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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2021年6月

【市役所便り・イベント情報】

埴原正直の業績を写真や書簡で紹介

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 南アルプス市野牛島の温泉宿泊施設「湧暇李の里 樹園」は、市出身の外交官埴原正直(1876~1934年)を紹介する企画展「駐米大使 埴原正直~排日移民法案阻止に努めた外交官~」を開いている。
 埴原は源村(現南アルプス市)出身。大学卒業後に外交官試験に合格、外務次官などを経て22年に駐米特命全権大使を務めた。シベリアの飢餓に苦しむポーランド人孤児の救済に奔走する一方で、日本人の移民を禁止する米国の「排日移民法」の阻止に努め、日米関係の改善に尽力した。
 企画展では埴原の生い立ちや、外交官時代の業績などをパネルで解説しているほか、西部高等小学校(現豊小)時代の成績表や、駐米特命全権大使に就任した際の写真などを展示している。弟の弓次郎が埴原に宛てた書簡なども並んでいる。
 展示は8月末までの予定で、午前10時~午後9時(木曜休館)。施設の担当者は「地元ゆかりの人物が偉業を成し遂げたことを多くの人に知ってほしい」と話している。

(写真)埴原正直の生涯や功績を紹介する企画展=南アルプス市野牛島

【山梨日日新聞 6月8日掲載】

【ふるさとニュース】

露地サクランボに舌鼓 県内、静岡から観光客

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 南アルプス市で今月から露地栽培のサクランボ狩りが始まって最初の週末を迎え、農園で赤く熟した実を味わう観光客の姿が見られた。
 同市上今諏訪の観光農園「フルーツバスケット・原」では6日、来園者が佐藤錦や紅秀峰などの木に手を伸ばして実を次々と摘み、初夏の味覚を楽しんだ。静岡県御殿場市から家族4人で訪れた児童は「甘くておいしい。おなかいっぱい食べられた」と笑顔を見せた。
 同農園は感染対策として、連絡先の記入や体温計測、食べるとき以外のマスク着用を呼び掛けている。地面に捨てることが多い種は、紙コップに入れて決められた場所に捨てるよう促している。
 同農園によると、9都道府県の緊急事態宣言延長と重なったことで都内の観光客が少なく、県内や静岡県からの来園者が目立つ。代表は「感染対策を施しているのでサクランボを楽しんでほしい」としている。
 市観光協会によると、市内の露地サクランボ狩りは20日ごろまで。問い合わせは市観光協会、電話055(284)4204。

(写真)マスクをしてサクランボを摘み取る来園者=南アルプス市上今諏訪

【山梨日日新聞 6月7日掲載】

【山梨県内のニュース】

初夏の盆地ホタル舞う 甲府・荒川

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 甲府市富士見2丁目の、荒川に注ぐ水路では、夕暮れからゲンジボタルが飛び交い川辺に淡い黄緑色の光跡を描いている。
 荒川左岸のサイクリングロードでは、散歩に訪れた人が足を止めて見入ったりカメラを向けたりして初夏の風物詩を楽しんでいた。

(写真)淡い光を明滅させながら川辺を舞うゲンジボタル(13秒露光)=甲府市富士見2丁目(1日撮影)

【山梨日日新聞 6月6日掲載】

【ふるさとニュース】

サクランボ狩りおうちで「体験」
南アの農園ビデオ会議活用

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 インターネットを活用して、自宅でサクランボ狩りを疑似体験できる「オンラインもぎ取り体験」が5日、南アルプス市のサクランボ農園で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大後の新たな農業ビジネスの普及を図るために開催した。
 5日は南アルプス市の「金丸文化農園」と「手塚果樹園」で開催。手塚果樹園では、東京都や神奈川県などから12組が参加した。
 県内の農業女性でつくるグループ「やまなし農業女子」のメンバーがビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通して、サクランボの品種の違い、見分け方などを説明。参加者は事前に農園から届けられた4品種のサクランボを食べ比べながら、チャット機能を使って会話を楽しんでいた。
 グループのメンバーで手塚果樹園の女性は「オンライン上で、お客さんの喜ぶ顔を見ることができてよかった」と感想を口にした。
 事業には県が補助金を交付する仕組み。県果樹・6次産業振興課の担当者は「農家と消費者のつながりを確保し、自宅で誰でも参加できる。県産果実を広く知ってもらう機会にしたい」と話した。

(写真)ビデオ会議システム「Zoom」を通して、サクランボの紹介をするやまなし農業女子のメンバー=南アルプス市下今諏訪

【山梨日日新聞 6月6日掲載】

【ふるさとニュース】

地方病撲滅に尽力した医師の生涯紹介 南アで講演会

 日本住血吸虫病(地方病)の撲滅に尽力した鏡中条村(現南アルプス市)出身の医師小野徹(1875~1971年)について学ぶ講演会が5月29日、南アルプス市櫛形生涯学習センターで開かれた。
 センターの市ふるさと人物室で開かれている小野を紹介する展示会(9月12日まで)の関連企画。昭和町西条新田の「町風土伝承館 杉浦医院」前館長が、小野の生涯を写真を交えながら説明。市が行った水路コンクリート化事業など、地方病との闘いの歴史を紹介した。

