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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2019年2月

【市役所便り・イベント情報】

安心なまちづくりへ 南アルプス市と警察が推進会議

 南アルプス市と南アルプス署はこのほど、市役所東別館で市安全・安心まちづくり推進会議を開いた。
 金丸一元市長、西山雄三署長ら約20人が出席した。出席者によると、果樹の盗難や地域の見守り活動、児童虐待といった分野での連携強化に向け、意見交換を行ったという。今後も会議を開き具体的な取り組みを考えていく。
 市と署は昨年1月、防犯や防災、交通事故防止などで連携する包括協定を締結。会議は協定に基づき初めて開催した。

【山梨日日新聞 2月28日掲載】

【ふるさとニュース】

中部横断道山梨、静岡県境公開 運転助ける紫の光

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 中部横断自動車道富沢インターチェンジ(IC)-静岡・新清水ジャンクション(JCT)間の約21キロが3月10日に開通するのに合わせ、中日本高速道路は26日、山梨、静岡両県などの報道各社に同区間を公開した。同区間は3月10日午後4時半に開通する。両県が高速道路で結ばれるのは初めて。
 富沢ICから県境の樽峠トンネルを通過し、新清水JCTに至る区間は、約8割をトンネルと橋が占める。同社担当者は、静岡方面に向かうと急勾配が県境まで約5キロ続くなど道路構造を説明。静岡市の高山橋からは富士山が望めるという。
 南部町内の石合トンネル脇では大規模な地滑り対策工事を行い、樽峠トンネルと同町の森山トンネルには避難用トンネルを設置。現場の気象条件や緊急性などに合わせた安全対策についての説明もあった。

(写真)中部横断自動車道の山梨、静岡県境。トンネル内には漫然運転による事故を防ぐため壁面をスポット的に照らす、紫色の「アクセント照明」が設置されている

【山梨日日新聞 2月27日掲載】

【ふるさとニュース】

小学校卒業記念しバスケ大会を開催 南アルプスでアヤメ杯

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 櫛形バスケットボールクラブは24日、南アルプス・櫛形総合体育館で、小学生チームによる大会「第1回アヤメカップ」を開いた。
 6年生の卒業記念などとして初めて企画。山梨、長野の両県から6チームが出場し、総当たり戦で順位を競った。
 上位の結果は次の通り。

 ▽1位 イナ・イースト(長野)▽2位 櫛形(南アルプス)▽3位 増穂(富士川)
(写真)熱戦を繰り広げる選手たち=南アルプス・櫛形総合体育館

【山梨日日新聞 2月26日掲載】

【ふるさとニュース】

女性部メンバーが自家用みそ造り JA南アルプス市

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 JA南アルプス市女性部西野支部はこのほど、同JA西野共選所で、自家用のみその仕込み作業を行った=写真。
 支部メンバーら14人が参加。県内産の大豆約70キロを煮て軟らかくした後、塩やこうじを混ぜて容器に詰めた。半年以上寝かせると完成するという。
 同支部ではメンバーらの交流を目的に毎年、みその仕込み作業を行っている。支部長は「自分で造るみそは本当においしく、家族にも好評。完成が楽しみ」と話していた。

【山梨日日新聞 2月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

五輪旗、全市町村で展示 3月3~29日、山中湖皮切り

 2020年東京五輪・パラリンピックで、五輪旗とパラリンピック旗を披露する「フラッグツアー」の県内市町村の巡回スケジュールが22日、発表された。3月3日の山中湖村を皮切りに同29日の北杜市までの27日間、全市町村で展示。同15日は丹波山・丹波中で、シドニー五輪競泳女子代表の萩原智子さん=甲府市出身=が講師を務める関連イベントがある。

 ツアーは大会に向けた機運を高めようと、東京都や大会組織委員会などが主催。16年10月から都内や東日本大震災の被災地、競技会場の所在都市などを巡っている。南北の2ルートあり、山梨は北ルートの最終地。
 県オリンピック・パラリンピック推進室によると、「多くの県民が五輪に触れる機会にしたい」(担当者)として27市町村を巡回する。3月3日の山中湖村での歓迎行事後、各市町村の体育館や庁舎、道の駅などで五輪、パラ両方の旗を飾る。
 同15日は萩原さんが丹波山、小菅両村の小中学生に体験を語る。10日には甲府・山梨学院大古屋記念堂で、シドニーからリオまで5大会連続でパラリンピックに出場している鈴木徹選手=山梨市出身=らが参加するセレモニーを行う。
 18日に県立ろう学校、19日にやまびこ支援学校でも生徒たちにお披露目される。最終日の29日は東京都にフラッグを返還する式典を検討している。

