落ち葉除去
落ち葉が舞う季節が到来しました。11月25日は、農場沿いの側溝に落ち葉がたまり、急きょ除去作業を行いました。12人が参加し、1時間の予定が30分で終了しました。
農場は落葉期。周囲も紅葉が進んでいます。
農場の駐車場付近でサフランの花を見つけました。少し癒されました。
2023年11月25日|個別ページ
落ち葉が舞う季節が到来しました。11月25日は、農場沿いの側溝に落ち葉がたまり、急きょ除去作業を行いました。12人が参加し、1時間の予定が30分で終了しました。
農場は落葉期。周囲も紅葉が進んでいます。
農場の駐車場付近でサフランの花を見つけました。少し癒されました。
2023年11月25日|個別ページ
9月16日、17日は、今シーズン最後の全体作業でした。「レインカット」のビニール屋根と防鳥ネットの片付け作業です。筆者は17日に参加したので、その様子をレポートします。この日は午前7時に集合しました。すでに防鳥ネットは片付けが終わっていて、シャルドネのビニール屋根の撤去をしました。ビニールはパッキンを外した後、乾かしてから、順次たたんで収納しました。今年はとりわけ暑いシーズンでした。
2023年09月17日|個別ページ
8月26日、今季の集大成である収穫を迎えました。当初メルローの収穫はシャルドネの後の予定でしたが、生育が早まったため前日に同時に収穫することになりました。メルロー、シャルドネの同時収穫は3年ぶり。シャルドネの収穫は昨年より8日、メルローは15日いずれも早く、収量はシャルドネが1670キロ(昨年比140キロ減)、メルローが820キロ(同110キロ減)でした。シャルドネはスティルワインとして、メルローはロゼで仕込みます。ロゼを造るのは初めてです。軽くスキンコンタクトした後にプレスする方法です。シャルドネはスパークリングワインを造る年でしたが、収穫量がマンズワインさんのタンクサイズに合わず急きょスティルに変更となりました。今季は、夏(6~8月)の甲府の平均気温が26・3度で1895年の観測開始以降、2番目の高さ。県内で同期間に発表された熱中症警戒アラートは21回で、運用開始以降最多となりました。酷暑を反映して生育が早く、夏の降水量も平年の約8割で推移したこともあり、健全果を得ることができました。
筆者が参加できなかったため、撮影は山梨文化会館の小林義徳部長、加賀美勇仁室長が担当。ヴィニュロンズクラブの古屋政司部長(山梨日日新聞社部長)によりますと、作業は午前5時半から開始し、約5時間で終了しました。古屋部長は「病果もなくスムーズに収穫できました。ただ、暑すぎたせいか、全体的には最良年には至っていない感触です」と話しました。
仕込み時の分析値は下記の通りです。
【シャルドネ】
比重 1.081
糖度 19.37%
pH 3.52
総酸 5.55g/l
【メルロー】
比重 1.079
糖度 18.83%
pH 3.68
総酸 4.70g/l
2023年08月26日|個別ページ
8月5日の作業は防鳥ネットのバインドでした。先週で終わらせる予定だった作業が残ってしまったためです。メルローもシャルドネもヴェレゾンが進んでいます。シャルドネは太陽光に当てると、種が透けて見えます。
べとが所々で見られました。今後の雨予想が気がかりです。
作業は当初、午前6時集合でしたが、参加人数が増えたため6時30分になりました。防鳥ネットのバインドはほどなく終わり、若い副梢に目立つ、べとの葉を取り除く作業などを追加でしました。作業は1時間ほどで終了しました。
帰り際に、いわゆる垣根のフルーツゾーンからはかけ離れた高い場所になるシャルドネの房を見つけました。ちょうどレインカットのビニールシートの下辺りです。
2023年08月05日|個別ページ
7月22、29日と作業に参加できなかったため、30日に畑へ行き、ヴェレゾンを確認しました。メルローとシャルドネです。
以下、山梨文化会館秘書室からのリポートです。
7月29日は収穫前の作業の山場、レインカットのビニール張りを行いました。
開始時は曇り空でしたが、だんだんと気温が上がり、厳しい暑さの中でのハードな作業となりました。
ビニール張り終了後は、先週やり残した防鳥ネットの下を留める作業を行いました。
幸い熱中症になる方も出ず、11時過ぎに終了しました。
2023年07月30日|個別ページ
7月15日の作業は、メルローの肩の切り落としでした。小雨が降る中ですが、うっすらと富士山を望むことができました。
肩を切り落とすと同時に、第2果房までの除葉もしました。結構な小房にします。
肩は果房によって、さまざまです。
作業は、ブドウ用ハサミを使って進めていきます。
