サクランボ狩りが始まっています。サクランボの葉は、モモやスモモの葉より大きく、たくさんついています。畑に近づくと、真っ赤に色づいたサクランボが葉っぱで見え隠れしていて、赤と緑のクリスマスカラーの色合いがとてもかわいいです。
山あいからはじまった田植えは、だんだん盆地へと下りてきて、市内の田植えは終盤を迎えています。
田植えを待って草むらの中へそっと卵を生み、ひなを育ててきた「ケリ」。卵の存在に気づかなかったころは、そばを通ると鳴く姿に親しみを感じていたのですが、頭上から襲ってくるかのような飛び方には怖さを感じました。畑に立つ姿は、足が長く、きりっとしていて、海鳥かと思うくらいです。
代作りとともに巣を追われた親子はどうするのか、ちょっと気がかりでしたが、毎朝、大きな鳴き声が聞こえています。2週間ほど前はスズメほどのひなたちでしたが、巣立ったのでしょうか、最近は親なのか子なのか、ちょっと区別がつきません。
市のみどり自然課職員も写真をとっていたので、添えられた文もいっしょにお届けします。ご覧ください。
お田植えの進む南アルプス山麓。
小さな休耕田でケリの夫婦が子育てをしていました。
土の色と同化したちいちゃなヒナを見つけるのに
少々時間がかかりましたが、元気なヒナたちがウロチョロ。
カルガモやスズメ、ムクドリを蹴散らし
我が子を見守るケリの親。
そんな親鳥ににらまれてしまいました・・・。
[南アルプス市秘書課]