芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

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 こちらをご覧ください。

【山岳館便り】

ありがとうチロル学園

Ncm_0197  芦安地区の山村留学施設「南アルプス芦安チロル学園」が閉園しました。1994年の開園以来、19年間で207名の子どもたちがこの学園で生活を共にし、巣立っていきました。地元の行事に積極的に参加し、芦安地区を盛り上げてくれた子どもたち。登山では、笑顔あり涙あり、友を思う優しさありと、本当にステキな姿を見せてくれました。

 この日は、地域の方や小中学校の先生方、卒園生など、多くの人たちが集まり、これまでの歩みを振り返りながら閉園を惜しみました。学園生も保護者も地域の方々も「ありがとう」「ありがとう」とお互いの感謝の気持ちを伝えあっていました。チロル学園が、この地域になくてはならない存在となっていたことを改めて実感した一日でした。

Ncm_0201  最後に、学園生と卒園生が協力して作詞作曲した歌を、保護者、スタッフと一緒に歌ってくれました。芦安とチロル学園への素直な思いがいっぱい詰まった、素晴らしい歌でした。チロル学園は閉園しましたが、芦安の地で過ごした日々を忘れず、それぞれの場所で力強く生きていってくれることを願っています。そして、いつかまたこの場所で…。

「REMEMBER」

 思い出す
 遅咲きの桜 咲いた春
 山で見つけたクマのつめあと
 友と冒険した森は ぼくが見つけた秘密基地

 思い出す
 汗かき登った坂道で
 「よってけし」やさしい笑顔に会えたこと

 忘れない
 冬の朝日に染まる山を
 ぶつかり悩んだあのとき
 助けてくれた君のこと

 忘れない
 競いのぼった あの柱
 笑顔あふれる あのホール

 全てが大事な宝物 REMEMBER 旅立とう
 ありがとう 芦安
 ありがとう チロル
 いつかまたこの場所で 会おう

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