【山梨日日新聞 6月4日掲載】

【ふるさとニュース】

マウンテンバイク、コース整備し走行 親子体験会

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 南アルプス市内でマウンテンバイクコースの整備や地域貢献活動に取り組む南アルプスマウンテンバイク愛好会は5月23日、市内で親子を対象にしたマウンテンバイク体験会を開いた。
 市内外から親子連れなど約80人が参加。愛好会のメンバーとともに同市平岡の山林で、コースの整備を実施。スコップやつるはしで土を掘り、木の根を取り除くなどして路面を整え、170メートルのコース作りに取り組んだ。
 完成後、参加者は乗り方の指導を受けた後、自分たちが作ったコースを走った。家族3人で参加した南アルプス・櫛形西小2年生は「コースを作るのは大変だったけど、自分たちで作ったコースを走って楽しかった」と話した。

(写真)自らが作ったマウンテンバイクのコースを走る参加者=南アルプス市平岡

【山梨日日新聞 6月4日掲載】

【ふるさとニュース】

市産サクランボ車越しに 南ア商工会、祭り中止で企画

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 南アルプス市商工会は5月29日、同市徳永のハッピーパークで、市産サクランボのドライブスルー販売を始めた。新型コロナウイルスの影響で、恒例の「さくらんぼ祭り」が中止になったことを受け、昨年に引き続き企画した。
 購入希望者は事前にインターネットや電話で予約しておき、指定日に車で訪れる。初日は車が続々と訪れ、車内からサクランボを受け取っていた。甲斐市中下条の女性は「ドライブスルーで安心して購入できた。神奈川県に住む娘にも送りたい」と話していた。
 市商工会の担当者は「新型コロナで大変な状況にある農家を応援するとともに、多くの人に安心してサクランボを楽しんでもらいたい」と話している。
 価格は200グラム入りパック1個が千円(2パック以上購入の場合は1個900円)。なくなり次第終了する。受け渡しは6月13日まで。

(写真)車内からサクランボを受け取る購入者=南アルプス市徳永

【山梨日日新聞 6月4日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

南アルプスの自然学ぶ授業開始

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 南アルプス市は、市内すべての小学校で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されている南アルプスについて学ぶ授業を始めた。若い世代の理解を深め、長期にわたる保全につなげたい考え。
 市観光商工課によると、授業は本年度から市内の小学校15校の小学4~5年を対象に開始。5月28日は櫛形西小の5年生18人が、エコパ伊奈ケ湖に出向き、南アルプスの生物多様性について学ぶ授業を受けた。
 児童はビンゴカードを手に、班ごとに森の中を歩き、カードに描かれた虫や植物を探すゲームを楽しんだ。施設職員の指導を受けながら、生物の動きを観察するカメラの取り付けや鳥の鳴き声に似た音が出せるバードコール作りも体験した。
 児童は「見たことがない植物が見つけられて楽しかった。自然を大切にしたいと思った」と話した。
 市は来年度以降も授業を継続していく考え。学校や児童を対象にしたアンケートを踏まえ、授業内容などを改善していくという。市の担当者は「学習を通じて自分たちが暮らす地域に誇りを感じ、保全について考えるきっかけにしてほしい」と話している。

(写真)エコパ伊奈ケ湖周辺の森で自然観察をする櫛形西小の児童=南アルプス市上市之瀬

【山梨日日新聞 6月3日掲載】

【ふるさとニュース】

ジャガイモの勉強会 意見交換し、調理

 南アルプス市寺部の農園「クラインガルテン若草」で2日、ジャガイモの勉強会が開かれ、適切な栽培方法や調理方法を考えた。
 園芸研究家が主催。農園の関係者3人が赤色の「アンデスレッド」や紫色の「紫月」などの特徴について意見交換し、ジャガイモを調理した。
 勉強会の様子は県農業共済組合の広報誌で紹介する。園芸研究家は「彩り豊かな品種から好きな物を選んで栽培してみてほしい」と話し、彩り豊かな家庭菜園が県内に広がることを願っていた。


【山梨日日新聞 6月3日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

県内独自の「おかぶと」節句人形展 ふるさと伝承館

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 南アルプス市野牛島のふるさと文化伝承館は20日まで、県内独自の節句人形「おかぶと」を紹介する企画展「にしごおり『おかぶと』の世界」を開いている。
 同館によると、おかぶとは「かなかんぶつ」とも呼ばれ、江戸時代後期から明治時代中期に県内で流行した。武田信玄などの面に、よろいのひたたれをつなげた紙製の節句人形で、当時は縁側に飾って子どもの健やかな成長と厄除けを願ったという。
 会場には、市内の個人宅などで発見したおかぶと9点のほか、昭和30年代に作られた全長約5メートルのこいのぼりや武者のぼりが並ぶ。展示品は同館が市内を調査し、発見したものを集めた。
 館長は「おかぶとを飾る風習は失われてしまったが、企画展を通して県内独自の文化に関心を持ってほしい」と話している。午前9時半~午後4時半、木曜日休館。入場無料。

(写真)市民から寄贈されたおかぶとやこいのぼりが並ぶ企画展=南アルプス市野牛島

【山梨日日新聞 6月2日掲載】