南アルプス・芦安中(輿水哲男校長)の生徒でつくる「努力会」が、内閣府の「社会貢献青少年表彰」を受賞した。生徒が長年にわたり、人員の確保が困難な山間地で新聞配達に取り組んでいることが評価された。
芦安中では60年ほど前から、急斜面の山間地に点在する民家などに新聞を配達している。現在は、生徒12人が芦安地区内の地域ごとに担当を決めて、1日おきに交代で計85世帯に徒歩で配達している。生徒は週末も毎朝欠かさずに新聞配達に当たり、住民から感謝の言葉を掛けられることもあるという。
11月28日に東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた表彰式には、メンバーを代表して生徒会長の中丸えりかさん(15)が出席し、表彰状を受け取った。中丸さんは「今まで頑張ってきたかいがあった。後輩たちにはこれからも伝統を守り続けてほしい」と話している。輿水校長は「これまでの活動が評価されてうれしく思う」と話している。
社会貢献青少年表彰は、社会福祉活動などで地域社会への貢献度が高い個人や団体を表彰する制度。本年度は全国で13の個人・団体が選ばれ、県内では努力会が唯一の受賞となった。
(写真上)新聞配達をする芦安中の生徒(右)=南アルプス市芦安芦倉
(写真下)社会貢献青少年表彰を受賞した芦安中=南アルプス市芦安安通
【山梨日日新聞社 12月1日掲載】