巻きひげ除去
1日は、巻きひげ除去の作業でした。この日は甲府で21.1度まで気温が上がり、今年最高を記録しました。
午前9時から開始巻きひげをワイヤの1カ所に集めて切り落としていきました。2時間ほどで作業を終えました。
富士山がくっきりと望めました。
2025年03月01日|個別ページ
1日は、巻きひげ除去の作業でした。この日は甲府で21.1度まで気温が上がり、今年最高を記録しました。
午前9時から開始巻きひげをワイヤの1カ所に集めて切り落としていきました。2時間ほどで作業を終えました。
富士山がくっきりと望めました。
2025年03月01日|個別ページ
8日の作業は、シャルドネの区画で残った剪定の続きです。甲府は7日夜に降雪があり、畑はうっすらと雪が残っていました。
この日の朝の甲府の最低気温は氷点下1.9度まで下がり、冷え込む中での作業となりました。
事前に中村一政・名誉農場長が3列分を終わらせていただいたとのことです。午前8時半からの作業は1時間半で終わりました。今回は寒さなどでポイント加算があるとのこと(^^)v
冬の大切な作業が終了し、次回は3月までないそうです。
2025年02月08日|個別ページ
2月1日、引き続き作業は剪定です。メルロは前回終わったので、シャルドネの続きからです。この日も剪定日和となりました。
まず、韮崎市穂坂町のブドウ農家である保坂耕さんから剪定のレクチャーを受けました。続いて2人1組分かれて作業に入りました。シャルドネは長梢剪定です。
最初の休憩時、中村一政・名誉農場長から豚汁の差し入れがありました。この時季恒例となりましたが、畑でいただく豚汁は格別で、皆さん思わず笑顔になりました。
腹ごしらえをした後は作業再開。枝の切り口にはトップジンを塗りました。
剪定のBefore & Afterです。
そうこうしているうちに予定時間の正午になりました。剪定枝を片付けてこの日は作業終了です。
シャルドネはもう少し作業が残りました。
2025年02月01日|個別ページ
1月25日、2025年シーズンの仕事始めとなりました。この日は朝から暖かく、晴れて剪定日和となりました。畑一面に落ち葉が広がっていました。
まずメルローの短梢剪定から始めました。初心者は、中村一政名誉農場長(山梨文化会館相談役)からのレクチャーを受けながらの作業です。短梢剪定は、樹勢を強くする剪定方法です。
剪定のbefore & afterです。
休憩タイムは、温かいコーヒーやみそ汁などで一息つきました。野口英一オーナー(山日YBSグループ代表)からは、パンとチョコレートの差し入れがありました。ありがとうございます。新入部員の紹介もあり、新聞メディア企画局の坂本尚己さんが新たにメンバーに加わりました。
剪定はシャルドネの一部まで進み、残りは後日となりました。
2025年01月25日|個別ページ
12月16日、甲府・YAMANASHI BUNKA KAIKAN 1966で今シーズンのヴィニュロンズクラブ納会が開かれました。冒頭、同クラブ部長である山梨日日新聞社の古屋政司・地域プロモーション部部長が「猛暑日、熱帯夜の日数を見ても非常に暑い1年でした。1年間お疲れさまでした」と開会の言葉を述べました。
山日YBSグループの野口英一代表(日本ソムリエ協会ソムリエ・ドヌール)は「昨シーズン初めて造ったロゼは出来がいいです。今日は、(シャルドネやメルローで)こういう方向を目指そうというワインも用意しました。皆さんの1年間のご協力に感謝します。来年も愛情と努力を惜しまずに注いでいきましょう」とあいさつし、乾杯しました。乾杯酒は、双葉スパークリングでした。
納会では、恒例の今季1年を振り返る自主制作ビデオ「作業日誌」(約13分)を上映。続いて筆者が2024ビンテージの振り返り、温暖化とワインについてレクチャーした後、マンズワイン勝沼ワイナリー醸造責任者の宇佐美孝様からのコメントを代読して紹介しました。宇佐美様は、非常に暑く栽培管理の難しい年だったとした上で、「シャルドネは良い状態に仕上がっていると思います。メルローは適度な酸と滑らかな口当たりで、主張しないものの食事に合わせやすいワインになっているように思います」と報告。新入部員の紹介も行われました。
豪華景品が当たるお楽しみ抽選会があり、会場を盛り上げました。ワインは、野口代表はじめグループ役員からご提供いただきました。双葉メルロー2022年、双葉シャルドネ2023年、双葉ロゼ2023年も並びました。最後は、前島憲彦農場長(山梨文化会館)が来シーズンに向けてあいさつした後、名誉農場長である山梨文化会館の中村一政相談役による一本締めで、お開きとなりました。
1年間、お疲れ様でした。来年がビッグビンテージになりますように。
2024年12月16日|個別ページ
9月14、15日は、今季最後の全体作業でした。「レインカット」のビニール屋根と防鳥ネットの片付け作業です。すでにメルロの防鳥ネットは片付けが終わっていて、まずはメルロのビニール屋根の撤去をしました。14日は約20人が参加しました。
ビニールはパッキンを外した後、雨水がたまっているところはぬれているので、干して乾かしました。次にシャルドネ畑に移り、防鳥ネットを撤去。続いて同じくレインカットのパッキンを外した後、ビニールを天日干ししました。
