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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2021年2月

【ふるさとニュース】

「十日市だるま」車越しに受け渡し

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 南アルプス市の若草まちおこし協同組合は10、11の両日、同市加賀美の若草瓦会館で、ネットで予約を受け付けた「甲州十日市だるま」をドライブスルーで受け渡す「だるま市」を開いている。
 「甲州十日市だるま」は、甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られる同市の「十日市祭典」の名物。本年度は、新型コロナウイルスの影響で祭典が中止となり、ネットでの予約販売を計画。予約を受け付け、祭典の開催予定日だった10、11日の2日間、感染予防のため、車のドライブスルーで受け渡すことにした。
 10日は開始から多くの人が車で訪れ、予約しただるまを受け取った。2日間で約600体を受け渡す予定で、会場で当日販売も行っている。
 だるまを製作する若草瓦会館の永利郁乃館長は「各地の祭りが中止になり、だるまを買いたいという問い合わせが多い。だるま市を開催でき、多くの人に来てもらえて良かった」と話している。

(写真)ネットで予約しただるまをドライブスルーで受け取る購入者=南アルプス市加賀美

【山梨日日新聞 2月11日掲載】

【ふるさとニュース】

冬の南アルプス観光、山学大生提案

 山梨学院大経営学部の学生が、南アルプス市の観光資源を生かしたツアープランを考案し、市の観光関係者に提案した。1月27日に市商工会館でプレゼンテーションが行われ、食・自然・体験をテーマとした伊奈ケ湖や中野地区の棚田などを巡る冬場のツアーを紹介した。
 市商工会は、2年前から中部横断自動車道の開通を見据え、市の観光資源を生かした長期滞在型の観光ルートを開発する事業に取り組んでいる。若者の意見を参考にしようと、事業に関わった同大の古屋亮教授のゼミの学生が、若者や学生をターゲットとしたツアーを考え、関係者に提案することにした。
 ツアープランは、ゼミ生12人が作成した。冬場の旅を想定して、昨年12月から南アルプス市を数回訪れ、体験施設や観光スポットを調査。移動時間やルートを考慮し、日帰りツアーを組み上げた。
 プレゼンテーションには、古屋教授と同学部3年生4人が出席。食・自然・体験を組み合わせることで地域資源の付加価値が高まるとし、伊奈ケ湖をスタートし、中野地区の棚田を巡り、県産食材を使う市内の食堂で食事をし、ジャムづくりの体験をするツアーを提案した。
 3年生は「自然や果物など、南アルプス市には他には負けない魅力がたくさんある。PRの仕方で観光客は増えると思う」と話した。市商工会の塩谷一郎専務理事は「今回は冬季だったが、果物の最盛期のツアーについて意見を聞いてみたい」と話していた。

【山梨日日新聞 2月11日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

「古今」「横沢」ひな人形ずらり 4月12日まで展示

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 南アルプス市西南湖の重要文化財・安藤家住宅で5日、江戸時代から近代までのひな人形を展示する「安藤家住宅ひなまつり」が始まった。
 市民らから提供されたひな人形約250体を展示。江戸時代後期以降に流行した古今雛や、戦中や戦後の豪華な御殿、物語の一場面を表現した説話人形などが並ぶ。
 このうち「横沢びな」は、かつて甲府市の旧横沢町にあったひな問屋や工房で、江戸末期から大正にかけて多く作られた甲州独自のひな人形。竹串を使って立っているものや、童子をかたどったものなど多彩な姿をしている。
 市教委の担当者は「近年はスペースの関係で人形を飾らない家も少なくないと思う。季節の行事でもあるので、多くの人に見てもらい、楽しんでほしい」と話している。
 展示は4月12日まで。午前9時~午後4時半。火曜日休館。入館料は大人300円、小中高生100円。問い合わせは安藤家住宅、電話055(284)4448。

(写真)約250体のひな人形を展示している「安藤家住宅ひなまつり」=南アルプス・西南湖

【山梨日日新聞 2月10日掲載】

【ふるさとニュース】

「十日市だるま」が市民の安全見守る

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 南アルプス署の窓口カウンターに、「勧善懲悪」の文字が書き入れられた「甲州十日市だるま」が飾られ、市民の安全、安心を見守っている=写真。
 だるまは、昨年1月に南アルプス市商工会業界団体連絡協議会が開いた講演会で秋山敦署長が管内の事件事故の発生状況などを講演した縁で贈られた。
 高さ約40センチの12号サイズ。1月29日に商工会の担当者から署に届けられ、署員が目を入れた後、護摩祈祷の様子を収めた写真とともに窓口カウンターに設置した。「勧善懲悪」の文字は、犯罪のない地域や新型コロナウイルスの収束を願って署が依頼した。
 秋山署長は「だるまの力を借りて平穏な管内を目指していく。犯罪に目を光らせて悪を断ちきれるよう、窓口で見守ってほしい」と話している。

【山梨日日新聞 2月10日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

凧上げまつり今年も中止に

 南アルプス市で毎年4月に開催される「甲州凧上げまつり」の実行委員会は、今年の開催を中止することを決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、中止は昨年に続いて2年連続。
 まつりは、毎年4月29日に釜無川三郡橋上流側の河川敷で開かれている。揚がり方を競う凧上部門と、デザインを競う絵柄部門で審査が行われる。
 実行委事務局によると、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、開催を中止する。関連して4月11日行う予定だった「凧作り教室」も中止する。

