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圃場データ

標高
350メートル
栽培
ヴィニュロンズクラブ
栽培品種 メルロー(約900本)
栽培面積
17アール
台木
5BB、3309、101-14
植樹
2008年3月22日
栽培品種 シャルドネ(約900本)
栽培面積
20アール
台木
101-14
クローン
95番、96番、277番
植樹
2012年6月16日
栽培品種  シャルドネ(約490本)
栽培面積
17アール
台木
101-14
植樹
2013年3月31日

ブログ担当 プロフィール

古畑昌利
山日YBSグループ勤務。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・エクセレンス、SAKE DIPLOMA。米国ワインエデュケーター協会認定ワインスペシャリスト(CSW)

お知らせ

2014年1月1日、ヴィンヤード便りのURLアドレスが変わります。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

https://sannichi.lekumo.biz/vineyard/

2015年7月

グリーンハーベスト

7月25日は作業日でした。午前6時30分から約30人が参加、メルローの房作りがメーンでした。グリーンハーベストとは、よいブドウを実らせるため、まだ粒の色がグリーンの時期に一部の房を摘んでしまうもので、摘房ともいいます。余分な房を落とすことで、より濃縮感のあるワイン造りにつなげます。

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木に残す房も摘果して約80グラムを目安に整えます。メルローに先立ち、18日にはシャルドネの摘房をしました。下の3枚組写真のうち、2枚目が摘房後のメルロー、3枚目がシャルドネ(山梨日日新聞社広告局の坂本秀二次長撮影)です。 

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このほか、草刈りや摘心・摘葉もしました。山梨は19日に梅雨明けしましたが、7月上旬の天候不順で若干ですが、うどんこ病も確認されました。作業日の25日、甲府の最高気温は35.7度の猛暑日(35度以上)。朝からどんどん気温が上がり、十分な水分補給を心掛けたものの、作業が終わる午前10時30分ごろは体力的に限界ギリギリの厳しい暑さでした。

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2015年07月27日|個別ページ

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ヴェレゾン(色づき)

7月18日あたりから、双葉農場でもヴェレゾンに入り始めました。写真はいずれも25日撮影です。ヴェレーゾン初期に水ストレスがかかることによって糖度上昇や着色などが進むという理論があり、大切な時期でもあります。

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ヴェレゾンを迎えたシャルドネ。粒が成熟し始め、果肉の軟化が始まります。これまでの硬く緑色をしていた粒が柔らかくなるとともに、薄い黄色へと変化していきます。

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メルローもヴェレゾンが進行しています。ブドウは粒ごとに色づき、その進行度合いはまちまちです。

2015年07月26日|個別ページ

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日照不足から一転、真夏日に

7月11日は作業日でした。山日YBSグループを中心に約30人が参加し、摘心、副梢の処理の見直し、根回りの草取り、畝際の草刈り(刈り払い機)を行いました。10日には甲府で8日ぶりに日照が観測され、この日の最高気温は34.6度と、30度を超える真夏日となりました。下の写真は、シャルドネ畑の今の様子です。

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ただし、長雨による日照不足の影響で、メルロー、シャルドネとも一部で、べと病などの病害も確認されました。症状がひどいものは房ごと切り落とし、農場外に持ち出しました。甲府地方気象台によると、今月1~8日の日照時間の合計は県内10観測地点で0.4~5.8時間にとどまり、平年値(27.4~38.8時間)の1~16%しかありませんでした。この間の甲府の日照時間は3.2時間。3~8日は0時間が続きました。

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シャルドネは、種が硬くなる「硬核期」に入っていました。種を切ってみると、「山」の字のマークが確認できました。

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作業は雨天のためにずれ込み、2週間ぶり。根回りは雑草が生い茂っていました。ただ、30人と参加者が多く、作業はスムーズに進みました。

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2015年07月13日|個別ページ

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