南アルプス市ふるさとメールのお申し込みはこちら

南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプス市ホームページへ

プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

南アルプス市ふるさとメール閲覧ページのURLアドレスが変わりました。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

http://sannichi.lekumo.biz/minamialps/

2021年10月

【季節の便り】

ふるさと人物室第10回展示 「拓‐ひらく‐北村雄治」

A

 北海道に大農場を拓き北村という村名の祖となった鏡中条村(現南アルプス市)出身の北村雄治(1871‐1903)。雄治の弟で北村農場を発展させた黽(びん)、北村牧場を作り「空知ホルスタインの父」と呼ばれた謹(きん)。悪条件に敢然として挑み北村を築き上げた北村兄弟が遺した功績を、ぜひご覧ください。

会 期]令和4年3月13日(日)まで
場 所]櫛形生涯学習センター ふるさと人物室(南アルプス市小笠原1060-1)

詳しくは、こちら(南アルプス市立図書館ホームページ)をご覧ください。

お問い合せ
南アルプス市立図書館 TEL 055-280-3300

 

南アルプス市に紅葉の季節がやってきました

A_2

 10月に入り南アルプスの山々が赤く色づき始め、麓にも秋の気配が近づいています。市内の紅葉は10月から11月にかけて見頃を迎えますので、南アルプス市観光協会が作成した「紅葉見どころマップ」を片手に、市内の紅葉狩りに出かけてみませんか。

A_3 A_4

詳しくは、こちら(観光協会ホームページ)をご覧ください。

お問い合せ
南アルプス市観光協会 TEL 055-284-4204

[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【連載 今、南アルプスが面白い】

信州松本城と南アルプス市をつなぐ二つの物語

 神無月。今年の10月は30度を記録する夏のような日もありましたが、木々の葉は少しずつ淡朽葉(うすくちば)や黄丹(おうに)、柿色に染まり、ようやく秋の深まりを感じられるようになりました。コロナ感染が拡大する中、市内の小学校では修学旅行のコースを定番の鎌倉や東京から長野県へ変更する学校が多くなっています。今回のふるさとメールでは、信州を代表する名所、国宝松本城と南アルプス市とを結ぶ二つの物語についてご紹介します。

 

1.国宝松本城

 松本城は長野県松本盆地の複合扇状地上に造られた平城です。扇状地の扇端に造られたため、城下町を歩くとあちこちで湧水に出会うことができます。南アルプス市で場所を例えるなら、御勅使川扇状地扇端に立地し水が湧出する若草地区の加賀美付近でしょうか。その豊かな湧水は堀の水に利用され、常に清らかな水で満たされています。

A1

【写真】城下町で出会う湧水

A2

【写真】松本城堀の水

 松本城といえば白漆喰の白壁と黒漆が塗られた板、そして茶、灰色の濃淡で彩られた土台の石垣の織りなすコントラスト、借景となっている北アルプスの美しさに目を奪われます。全国でも天守が残る城は12しかありません。天守は一番高い大天守を始め、月見櫓(やぐら)など5棟の建物が組み合わさっており、文化財の最高峰国宝に指定されています。城好きな人々はもちろん、さまざまな人々を惹きつける著名な観光地となっています。さて、この松本城、南アルプス市といったいどんな関係があるのでしょうか。

A3

 

2.甲斐源氏と松本城

 松本城は戦国時代、小笠原氏が建てた深志城が始まりと言われています。小笠原氏は、南アルプス市加賀美に居を構えた加賀美遠光の次男、長清を祖とします。長清は原小笠原荘(南アルプス市小笠原)を所領としていました。治承・寿永の乱ではいち早く源頼朝に従い、鎌倉幕府を支える有力な御家人となっています。弓馬術に優れ、『武田系図』によれば、武田信光らとともに弓馬の四天王に数えられました。長清の子孫は弓馬故実の指導的立場となり、室町時代に小笠原流礼法が整えられました。また南北朝時代、小笠原氏は甲斐から信濃へ拠点を移し、信濃国守護となります。戦国時代、松本市周辺は小笠原氏の勢力下にありました。

