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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

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【市役所便り・イベント情報】

南アルプス市内5図書館職員のお薦め本、冊子に

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 南アルプス市立図書館は、市内5図書館がフェイスブックに投稿しているお薦めの本をまとめた冊子「おすすめ本」を作った。各図書館ごとに配布している。
 図書館はこれまで、イベントや季節の展示の様子を投稿。新型コロナウイルスの影響で一時閉館となり、自宅で過ごす市民に本選びの参考にしてもらおうと、4月から「おすすめの本を紹介します」と題して投稿している。
 各館の職員が毎日、日替わりで本を紹介。「奇跡のような感動の実話」「冒険に出たくなる本」などテーマを決めてお薦めの本を1冊挙げ、あらすじや本の魅力、特に注目してほしいポイントなどを書き込んでいる。
 冊子は投稿が計100件を超えたことから製作。A3サイズの紙を八つに折りたたんでいて「一般書」「児童書」の2種類がある。図書館ごとに投稿した内容に本の表紙の画像を添え、6冊ずつ紹介している。各30~50冊作った。
 図書館の担当者は「紹介している本は各館にあるので、自分のテーマに合った本があれば借りて読んでほしい」と話している。

(写真)南アルプス市立図書館が作った「おすすめ本」の冊子

【山梨日日新聞 9月18日掲載】

【ふるさとニュース】

シャインを静岡で販売、PR 南アルプス市観光協会

 南アルプス市観光協会は11、12の両日、静岡市の静岡伊勢丹で南アルプス市産シャインマスカットの販売会を開いた。
 山梨、静岡両県の農産物や海産物などを互いの県民が購入する「バイ・ふじのくに」の一環で、伊勢丹での販売会はサクランボ、桃に続いて第3弾。2日間でシャインマスカット600房などを販売した。11日は金丸一元市長がトップセールスをした。
 市の担当者は「静岡では山梨の果物があまり流通していない印象。新しいターゲットとして売り込みたい」と話した。

【山梨日日新聞 9月18日掲載】

【季節の便り】

秋の味覚

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 南アルプス市内は実りの秋を迎え、様々な種類のぶどうが味わえる季節になりました。なかでもシャインマスカットは人気が高く、本市のふるさと納税返礼品でも一番人気となっており、全国のふるさと納税受付サイトで人気ランキング1位になったこともあります。
 ぶどう狩り体験ができる農園もありますので、是非一度ご賞味ください。

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 詳しくは、こちら(南アルプス市観光協会ホームページ)をご覧ください。

お問い合せ
南アルプス市観光協会 TEL 055-284-4204

 

黄金色の景色

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 暑い日が続いた夏が過ぎ、今年も田んぼを通る心地良い風に、稲穂が揺れる季節になりました。南アルプス市内では黄金色に色づいた稲穂が首を垂れ、棚田では新米の収穫が始まりました。

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[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【連載 今、南アルプスが面白い】

徳島堰開削 350年

フルーツ王国・南アルプス市

 すももの収穫量山梨1位・全国1位、サクランボの収穫量山梨1位・全国7位、ぶどうの収穫量山梨4位・全国5位、モモの収穫量山梨4位・全国7位、キウイの収穫量山梨1位・全国17位、カキの収穫量山梨1位・全国23位、ウメの収穫量山梨1位・全国16位、、、などなど、これは南アルプス市の果樹の収穫量であり、まさに南アルプス市は果樹王国といえます(データは少し前のものです)。

 果樹栽培の主な舞台となる御勅使川扇状地は、現在の市域北部を流れる御勅使川が、山々を削り、運んだ土砂が長い年月をかけて堆積して造り出された、南北約10km、東西約7.5kmに及ぶ広大な土地です。御勅使川が運ぶ土砂 は砂礫(れき)が多く含まれているため、透水性が大きく、昭和四十年代にスプリンクラーが設置されるまで、月夜の弱い光でさえ日照りをおこすと言われた、国内でも有数の乾燥地帯でした。水害が多発する一方で、広大な範囲に御勅使川が運んだ砂礫が厚く堆積しているため、透水性が大きく、水を得ることが困難なのです。そのため、水の獲得は扇状地(原方)に暮らす人々にとっての再優先課題でした。こうした過酷な環境を切り開き、土地の特徴を生かした独特な文化を育みながら、現在の果樹栽培へと暮らしをつないできたのです。

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【写真】御勅使川扇状地周辺の地形

徳島堰 三五〇年

 これまでにも、その過酷な環境を乗り越えるべく扇状地に暮らす知恵やその変遷についてご紹介してきましたが、中でも大きな画期となったのが「徳島堰」の開削と言えるでしょう。完成して今年でちょうど350年を迎えましたので、南アルプス市ふるさと文化伝承館では350年を記念して、テーマ展示「開削350年 徳島堰」を開催しております。そのようなタイミングに合わせて、ふるさとメールでも何回かに渡って徳島堰についてご紹介していきます。今回はまずその概観から。

