芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

山岳関連ニュース

季節の便り

山梨県内のニュース

プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

南アルプスNet
 こちらをご覧ください。

【山岳館便り】

チロル学園、19年の活動に幕

20130327_023_2  本年度で閉園する南アルプス市芦安芦倉の山村留学施設「南アルプスチロル学園」(深沢秀学園長)の閉園式が26日、行われた。在園生や保護者、地域住民ら約50人が参加し、19年の歩みに別れを告げた。
 式では、深沢学園長が「閉園は残念だが、胸を張ってみんなで再会できるように頑張りましょう」とあいさつ。在園生を代表して岩崎未歩さんが「1年間の共同生活で家族や仲間の大切さを感じることができた。地元に戻っても芦安での経験を生かして努力していきたい」と感謝の気持ちや決意を述べた。
 式後、卒園生らも駆け付けて「感謝の会」が開かれた。在園生が南アルプスの登山や誕生日会、芦安地区のイベントに参加したときの思い出などをスライドショーで発表。在園生と卒園生が協力して作った歌なども披露された。
 同学園は、都会の小中学生の受け入れを目的に1994年に旧芦安村が開園。これまでに首都圏を中心に約200人を受け入れ、子どもたちが親元を離れて施設で寝泊まりしながら、芦安小・中に通学。地域との交流を深めてきた。しかし、入園者数の減少や厳しい財政状況などを踏まえ、市教委が留学生受け入れ制度の廃止を決めた。

(写真)スライドショーで思い出を紹介する在園生=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 3月27日掲載】

≪ 前の記事 | トップページ | 次の記事 ≫