A_2

【写真】遠光・長清父子像(開善寺蔵)加賀美遠光(上)と小笠原長清(下)

 その小笠原氏を攻め、深志城を手に入れたのが同じ甲斐源氏である武田家当主の晴信、後の信玄です。晴信は越後の上杉氏攻略の拠点としても深志城の整備を行ったと考えられています。武田家滅亡後、深志城は再び小笠原氏の貞慶(さだよし)が奪還します。そしてこの貞慶が深志を松本に改称しました。「松本」という地名にも甲斐源氏がかかわっていたのです。国宝となっている天守などの建造物は安土桃山時代、石川数正親子が整備したとされていますが、松本城の歴史の始まりは小笠原氏、武田氏など甲斐源氏が礎を築いたのです。

A4

【写真】松本城内各所に小笠原氏の家紋三階菱の灯篭が飾られている

 

3.太平洋戦争後の文化財保護の物語 八田山長谷寺と松本城をつなぐ人々

 江戸から明治へ時代が移ると松本城に危機が訪れます。城としての必要性が失われたため、民間へ売却され破却されることが決定しました。これを覆したのが地元の人々です。城を買い戻し、保存会を立ち上げ、募金を募り、荒廃した天守の修復事業が明治時代に行われました。
 昭和に入ると昭和5年(1930)には史跡指定をうけ、昭和11年国宝に指定されるなど、法的に文化財としての価値が認められます。太平洋戦争時、日本各地の城郭がアメリカ軍の空襲によって失われて行く中で、幸運にも松本城は戦火を免れました。
 太平洋戦争後荒廃した松本城の修復事業を進めたのは、奇しくも日本を占領した連合国最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)民間情報教育局(CIE)で、文化財保護や美術について行政指導を行なっていた美術記念物課のチャールズ・F・ギャラガーが松本城に昭和21年秋に訪れました(註1)。ギャラガーは太平洋戦争中に日本語を学び、戦後1946年に来日、アジア全般の芸術について学んでいたわけではありませんでしたが、「a quick learner(物覚えの早い人)」と呼ばれたように高い学習能力があったと考えられます。ギャラガーが戦後日本全国の文化財を視察し、修復事業の指導を行なっていたのです(註2)。
 昭和21年10月、ちょうど松本城視察の前後、ギャラガーは現南アルプス市榎原の八田山長谷寺を視察しています。長谷寺も当時国宝に指定されていましたが、戦前から荒廃し、戦中から地元の人々の熱意によって解体修理事業が計画されてきました。松本城に対し早急に修復するよう勧告したと同様に、長谷寺本堂にも早急な修理が勧告なされ、昭和22年度法隆寺と並び戦後初の国庫補助事業として本堂解体修理が認められました。この長谷寺本堂の調査や解体修理を監督したのが文部省技官の大岡實と乾兼松です。とりわけ大岡實は長谷寺と法隆寺の修復事業を監督するだけでなく、同時期に松本城の修復の調査も行なっています。長谷寺の小暮君易さん(故人)は大岡が長谷寺に宿泊した後、松本城や法隆寺へ向かい指導していたこの時の様子をはっきりと覚えておられました(註3)。

A_3 A_4

【写真】長谷寺本堂解体修理

A2

【写真】大岡實博士

 長谷寺本堂の解体修理が完成し行われた落慶式の昭和25年3月18日から約3ヶ月後の同年6月8日、松本城の修復工事の起工式が行われました。敗戦から復興を目指す中で行われた長谷寺と松本城の修復事業は戦後文化財保護の第一歩となりました。それが可能になったのは、文部省技官、GHQ、そして地域の人々の文化財への想いが結ばれたからでしょう。

 

 秋の深まりとともに南アルプス市甲斐源氏の祖である加賀美遠光の館跡、法善寺境内や長谷寺の木々も色づき始めています。北アルプスを背景にした信州松本の紅葉も見事です。コロナ禍終息後、二つの物語に想いを馳せながらそれぞれの地を旅してみてはいかがでしょうか。

