南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!
山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。
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南アルプス市の芦安中央公民館(森本秀夫館長)は、同市芦安芦倉の芦安支所で、新型コロナウイルス収束への願いを込めたヨゲンノトリのメッセージカードを展示している。地域住民らが塗った色とりどりのカードが南アルプスの山々をバックに飾られていて、訪れた人を楽しませている。
展示は「芦安に集まれヨゲンノトリ!~南アルプス市で天空に一番近い北岳の麓へ」と題し、コロナ収束を願う地域の思いを形にしようと企画。市教委生涯学習課などと共同で地域住民や支所の利用者らから「ねがいごと」としてメッセージを募集し、約70点を集めた。
カードの表はヨゲンノトリをかたどった塗り絵になっていて、カードには「コロナがなくなりますように」「早くマスク着用せずに外を自由に歩けるように」など収束を願うメッセージが添えられている。
16日には公民館の役員や地域の有志らが展示作業をした。段ボールに絵の具で描いた南アルプスの山々や、折り紙で作った紅葉の葉などで装飾。糸と洗濯ばさみを使い、ヨゲンノトリが芦安地区を飛んでいるように表現した。
森本館長は「多くのイベントが中止されているので、地域の子どもや高齢者に楽しんでもらいたい。コロナが早く収束することを願っている」と話している。
(写真)新型コロナウイルスの収束を願うメッセージが添えられたカード=南アルプス・芦安支所
【山梨日日新聞 11月28日掲載】
南アルプス市立美術館は、演目ごとに役者絵を紹介する「絵で楽しむ歌舞伎の世界」を開催している。
同展では、名取春仙(同市出身)や山村耕花の版画と日本画を中心に40点以上の役者絵を展示。歌舞伎に親しみを持ってもらおうと「仮名手本忠臣蔵」や「義経千本桜」などの演目ごと、ストーリー解説や人物相関図などを交えて役者絵を紹介している。
また、10月31日にはハロウィーンにちなみ、自由な発想で和風の仮装をするワークショップも開催。事前に予約した9人が参加した。
メンバーは役者、音響、照明に分かれて準備。役者を選んだ参加者は、用意されていた着物や草履、和傘、ちょうちんなどと和風の端切れなどを組み合わせて仮装し、花道を歩いた。
南アルプス市の小学生は「和風の女の子らしい格好をイメージした。将来は服飾デザイナーになりたいので楽しかった」と話していた。
同展は12月20日までの午前9時半~午後5時(月曜日休館)。問い合わせは同美術館、電話055(282)6600。
(写真)演目ごとに役者絵を紹介する「絵で楽しむ歌舞伎の世界」=南アルプス市立美術館
【山梨日日新聞 11月27日掲載】
南アルプス市内で行われたアマチュアバンドによる「ライブin伊奈ケ湖」の実行委員会(保坂英夫委員長)は20日、ライブで集めた寄付金約3万円を市に寄付した。
実行委によると、ライブは10月25日に同市の伊奈ケ湖で行い、県内で活動するアマチュアバンド10組が出演。新型コロナウイルスに対応する医療従事者のために役立ててもらおうと、出演者や来場者から善意を募った。3万2448円が集まり、市に寄付することにした。
市役所で寄贈式が行われ、保坂委員長が金丸一元市長に目録を手渡した=写真。保坂委員長は「会場を訪れて募金してくれた人たちの気持ちの集合体。医療従事者に思いを伝えてもらいたい」と話した。
【山梨日日新聞 11月26日掲載】
JR甲府駅南口の街路樹などをイルミネーションで彩る「Fantasia Kofu(ファンタジア甲府)2020」(甲府商工会議所主催)が23日、始まった。
駅前にある5本の樹木に発光ダイオード(LED)の電球が取り付けられ白や金、ピンクに輝いているほか、7色に光るカラーライトが14本の街路樹を照らしている。
カラーライトは新型コロナウイルスの早期収束への願いと感染防止に貢献している人への敬意を表し、12月26日から1月9日まで青一色にライトアップされる予定。
点灯時間は午後5~10時で、期間は来年2月14日まで。
(写真)ライトアップされた街路樹を見上げる人=JR甲府駅南口
【山梨日日新聞 11月24日掲載】
南アルプス市教委と韮崎市教委などは21日、両市にまたがる徳島堰を巡る「まるごと体感 徳島堰ツアー」を行った。開削から350年を迎え、多くの人に歴史と魅力を知ってもらおうとツアーを企画した。
