれで始めますので、すぐに消滅するかも知れません。そのときは、訳は聞かずに笑ってお許しください。事前にお詫びしておきます。
さて、記念すべき第1回目に紹介するのは、本市大師地内にお住まいの萩原さん。80歳をこえるおじいちゃんですが、とてもお元気でエコな生活を夫婦二人で楽しんでいます。
エコに目覚めたのは会社を退職してからで、平成17年には自宅の屋根にソーラーパネルも取り付けました。また、風車を使った風力発電にも挑戦しようと調査研究しましたが、思いのほか騒音があるということで、近所への迷惑を考えて思いとどまりました。そこで、約2年をかけて水車による水力発電を研究。庭の池でステンレスの水車にモーターを使った超小型の水力発電装置を手作りしました。
ここで発電された電気を自宅内にある蓄電装置(バッテリー)に貯めて、夜間の居間の照明に使っています。ただし、従来の蛍光灯ではさすがに電力が足りず、LSD電球に替えたそうですが、明るさは十分確保できると満足そうでした。
【南アルプス市 秘書課】