A_6

【写真】八田山長谷寺

註1 国宝松本城のホームページ

註2 MONUMENTS MEN FUNDATION のホームページ(ブラウザChrome、Edgeで閲覧できます)

註3
今、南アルプスが面白い 2018年1月15日 (月)
文化財を守る地域の力~太平洋戦争と長谷寺本堂解体修理の物語~

今、南アルプスが面白い 2018年2月15日 (木)
文化財を守る地域の力~太平洋戦争と長谷寺本堂解体修理の物語その2~

南アルプス市広報 2016年1月号
昭和20年代長谷寺本堂解体修理と法隆寺金堂焼損~二つの国宝をめぐる物語~

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【ふるさとニュース】

甲斐犬キャラ、地域守る 南ア署と清月 まんじゅう作り配布

A202110151

 南アルプス署は、南アルプス市桃園の菓子製造販売「清月」と連携し、啓発活動に活用するチョコまんじゅうを作った。甲斐犬をイメージしたキャラクターが描かれ、「地域の安全は地域で守る!」などと呼び掛けている。
 チョコまんじゅうは、同社が市芦安地区が発祥とされる国の天然記念物「甲斐犬」の魅力をPRしようと、4月から販売している。ダークチョコとホワイトチョコの2種類で、甲斐犬の肉球をイメージした焼き印が入っている。
 署と連携して作ったチョコまんじゅうには、パッケージに警察官の制服を着用した甲斐犬をイメージしたキャラクター「岳」「空」が描かれている。「わん!チーム」と書かれ、地域の安全を協力して守っていく決意を示している。
 署は11日、全国地域安全運動(11~20日)に合わせて、南アルプス市十五所のザ・ビッグ櫛形店前で、防犯や交通事故防止を呼び掛ける啓発活動を実施。署員や市内の自主防犯ボランティア団体のメンバーなど20人が「電話詐欺に気をつけて」などと声を掛けながら、チョコまんじゅう300個を配布した。

(写真)南アルプス署と「清月」が作ったチョコまんじゅう

【山梨日日新聞 10月15日掲載】

【ふるさとニュース】

MTBで通学児童見守り 南ア署

A202110091

 南アルプス署は、南アルプス市内の団体と連携して、マウンテンバイク(MTB)を使った通学する小学生の見守り活動を始めた。警察がMTBを使って防犯パトロールをするのは県内で初めてという。
 協力したのは、2020年10月に署から「防犯活動団体」に委嘱され、山間部での事件・事故の防止や不法投棄の発見に協力してきた市内の一般社団法人「南アルプス山守人」。署はMTBをパトロールに活用すれば、自動車が入れない場所も見守りができるとして連携を呼び掛けた。
 4日は署員と法人メンバー計8人が同法人の用意したMTBに乗り、櫛形西小の通学路などをパトロール。児童に「気をつけて行ってらっしゃい」「今日も頑張って」などと声を掛けながら巡回し、不審者がいないかなどに気を配った。署は今後も不定期でMTBを使ったパトロールを実施していくという。

(写真)登校する児童に声を掛ける南アルプス署員と「南アルプス山守人」のメンバー=南アルプス市平岡

【山梨日日新聞 10月9日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

ふるさと納税復権模索、返礼品果実頼み脱却へ

A202110082

 南アルプス市が、ふるさと納税の増加に向けた取り組みを強化している。2019年度の総額は県内2位だったが、20年度は5位に低下。県内市町村で競争が激しい果実だけではなく、市の特色を生かした新しい返礼品の発掘を大学生らと模索するなどして、“復権”を狙っている。
 本年度は、返礼品に若い感性を取り入れるため、山梨学院大経営学部の学生との連携事業を開始。年間30回の授業の中で、学生約50人がフィールドワークや関係者への聞き取り調査を進め、新たな返礼品を考案、市に提案することになっている。7月の中間発表会では、市内で出土した人気の土偶「子宝の女神ラヴィ」のレプリカのほか、市のキャンプ場や温泉施設を巡る体験型返礼品などのアイデアが挙がり、担当者は「今後取り入れたいアイデアもあり、非常に参考になっている」と評価する。

