梅雨らしい日々が続いていましたが、今日は雨も上がり棚田の稲もいきいきと眩しいほどにきれいな色をしています。
まだ、梅雨は明けていませんが6月29日(土)には、南アルプス山脈の登山基地広河原で「南アルプス開山祭」が行われました。
これは、登山の安全を願って行われるもので、山つたを切るセレモニーとともに開山となります。
広河原は、白根三山、仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳などへの玄関口となっていて、シーズンに入ると大勢の登山客で賑わいます。
広河原に通じる南アルプス林道は、マイカー規制のため一般車両の通行はできませんが、芦安地区の無料駐車場から路線バスまたはタクシーを利用して入ることができます。
また、この日は県境の北沢峠で、伊那市(長野県)と本市の合同で「長衛祭」の開催や、新築されたばかりの長衛小屋のオープンなど、たくさんのイベントがありました。
長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)は、標高1,980メートルの地点にあり、小屋の前にはきれいな沢が流れています。
小屋にはシャワールームや登山装備の乾燥室などが完備されており、小屋の南側には100張りものキャンプ指定地があります。
今年も仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳への多くの登山客に利用されることでしょう。
北沢峠には、車両を乗り継いで行くことができるので、登山をされない方も一度訪れてみてください。
特に夏の涼しさは、下界の暑さを忘れてしまうほどです。
また、北沢峠には11月初旬まで入ることができるので、早めの紅葉を楽しむこともできます。
広河原、北沢峠へのアクセスはコチラ
南アルプスでトライアスロン
本市のビックテンイヤーイベントについては、以前からお伝えしていますが、その中のビックイベントであるトライアスロン大会が 6月29日と30日に行われました。
雄大な自然と旬のフルーツを堪能しながら楽しむトライアスロン、南伊奈ヶ湖でのスイムでスタートしたこの大会には約200人の選手が参加しました。
信仰と伝説に彩られた山里を歩く
南アルプス山脈の登山基地として広河原をご紹介しましたが、広河原は本市の最も西にある芦安地区になります。
この芦安地区の伝統や歴史、昔話をイラストで紹介したマップ「遺跡で散歩」を市の文化財課が発行しました。
夜叉神峠の由来となった夜叉神の神や、日本三大あだ討ちにも数えられる「曽我物語」のヒロイン虎御前の伝説などさまざまな伝説をイラストで掲載しています。
これは、市内を楽しみながら歩くためのウォーキングマップで、文化財課ではテーマごとに発行しています。今回のテーマは「伝説・昔話」でVol.7になります。
マップは、文化財課、市役所各窓口、図書館で無料配布しています。
富士山が世界文化遺産に
国民の念願でありました、富士山が世界文化遺産に登録されました。
富士山には、国民それぞれが愛着と誇りをもっているものと思います。その思いをより多くの人と共有しようと、富士山を取り巻く周辺の市町村では広報7月号の表紙を富士山で飾ることとしました。
[賛同自治体]
甲府市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、笛吹市、上野原市、中央市、市川三郷町、早川町、身延町、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、富士吉田市、北杜市、昭和町静岡県三島市、富士宮市、富士市、神奈川県南足柄市、湯河原町、松田町、中井町、大井町、舞鶴町、箱根町、南アルプス市
[南アルプス市役所 秘書課]