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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

 南アルプス市ふるさとメールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプス市ホームページやLINEなどで、最新情報や観光情報などを随時発信していきます。

2014年7月

【季節の便り】

南アルプス林道が通行止め

 夏山シーズンとなりました。

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 ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプスへ、皆様に訪れていただけることを楽しみにしていたのですが、現在、南アルプス林道は夜叉神ゲートから広河原間で土砂崩落があったため通行止めとなっています。
 残念なことにまだ、崩落の危険性があり復旧の見通しが立っていません。
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 広河原までの交通手段は、山梨県早川町の奈良田からまたは、長野県伊那市から入っていただくことになります。
 いずれも交通規制がありますので詳しくは、以下をクリックしてご覧ください。
 一刻も早く復旧してほしいものです。

道路交通情報はこちら
○山梨県 林道通行規制情報

○山梨交通 山岳路線

○伊那市 林道バス

<夜叉神ゲート~広河原間の通行止めに関するお問い合わせ先>
 山梨県中北林務環境事務所治山林道課
 (TEL 0551-23-3864)

<奈良田~広河原間のお問い合わせ先>
 山梨交通㈱
 (TEL 055-223-0821)

<長野県側のルートのお問い合わせ先>
 伊那市南アルプス林道管理室
 (TEL 0265-98-2821)

 

櫛形山のアヤメが咲いています

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 鹿の食害に遭っていた櫛形山のアヤメですが、食害防止ネットの設置によりアヤメが咲き出しました。7月下旬まで見られます。

 

 

 [南アルプス市役所 秘書課]

 

【連載 今、南アルプスが面白い】

平安時代の信仰(4)
―山懐の秘仏2―

A01 【写真】菩薩形坐像(穂見神社)
A02_2【写真】穂見神社 
A03【写真】穂見神社本殿(県指定文化財)

A04 【写真】ノミ痕がわずかに残る頸部

A05【写真】ノミ痕がわずかに残る脚部

A06_2 【写真】像底に残る後世の銘文「穂見神社 三体明神 源義光」

 今回ご紹介するお像は、高尾の穂見神社の本殿奥深くに納められています。神社ですので、仏像の形をした神様の像というのが正しいのかもしれません。穂見神社については、2011年11月15日号2011年12月15日号などで詳しく紹介しています。
 全体を虫害により著しく損傷しているため、尊名は判別できず単に「菩薩形坐像」とお呼びしていますが、その構造や彫り方から11世紀頃の造立と推定されています。

 秘仏とされながらも数十年に一度など、折を見て開帳されてきた仏像などとは異なり、神像は本来的に我々の前に現れることはありません。したがって、このお像の保存状態が悪いのは、決して疎かにされてきたからではなく、拝見することもはばかられるほど、畏れ敬われてきたということなのでしょう。それほど大切にされてきたのです。
 現在県の指定文化財となっている穂見神社の本殿は、今から約50年前の寛文5年(1665)に再建されたものですが、おそらくそれ以降ほとんど人目にふれることは無かったのではないでしょうか。

 痛々しいお姿ですが、しかし所々にのこる浅く鋭いノミ跡が往時の像容をわずかに教えてくれています。現在のままでも、信仰の対象としての価値はいささかも劣るものではありませんが、もし本来の像容が損なわれていなければ、山梨県の仏教美術史上の大きな財産となったことでしょう。

 なお像底には「穂見神社 三体明神 源義光」銘があります。源義光(新羅三郎義光)は一般に甲斐源氏の祖とされる平安時代の武将ですが、近年の研究では実際に甲斐国守に補任された可能性は低いとされ、この銘文も後世のものと考えられます。

 しかし穂見神社は、江戸時代の地誌『甲斐国志』には「三躰王子大福王子・大寿命王子・大智徳王子ヲ配祀ス俗ニ文殊ト称ス」とあり、少なくとも近世においては、本神社の信仰の中心は文殊菩薩の化身としての三躰王子とされてきたことが分かります。虫損により本像が何の尊像として造られたのかは明らかにできませんが、本像の宝冠を戴き、膝上に印を結ぶお姿は文殊菩薩の姿とは異なります。こうした姿で最も多いのは胎蔵界の大日如来ですが、しかしいつの頃からか文殊として信仰され、当社のご神体として本殿深く祀られてきたのでしょう。

※本像は、信仰の対象として大切に守られています。一般に公開されているものではありません。写真は文化財調査実施に際し、神社様のご厚意により特別に撮影させていただいたものです。

 

 

 

 

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

フルーツトライアスロン開催

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 第2回トライアスロンが開催されます。特徴は、本市の採れたてフルーツが食べられ、お土産としてもらえたりすること。種目は、一般と小学生、未就学児があります。

開 催 日13日(日)
募集締切り]7月6日(日)
 締切り間近となっています。詳しくはトライアスロンLUMINAまで

 

「南アルプスWAKAMONO大学」開講中

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 地元に対して、「もっとこうしたら楽しいかな?」「こんなことをしてみたら、もっと良いかも?」というような思いを持つ若者が集い、その想いの実現に向けて学ぶ講座が開講しました。
 セッション(対話)やワークショップを通じて、地域課題の共有からアイデア、合意形成、実行に至るためのノウハウを学びます。これは、市の「協働のまちづくり事業」の一環として行われるもので、仲間づくりやまちづくり事業の起こし方について学んでいきます。
 毎月1回、全10回の講座で6月から開講しました。参加者は、さまざまな職種や団体、NPOなどの市民と市の若手職員です。共に学ぶことで地域課題に対する共通理解や民間との連携も期待されます。
 これからの南アルプスを担う若者たちを応援しています。

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詳しくは、市民活動センターだより「373」をご覧ください

 

 

 [南アルプス市役所 秘書課]