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【写真】テーマ展示「開削350年 徳島堰」のチラシ(表・裏)

 御勅使川は、その透水性から元々水量が少ない上に、夏になると上流部で水田に水を使うため、その水を扇状地全体に広く行き渡らせることはできません。そのため、徳島堰は、御勅使川ではなく、釡無川の上円井(韮崎市)から取水してい ます。 寛文五年(一六六五)、江戸深川の町人徳島兵左衛門が工事に着手し、二年後の寛文七年には曲輪田まで通水したと言われます。その距離約十七km。しかし、同じ年に起きた二度の大雨のため堰の大部分が 埋没したと言われます。これを機に兵左衛門は事業を断念し、この地を離れてしまいます。

 事業を引き継いだ甲府藩の甲府城代戸田周防守は、家臣の津田伝右衛門と有野村の矢崎又右衛門に堰の改修を命じました。矢崎又右衛門は私財を投じてこの復旧工事に取り組み、ちょうど今から三五〇年前の寛文十年(一六七〇)、ついに完成させ、翌年藩に引き渡されました。当時の文書からは、当初は「西郡新田堰」と記されていることがわかりますが、後に「徳島堰」と呼ばれるようになります。

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【写真】江戸時代の前期に建築されたとみられる矢崎家住宅(市指定文化財)

 堰が完成したことにより、堰にほど近い村では畑が水田に変わり、多くの村々で新たに水田が拓かれました。六科村や有野村などでは石高が増加し、飯野新田や曲輪田新田などの新しい村もできました。

 しかし、この堰ができても水田を営むまでの十分な水が供給できなかったのが原七郷(上八田、在家塚、西野、桃園、上今井、吉田(沢登・十五所も含む)、小笠原)と呼ばれる地域で、農業はおろか、飲み水にも困る生活をしていました。古くから地元でいわれてきた「原七郷はお月夜でも焼ける」の言葉は、月の弱い光でも乾燥してしまうほど水の乏しい土地ということを表しています。

 ただし、在家塚の一部では通水に成功して水田が営まれたり、その他の地域でも、徳島堰の水が溜池に通水されて貴重な生活用水として利用されたり、さらには、堰から地下へ浸み込んだ水が伏流水となって、御勅使川扇状地扇端部の村々の井戸水としての貴重な水源にもなったのです。


徳島堰が育んだ「暮らしの風景」

 このように、徳島堰は、直接的・間接的に扇状地に多大な恩恵をもたらしました。 それだけではありません。徳島堰は生活の一部でもありました。

 堰にほど近い地域では、夏は堰で泳ぎを覚え、冬はスケートを覚えたというお話も多く耳にします。また、お風呂の水として利用したり、洗い場(「つけえ場」)として利用したりと暮らしに欠かせない存在でした。この徳島堰を舞台に様々な「暮らしの風景」が生まれ、文化が育まれており、地域の方の記憶に刻まれているのです。

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【写真】今も残る「つけえ場」(韮崎市)

 ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村博士は韮崎市の出身である事は知られているところですが、ご生家は旭地区の徳島堰沿いにありました。現在、大村美術館がある付近です。博士はご自身の著書で、幼少期を振り返る記述の中で度々徳島堰について触れています。著書「人間の旬」では「泳ぐことについては、生家の近くを流れる徳島堰の急流で上級生に鍛えられていたので、静かで自然に体が浮く海での泳ぎは楽であった」とあったり、「ストックホルムへの廻り道」には、「夏の楽しみとしてよく、夕飯を済ませてからカンテラと銛を持って父のあとを追い、田んぼに水を引く堰のウナギを捕まえに行った。(中略)私の好奇心を大いにかきたててくれたものである」とあります。徳島堰での暮らしが博士のその後の研究に影響を及ぼしたかもしれないと考えると感慨深いものがあります。

 徳島堰は、石等で一部護岸されただけの素掘りの水路でしたので、様々な生物もおり、豊かな水辺の風景もありました。まさに大村博士の記憶の風景と同じでしょう。しかし素掘りの水路は水が浸透・漏水しやすい欠点もあり、扇状地の水不足を根本から解消するには至らず、水争いも戦後まで絶えませんでした。

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【写真】石積みの頃の徳島堰

 昭和41年(1966年)から、釡無川右岸の土地改良事業が着手され、徳島堰のコンクリート化が始まります。安定した水量を確保できるとともに、昭和49年にはその水を利用したスプリンクラーが扇状地全体に張り巡らされ、扇状地全体の灌漑(かんがい)化も一気に進むことになります。

 現在ではスプリンクラーを通じて散水された徳島堰の水が、サクランボやスモモ、モモ、ブドウといった南アルプス市を代表するフルーツを育んでいます。

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【写真】最初に設置されたスプリンクラーヘッド アメリカのレインバード社製のもので、昭和20年代から飯野地域で実験的に導入されている