【山梨日日新聞 2月10日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

南アルプスの動植物紹介 エコパーク展

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 南アルプス市は、同市小笠原の南アルプス市立美術館市民ギャラリーで「南アルプスユネスコエコパーク展」を開いている。
 南アルプスが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されて6年が経過。市外の人にも広くエコパークを知ってもらおうと開催した。
 南アルプスが生息南限とされるライチョウの剥製や写真を展示。縦横約2.5メートルの北岳の姿を写したスクリーンもあり、豊かな自然環境を伝えている。市内の小中学生や高校生らが取り組んでいる自然保護活動もパネルで紹介している。
 14日まで開催(12日は休館)。午前9時半~午後5時。市民ギャラリーの入場は無料。

(写真)南アルプスエコパークについて紹介している展覧会=南アルプス市立美術館

【山梨日日新聞 2月9日掲載】

【山梨県内のニュース】

「落書きアート」披露、イベント40人参加

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 南アルプス市国際交流協会は6日、同市鮎沢の甲西農村環境改善センターで市民参加型のお絵かきイベント「落書きのその先」を開いた。
 アートを通して多文化共生について考えようと開催。親子連れなど40人が参加した。参加者にA4サイズのキャンバスを配布。当初は会場で自由に絵を描き、組み合わせて一つの絵に仕上げる予定だったが、新型コロナウイルス対策のため、後日、家で描いてから持ち寄る方式に変えた。
 この日は、「アーティスト・イン・レジデンス山梨(AIRY)」代表の坂本泉さんが甲府市内で行っている滞在型の芸術活動について説明。美術家の大方岳さんが、落書きアートのライブペイントを披露した。大方さんは「短い時間を設定して、感情のままに、考えるというフィルターを通さずに描いてほしい」などと呼び掛けた。

(写真)落書きアートのライブペイントを披露する大方岳さん=南アルプス・甲西農村環境改善センター

【山梨日日新聞 2月7日掲載】

【ふるさとニュース】

自然体験活動で芦安小が優秀賞

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 小中学生が参加する自然体験活動を表彰する「第19回トム・ソーヤースクール企画コンテスト」(安藤スポーツ・食文化振興財団主催)の学校部門で、南アルプス市の芦安小が優秀賞を受賞した。動物の食害や野山の荒廃を観察し、動物との共存を考える活動が評価された。
 学校部門は事前選考された全国50団体から受賞団体が選ばれた。優秀賞は、最高賞の文部科学大臣賞に次ぐ賞。
 同校は、シカの食害により学校周辺でほとんど見られなくなったヤマブキを復活させるため、地域住民と協力しながら苗を育成。環境省の職員から南アルプスでのシカの生態や食害を学び、夜叉神峠や櫛形山に登山をして、草花が食べられた様子を実際に観察するなどしてきた。
 表彰理由では「食害の実態を子どもたちが自分の目で観察して問題意識を持ち、ヤマブキを増やす取り組みを行うなど、子どもたち自身がプログラムを細かく掘り下げた」と評価された。
 石田史明校長は「地域の多くの人が熱心に協力してくれたおかげ。子どもたちも頑張り、いろいろな角度から勉強できた」と話している。
 市内では芦安中とNPO法人芦安ファンクラブも昨年、同賞を受賞している。

(写真)授業でシカの生態や食害などについて学ぶ児童=南アルプス・芦安小(昨年7月)

【山梨日日新聞 2月6日掲載】

【ふるさとニュース】

「十日市」歴史講座 市民ら10人が参加

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 南アルプス市教育委員会は2日、同市寺部の若草生涯学習センターで、同市の祭典「十日市」の歴史を学ぶ講座を開いた=写真。
 十日市は、同市十日市場地区で毎年2月10、11日に行われている伝統行事。甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られ、県道沿いに多くの店が並び、さまざまな物が売られることから「ないものは猫の卵と馬の角」と言われている。今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止が決まっている。
 「知っているようで知らない十日市の歴史」と題して同市教委の田中大輔さんが講演し、約10人が参加した。田中さんは、十日市場地区が御勅使扇状地の山側の畑の地域と平地の水田の地域の間にあり、人や物の交流が盛んだったことなどを解説。昔は旧暦の1月と7月の2回開かれていたことなどを紹介した。

【山梨日日新聞 2月5日掲載】

【市役所便り・イベント情報】

十日市だるま、市などに寄贈 南アルプス市商工会

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 南アルプス市商工会は1月29日、新型コロナウイルス感染早期収束の願いを込めた「甲州十日市だるま」を市などに寄贈した。
 だるまは、感染対策に従事する人たちの安全を祈願し、感謝の気持ちを示すため作った。高さ約40センチで「疫病退散」「勧善懲悪」などと書かれている。1月25日に同市加賀美の法善寺で護摩祈とうを行った後、市と南アルプス署、中北保健所の3カ所に贈った。
 市役所で寄贈式が行われ、商工会の新津正彦会長ら4人が出席。新津会長は「最前線で危険と向き合い、感染防止対策や経済活性化策に尽力していただき、感謝している」などと述べ、金丸一元市長にだるまを贈った。金丸市長は「市としてもうれしい贈り物。一番目立つ場所に飾り、多くの市民に見てもらいたい」と話していた。

(写真)金丸一元市長に甲州十日市だるまを贈った新津正彦会長(左)=南アルプス市役所

【山梨日日新聞 2月4日掲載】