2024年シーズン納会
12月16日、甲府・YAMANASHI BUNKA KAIKAN 1966で今シーズンのヴィニュロンズクラブ納会が開かれました。冒頭、同クラブ部長である山梨日日新聞社の古屋政司・地域プロモーション部部長が「猛暑日、熱帯夜の日数を見ても非常に暑い1年でした。1年間お疲れさまでした」と開会の言葉を述べました。
山日YBSグループの野口英一代表(日本ソムリエ協会ソムリエ・ドヌール)は「昨シーズン初めて造ったロゼは出来がいいです。今日は、(シャルドネやメルローで)こういう方向を目指そうというワインも用意しました。皆さんの1年間のご協力に感謝します。来年も愛情と努力を惜しまずに注いでいきましょう」とあいさつし、乾杯しました。乾杯酒は、双葉スパークリングでした。
納会では、恒例の今季1年を振り返る自主制作ビデオ「作業日誌」(約13分)を上映。続いて筆者が2024ビンテージの振り返り、温暖化とワインについてレクチャーした後、マンズワイン勝沼ワイナリー醸造責任者の宇佐美孝様からのコメントを代読して紹介しました。宇佐美様は、非常に暑く栽培管理の難しい年だったとした上で、「シャルドネは良い状態に仕上がっていると思います。メルローは適度な酸と滑らかな口当たりで、主張しないものの食事に合わせやすいワインになっているように思います」と報告。新入部員の紹介も行われました。
豪華景品が当たるお楽しみ抽選会があり、会場を盛り上げました。ワインは、野口代表はじめグループ役員からご提供いただきました。双葉メルロー2022年、双葉シャルドネ2023年、双葉ロゼ2023年も並びました。最後は、前島憲彦農場長(山梨文化会館)が来シーズンに向けてあいさつした後、名誉農場長である山梨文化会館の中村一政相談役による一本締めで、お開きとなりました。
1年間、お疲れ様でした。来年がビッグビンテージになりますように。
(2024年12月16日更新)