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【写真】南アルプス市内の扇状地全体に張りめぐらされたスプリンクラーと畑管の配置図。赤い丸印がスプリンクラーの位置を示している

 350年前に先人たちの人力によって完成された徳島堰が、今の南アルプス市のフルーツ産業を支えています。言わば南アルプス市の血管のように市内各地に行き渡り、活力をもたらしている存在と言えるのです。

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【市役所便り・イベント情報】

せん孔病防除費助成 南アルプス市方針、3分の2負担

 南アルプス市は、市内で桃のせん孔細菌病が増えていることから、来年度以降のまん延を防ぐため、秋季の防除対策にかかる費用の一部を助成する方針を決めた。JA南アルプス市によると、せん孔細菌病と長雨の影響で、市内では本年度の出荷量は例年の半分程度に落ち込む見込みで、市の担当者は「産地を守るため、防除に協力してほしい」と話している。
 市によると、せん孔細菌病は枝が傷ついた部分などから菌が伝染する。昨年10月の台風19号の強風や雨の影響で、枝や葉が傷つき、拡散した菌に広く感染したとみられる。
 今年は多くの被害が確認され、長雨の影響もあって収穫量が大幅に落ち込んでいるという。JA南アルプス市によると、管内の桃の出荷量は例年は1700~1800トンあるが、今年は8月末時点で1000トンに達しておらず、半減する可能性があるという。
 助成は、市内の桃の全耕作面積335ヘクタールを対象とする。2回の防除にかかる費用の3分の2を市が負担する。市は9月定例市議会に提出した補正予算案に事業費1862万円を盛り込んだ。
 菌が伝染することから、市は市内全域での消毒作業へ協力が必要としている。市の担当者は「桃の産地を守るためには、地域ぐるみで抑え込む必要がある。市が支援をするので、防除に取り組んでほしい」と話している。

【山梨日日新聞 9月11日掲載

【ふるさとニュース】

芦安の将来語らい10年 住民サロン、コロナ越え継続

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 南アルプス市芦安地区の住民らは地区の課題解決策や将来について語り合う「芦安みらいサロン」を継続的に開いている。今年は新型コロナウイルス感染拡大で開けない時期が続いたが、9月に再開。地域おこし協力隊員と住民が、今後取り組みたいことを語り合った。

 市などによると、サロンは、芦安地区の人口減少対策について考える勉強会を母体に約10年前に始まった。5年ほど前からは地域の課題解決について話し合うサロンとして開き、3年前からは地域おこし協力隊が中心となって運営している。
 これまでに座談会や講演会などを開催。住民団体が地元の祇園祭に「ヤグラ」を復活させたことや、滝までの遊歩道を整備したことなどの活動を報告。開催したいイベントや将来について語り合い、活動への協力を呼び掛ける場にもなっている。
 本年度は、新型コロナウイルスの影響で開催を見送っていたが、8日に芦安交流促進センターで初回会合を開催。密を避けるために2日間で3回に分けて開催し、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」も活用した。
 地域住民ら約20人が参加。今年4月に協力隊員となった女性が自己紹介し、これまでの活動報告や今後3年間で取り組みたいことを語った。意見交換では、住民から「店など住民が気軽に集まれる地域に拠点がほしい」「地域に伝わる料理を食べたい人がいても売っている場所がないので、売れる場所があるといい」などの意見が出た。
 協力隊員は「一人の発言を皮切りに参考になる意見が次々に出た。地域のことを良くしたいという意識が伝わった。地域おこしに一緒に取り組んでいきたい」と話している。

(写真)活動について報告する地域おこし協力隊員=南アルプス・芦安交流促進センター

【山梨日日新聞 9月11日掲載】

【ふるさとニュース】

食べ歩きマップ刷新 南アルプス観光協、持ち運びやすく

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 南アルプス市観光協会は、市内の飲食店や菓子店を紹介するパンフレット「南アルプス市食べ歩きMAP」を改訂した。
 パンフレットは観光協会会員の店舗を紹介していて、改訂は約3年ぶり。サイズをこれまでのA3判を四つ折りにしたものから、四つ折りにすると縦22センチ、横11センチの小さいものに変更、かばんに入れて持ち運びやすくした。
 市内の19店を紹介。表面は店名と地図上に店の位置を示している。裏面では、各店の営業時間や定休日、連絡先のほか、お薦めのメニューを写真で紹介。QRコードを読み取ると、店の位置が地図に表示されるようにした。
 約3千部作って、道の駅しらねや各飲食店などで配布している。観光協会の担当者は「市内にたくさんの飲食店があることを知ってほしい。1店舗だけでなく食べ歩きをして、お気に入りの店を見つけてほしい」と話している。

(写真)南アルプス市観光協会が改訂した「南アルプス市食べ歩きMAP」

【山梨日日新聞 9月9日掲載】