小雨にも負けず、黙々と作業です。
青い果実にハサミを入れると、切った種に「山」の文字が確認できます。硬核期入りです。
枝代わりのような枝を見つけました。胴吹きの不定芽で赤みを帯びています。
専門家によると、枝代わりの可能性もあるが、単に過剰な光を処理しきれず、着色してエネルギーを逃がしているとのこと。赤いのは、波長域の光を反射して使っていないからだそうです。確かに、植物が緑色に見えるのは、光合成で吸収されない緑色の光だけを反射しているからと聞いたことがあります。後から出てきた弱い枝は水がよそに持っていかれて思うように引っ張れないので、蒸散の気化熱で熱を捨てきれていないとのことのようです。
2023年07月15日|個別ページ
山日YBSグループの野口英一代表(名誉ソムリエ)と山梨文化会館の中村一政相談役がこのほど、2022年双葉シャルドネのサンプルをテイスティングしました。2022年は、平均気温が高めに推移し、比較的順調に生育したヴィンテージでした。
日本ソムリエ協会認定ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)の野口代表は「香りがとても良い。(樹齢を重ね)シャルドネの成長を感じる。思った以上に良い出来で安心した」と評価。相性のいい料理としては、白身魚のムニエルやグリルのレモン添え、アーリオ・オーリオのようなソースのないパスタなどを挙げました。また、今回のテイスティングから、農場長の前島憲彦さん(山梨文化会館)がメンバーに加わりました。
公式コメントは次の通りにまとめました。「洋ナシや白桃、はちみつ、ナッツを思わせる香りが感じられ、香りのボリュームは中程度。味わいは全体的に柔らかな印象ながら、口当たりは滑らかで、果実味とさわやかな酸味のバランスが良く、シュール・リー由来のうま味も感じられる」
仕込みの担当は、マンズワイン勝沼ワイナリー取締役の宇佐美孝さん。テクニカルシートは下記の通りです。
発酵期間 樽発酵:10日間、タンク発酵30日間
⇒フリーランとプレスランに分け、別々に果汁を清澄化。フリーランはタンクで低温発酵、プレスランとフリーランは樽2本で発酵。発酵終了後、フリーランで樽2本を満量にして、残りのフリーランは滓ごとステンレスタンクで冷却して貯酒。
<サンプル分析値>
アルコール11.5%
pH 3.81
総酸 4.70g/L(酒石酸換算)
2023年07月04日|個別ページ
7月1日の作業は、シャルドネの摘心とメルローの尻切りでした。雨天決行で午前7時に集合でしたが、作業が終わる9時半ごろまで何とか降雨を免れることができました。
まずはシャルドネの摘心。ことし初めての摘心なので、ジャングル状態です。葉っぱが雨でぬれていて、摘心チームは全身びしょびしょになりながらの作業でした。
メルローの尻切りも並行して行われました。
房の先端から約2センチを切っていきました。
メルローの房は順調に肥大をしています。ことし、山梨県内では生食用のシャイン・マスカットで「黒とう病」が相次いでいるそうです。
休憩時間には新メンバーの紹介がありました。
このところの連続降雨でシャルドネは、一部にべと病が確認されました。
梅雨明けが待ち遠しいです!
2023年07月01日|個別ページ
6月17日は作業でした。この日の甲府の最高気温は33・4度と真夏日となりました。青空が広がり、畑から富士山がくっきり見えました。
新梢もぐいぐいと伸長しています。
シャルドネとメルローの果実は肥大が進んでいます。
作業は、先週からの続き、シャルドネの房周りの副梢除去を行いました。
シャルドネは、1枝に3房つける木もあり、3房目は切り落としました。
メルローの房周りの副梢除去も一部行いました。
2023年06月17日|個別ページ
気象庁が山梨を含む関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると、6月8日に発表しました。平年より1日、昨年より2日遅いとのことです。10日は梅雨入り後、初めての作業。誘引や房周りの副梢の除去をしました。
この時期、副梢もぐんぐん成長します。また、開花から進んで、幼果期に入りました。作業では花カス取りも併せて行いました。
午前7時に集合。前日の雨で朝から蒸し暑い1日となりました。副梢はポキポキと折れるので、気持ちがいいものです。
シャルドネ畑1枚分を終え、予定より1時間オーバーの午前10時に作業が終わりました。
2023年06月10日|個別ページ
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