いつまで続くのか-とうんざりするような暑い日が続いています。関東近県で取水制限というニュースを聞き、水不足も心配されます。
幸い御勅使川扇状地の上にある南アルプス市の果樹園では、かんがい用水の事業で整備されたスプリンクラーが、乾いた畑に十分な水をまいています。この地で育った果物は甘くてジューシーで、サクランボからブドウ、柿、キウイと多くのファンがいます。
県民の森伊奈ヶ湖には合併前の櫛形町の時代から白鳥がいました。その白鳥の世話を担当しているのが櫛形西小学校の子どもたちです。子どもたちは白鳥に与えようと、地域の協力を得て籾(もみ)や白菜などを集めていますが、ここ数年、白鳥は1羽だけになっていました。こうしたなか「さみしそうなのでなんとかしてあげたい」という子どもたちの願いがかない、山中湖から西小学校に2羽の白鳥が届きました。
白鳥は「白丸」「白姫」と名付けられ、子どもたちの手で伊奈ヶ湖に放されました。
湖面を優雅に泳ぐ白鳥を見守る顔は、みんな笑顔でした。
【写真】櫛形西小学校の子どもたちと「白丸」「白姫」と名付けられ白鳥
市長が市政について語る「市政説明会」が9月上旬からスタートし、11月上旬まで26会場で開催されます。合併10年を迎えるにあたり、公共施設の再配置計画や財政の状況、国の地域活性化総合特区の指定を受けたこと、農林業の六次化による「元気なまち」づくりへの市民の協力を呼び掛けるなど、市政全般について語っています。また、合併特例債が5年延長されたことを受け、新庁舎建設の検討を始めることについても説明をしています。
[南アルプス市秘書課]