防鳥ネットの回収には、ことしも自作の秘密兵器「マキトール」が大活躍しました。しかし、今年は9月になっても猛烈な残暑。この日の甲府の最高気温は34.6度と、猛暑日近くまで上がりました。こまめに水分補給しながらの作業になりました。最後にメルロのビニールをたたんで収納、とりあえずこの日の作業はここまでとなりました。昼近いこのころには強い日差しが照り付けていました。
翌15日は約10人が参加、前日から干したままにしてあったシャルドネのビニールをたたんで収納しました。
今季の作業、お疲れ様でした。
※写真はいずれも14日の作業の様子です
2024年09月14日|個別ページ
9月7日、メルロの収穫でした。収量は約790キロ。委託醸造先のマンズワインによりますと、今季もロゼを造ります。シャルドネ収穫の際にも書きましたが、今季は、甲府の猛暑日が観測史上最多日数に上るなど、記録的な猛暑。梅雨入りは遅く、梅雨の期間が短い年でした。猛烈な暑さは9月になっても衰えず、夜間の温度もなかなか下がりませんでした。昼夜の温度差が小さいことから、糖度は20度を超えられず、酸抜けも高温で促進されたように思います。収穫して感じたのは、「赤熟れ」と呼ぶ着色不良が若干目立った点です。また、降水量の多さから、玉張りがパンパンという印象を持ちました。生理的な要因が多い年で、病害はあまり見られませんでしたが、小動物などの食害が目立ちました。ロゼなのでそれなりのブドウが採れたと思いますが、欲を言えばもう少し酸が欲しかったです。あとは、ワインの仕上がりに期待します!
仕込み時の分析値は下記の通りです。
比重 1.082
糖度 19.64%
pH 3.71
総酸 3.56g/l
作業には30人ほどが参加し、バインド線外しからスタート。2時間半ほどで収穫は終わり、その後メルロの防鳥ネットを片付けました。
この日の甲府は34.9度まで気温が上がりました。
さて、残すところは、来週の今季最後の作業、片付けだけになりました。
2024年09月07日|個別ページ
8月25日、シャルドネの収穫でした。収量は約2,000キロ。今年は当初、シャルドネからスパークリングを造る計画でした。収量を確保するため房づくりを大きめにするなどしましたが、結局、耐圧タンクの最低収量2,500キロを上回ることができず、スティルへ急きょ変更となりました。今季は、甲府の猛暑日が観測史上最多日数に上るなど、記録的な猛暑となりました。また、梅雨入りが遅く、梅雨の期間が短い年でもありました。シャルドネは一部で、うどんこ病が確認されましたが、除去と消毒で即座に対処し健全果を得ることができました。糖度は、スパークリング用として酸度を重視したため早摘みとなり、18度超でした。同じく記録的な猛暑となった昨年が「最良年」の評価だったのを考えると、ビンテージとしては「良年」寄りと言えそうです。猛暑のため酸抜けが懸念されるところですが、結果的に早摘みしたことで酸は良い数値で収穫することができ、仕上がりが楽しみです。
仕込み時の分析値は下記の通りです。
比重 1.077
糖度 18.29%
pH 3.50
総酸 5.30g/l
作業には40人ほどが参加し、バインド線外しから始め、スケジュール通り3時間で終わりました。収穫作業中は若干、小雨が降る時もありましたが、何とか持ちこたえてくれ、むしろ猛暑を免れることができました。
シャルドネは一粒口に入れてみましたが、十分な甘さを感じました。作業を終え、集合写真。お疲れさまでした!
メルロの収穫は9月に入ってからになります。
2024年08月25日|個別ページ
7月27日、メルロはヴェレゾン入りが確認できました。20日から猛暑日が続いていて、高温によりブドウの色づきがやや遅れている印象です。
この日の作業は防鳥ネットのバインドでした。先週で終わらせる予定だった作業が残ってしまったためです。ただ、バインド線が足りず、朝から買い出しにいく事態となりました。また、先週は酷暑の中、少人数で昼過ぎまで作業したことから、作業のポイント付与が大幅にアップされるとの話がありました。
6時からの作業でしたが、2時間もかからず終了となりました。
中村名誉農場長から、今週もスイカの差し入れがありました。先週は松本産、今週は新潟産だそうです。ごちそうさまでした(__)
基本的には収穫まで全体作業はないそうです。
2024年07月27日|個別ページ
7月20日は収穫前の作業の山場、レインカットのビニール張りを行いました。当初、レインカット設置は1週間後の予定でしたが、降雨の可能性もあるとして緊急的に前倒しされました。18日に梅雨明けして初めての作業。この日の甲府は37・1度まで気温が上昇し、熱中症警戒アラートが発令する中、酷暑の中で昼過ぎまで作業が続きました。
メルロ、シャルドネともヴェレゾンはまだのようです。
この日は午前5時に先発隊が畑に入り、摘心などを行い、6時から全体作業になりました。約30人が参加し、3班に分かれてビニール張りをしました。
スイカの差し入れがありました。午前中からぐんぐん気温が上がり、水分補給などが欠かせない作業になりました。
筆者は熱中症一歩手前となり、やむなく離脱。その後は防鳥ネット張りの作業が続きましたが、撮影はNNSの相山局長にお願いしました。本当に、お疲れさまでした!
2024年07月20日|個別ページ
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