(写真)ふるさと納税の新たな返礼品を南アルプス市に提案する大学生=甲府・山梨学院大

【山梨日日新聞 10月8日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

交通死亡事故ゼロ 350日連続で感謝状

A20211008

 県警は4日、350日間にわたって交通死亡事故が発生していないとして、南アルプス市に感謝状を贈った。
 南アルプス署によると、昨年10月12日に同市宮沢の国道52号で軽トラックと軽乗用車が衝突し、軽トラックの男性が死亡して以来、死亡事故が起きていない。今年9月28日に350日を達成し、6日現在も継続している。
 市役所で行われた贈呈式で、南アルプス署の今橋敦署長が金丸一元市長に感謝状を手渡した。金丸市長は「市内で交通安全活動を行う署や各種団体の努力のおかげ。市としても記録が長く続くようにしていきたい」と話した。

(写真)南アルプス署の今橋敦署長から感謝状を受け取る金丸一元市長=南アルプス市役所

【山梨日日新聞 10月8日掲載】

【山梨県内のニュース】

千歳あめの袋詰め作業が本格化

A202110061_2

 来月の七五三を前に、甲府・武田神社で千歳あめの袋詰め作業が本格化している=写真。
 5日はみこ2人が、中心に武田家の家紋「武田菱」が入っている千歳あめ3本ずつを、同神社のマスコットキャラクター「しんげんくん」があしらわれた袋に丁寧に詰めていた。七五三までに3千袋を用意するという。
 権禰宜は「今年は信玄公生誕500年の特別な年。信玄公にあやかり、強く優しい大人に育ってほしい」と話し、健やかな成長への願いも一緒に袋に詰め込んでいた。

【山梨日日新聞 10月6日掲載】

【山梨県内のニュース】

花火と鳥居焼き競演 ブドウ収穫祝い祭り

A202110031_2

 甲州市は2日、秋の収穫を祝う「かつぬまぶどうまつり」を開いた。恒例の「鳥居焼き」が柏尾山の斜面をともし、打ち上げ花火が夜空を彩った。
 市によると、新型コロナウイルスの感染拡大のため、イベントは2年連続で中止とし、神事や鳥居焼き、花火の打ち上げのみを行った。
 午後6時40分ごろ、勝沼中の男子生徒が火の付いたたいまつのリレーをスタート。午後7時に柏尾山の斜面で用意した護摩木に火を移すと、斜面に鳥居型が現れた。市内2カ所で花火が打ち上げられ、鳥居焼きとの競演も見られた。

(写真)夜空を彩る鳥居焼きと花火=甲州市勝沼町上岩崎

【山梨日日新聞 10月3日掲載】

【山梨県内のニュース】

「宇宙桜」の子桜を植樹

A202110022_3

 甲府市御岳町の金桜神社で1日、北杜市武川町山高にある山高神代桜の種から育った苗木が植えられた。
 甲府開府500年記念事業の一環で、苗木は2008年11月から国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」で約8カ月間保管された種から育った「宇宙桜」の子桜。1日に神事を行った後、参加者が苗木に土をかぶせた=写真。

【山梨日日新聞 10月2日掲載】

【ふるさとニュース】

美術館の疑問、パネルで解説 南ア市立美術館

A202110011

 南アルプス市立美術館は、美術館に関する疑問に答えるパネル展「美術館のなぜナゼ展???」を館内で開いている。
 子どもたちに美術館に関する知識や鑑賞のルールを知ってもらうため、16枚のパネルなどを展示。職員が考案した黒猫のキャラクター「シュンネコ」が解説役として、美術館の構造や美術品の収蔵場所を説明している。展示室を暗くする理由や作品に触れない理由など、来館者から尋ねられることが多い疑問にも答えている。
 展示品によって異なる照明の明るさを調べる体験コーナーもある。10日まで。担当者は「パネル展を通じて美術館のルールを守り、美術品を大切にする気持ちを育んでほしい」と話している。

(写真)美術館の知識やルールを解説するパネル展=南アルプス市立美術館

【山梨日日新聞 10月1日掲載】