徳島堰は、韮崎市上円井から南アルプス市曲輪田新田まで約17キロ続く水路。釜無川から水を引くために1665年に開発に着手し、1670年に工事が完了した。
ツアーには約40人が参加し、韮崎市内の取水口や南アルプス市のスプリンクラーの調整池などを巡った。同市有野では、御勅使川の下に水路をくぐらせた際に河川敷にあった取水口を守るために作られたV字形の堤防「桝形堤防」を見学。市教委の担当者は「治水と利水のメッカだったといわれる。先祖の人が苦労したところを見てもらいたい」と呼び掛けた。
(写真)桝形堤防について説明する南アルプス市教委の担当者=南アルプス市有野
【山梨日日新聞 11月22日掲載】
全国で出土した縄文時代の土器や土偶などの人気投票「縄文ドキドキ総選挙」の結果が発表され、南アルプス市の土偶「子宝の女神ラヴィ」は2位だった。得票数は1844票で、1位となった長野県茅野市の国宝「縄文のビーナス」(棚畑遺跡)の2191票と347票差だった。3位には568票を獲得した韮崎市の「ミス石之坪」(石之坪遺跡)が入った。
ラヴィは南アルプス市の鋳物師屋遺跡で出土した円すいのような形をした土偶で、妊婦を表現しているとされる。同市野牛島のふるさと文化伝承館で展示している。総選挙では終盤まで「縄文のビーナス」と一騎打ちのトップ争いを演じていた。
4日の結果発表を受け、市教委の担当者は「最後まで国宝と競り合うことができた。ラヴィが多くの人に愛されていると感じることができ、さらに多くの人に知ってもらう機会になった」と話した。
【山梨日日新聞 11月21日掲載】
南アルプス市は、市役所前に核兵器廃絶平和都市宣言の新しいモニュメントを設置した。以前にもモニュメントがあり、庁舎改修の際に撤去したが、旧櫛形町の町長として宣言に携わり初代市長も務めた故石川豊氏の家族の寄付を活用して新しいモニュメントを作った。市は「初代市長の思いを後世に引き継いでいきたい」としている。
市によると「核兵器廃絶 平和都市宣言」は、旧櫛形町時代の1985年に石川氏が町長の時に行われ、恒久平和を願うシンボルとして庁舎前に鉄製のモニュメントを設置した。南アルプス市の初代市長就任後の2003年にも改めて「核兵器廃絶 平和都市」を宣言した。
モニュメントは老朽化したため、18年の市役所の庁舎改修の際に撤去。しかし昨年11月に石川氏が亡くなり、家族から市に寄付金が贈られたため、石川氏が生前、核兵器廃絶に力を入れていたことを踏まえ、再設置を決めた。
新しいモニュメントは高さ2・13メートル、幅1・15メートルのステンレス製。市役所の玄関近くに設置した。石川氏の名前を入れ、「南アルプス市民は地球上のあらゆるものの破滅を招く核兵器や地雷などすべての兵器をなくすこと、戦争をなくし平和な世界を築くことを希求し行動することを誓います」と記している。アヤメの花や鳥のライチョウなど18年に制定した市のシンボルも描かれている。
市の担当者は「来庁した市民に見てもらい、初代市長の思いを後世に引き継いでいきたい」と話している。
(写真)南アルプス市が設置した核兵器廃絶平和都市宣言のモニュメント=南アルプス市役所
【山梨日日新聞 11月19日掲載】
(写真)夜叉神の森 登山道入り口の紅葉(R2.11.5)
季節の移り替わるこの時期、例年であれば市内各地でイベントが行われていますが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、縮小や中止が相次いでいます。外出の際にマスクが欠かせず、元の生活には戻るにはまだ時間がかかりそうですが、感染対策をした中での外出も増え始めました。
11月に入り市内の山々は色づき、芦安地区や伊奈ヶ湖周辺、また市街地でも紅葉が見頃を迎えています。密集を避けつつ、秋の紅葉を楽しんではいかがでしょうか。
(写真)夜叉神峠から望む白根三山(R2.11.5)
(写真)南伊奈ヶ湖の紅葉(R2.11.1)
紅葉を楽しみながらマウンテンバイクの体験会
11月1日にエコパ伊奈ヶ湖でマウンテンバイクの体験会が開かれました。
このイベントは、紅葉を楽しみながら気軽にマウンテンバイクを楽しんでもらいたいと、南アルプスマウンテンバイク愛好会が開いたものです。参加者は、身長にあったマウンテンバイクを選び、ヘルメットをかぶって、森林科学館の前に設置されたコースを回っていました。
[南アルプス市役所 秘書課]
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