【山梨日日新聞 2月23日掲載】

【ふるさとニュース】

北岳山荘 県が改修へ 南ア登山の拠点

 県は来年度、南アルプス・北岳山頂近くにある北岳山荘の改修に着手する方針を決めた。老朽化した屋根の張り替えや屋外にある浄化槽改修を行う予定で、期間は4年程度を見込んでいる。県観光資源課は「北岳山荘は南アルプス登山の重要拠点。登山者が安心して快適に利用できる施設にしたい」としている。

 同課によると、北岳山荘は1978年に開設。鉄骨2階建て(延べ床面積約540平方メートル)で、150人を収容する。建築家の黒川紀章氏が設計した。赤い屋根が特徴で、光を取り入れやすいように多くの窓が設置されている。老朽化に伴い屋根の雨漏りが確認されていることなどから改修を決めた。
 改修の主な内容は屋根(約280平方メートル)の張り替えのほか、屋外浄化槽の改修、非常階段の増設などを見込んでいる。県は2019年度の一般会計当初予算案に浄化槽改修に関する基本計画の策定費として1126万6千円を計上。20年度以降に建物と屋外浄化槽の改修の実施設計を策定し、改修工事を行う予定。
 北岳山荘は、北岳や間ノ岳などへの登山者が利用している。県から借り受けて施設を管理する南アルプス市によると、13~17年度の宿泊客は8千~9千人程度。本年度は台風や猛暑の影響もあり、6519人とやや下回った。
 同課は「北岳山荘の改修はおよそ10年ぶり。建築物としての特徴もあり、黒川氏のデザインを尊重しながら改修に取り組んでいきたい」としている。

【山梨日日新聞 2月20日掲載】

【ふるさとニュース】

あずさ、かいじ車内販売を縮小 3月16日から

 JR東日本は18日、中央線特急「あずさ」と「かいじ」の車内販売を縮小すると発表した。3月16日の春のダイヤ改正に合わせて、弁当や土産など5品目の販売を中止する。同社は「乗車前に購入する人が多いため」と説明している。
 車内販売を中止するのは、弁当や軽食(サンドイッチなど)、デザート、土産、雑貨の5品目。コーヒーやソフトドリンク(ペットボトル)、菓子、アルコール、つまみは販売を継続する。
 同社によると、あずさとかいじは全ての便で車内販売を実施。商品の中には地元企業から仕入れていたものもある。
 同社は車内販売の縮小について、「弁当や飲み物などは乗車前に購入する傾向にあり、車内販売の利用が減少しているため」と説明。停車駅には売店があることなども考慮し、あずさとかいじの上下線全60本で取扱商品の一部を見直すこととした。
 車内販売の見直しは、あずさとかいじのほか、新幹線の「はやぶさ(東京~新青森間)」や「つばさ」、在来線特急の「ひたち」などでも行う。はやぶさ(新青森~新函館北斗間)、やまびこ、踊り子などは3月15日をもって、車内販売の営業を終了するとしている。

あずさ、かいじの車内販売
※3月16日以降
【中止する品目】
・弁当
・サンドイッチ
・デザート
・土産
・雑貨
【継続する品目】
・ホットコーヒー
・ペットボトル
・菓子
・アルコール
・つまみ

【山梨日日新聞 2月19日掲載】

【季節の便り】

十日市祭が行われました

 毎年恒例の十日市。今年も杵や臼、甲州だるまを始め多くの露店が並び、大勢の人で賑わっていました。

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 十日市場にある安養寺では、ご開帳に合わせ多くの参拝者が訪れていました。市神地蔵尊は、文歴元年(1234年)旧1月10日紀州高野山の覚応上人が神のお告げにより尊像を刻み奉祀したと伝えられます。

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 この年の田植どき、馬が暴れて困っていると、どこからか童子が突然現れ農馬のくつわを取ると、馬は静まり田植え支度が難なくできたという。その時、地蔵尊の御足に泥がついていたことから、地蔵尊が童子に姿を変え、民の難を救ったと伝わり、それ以来、鼻採地蔵尊と称し毎年旧暦の1月10日を祭日とし今日に及んでいるそうです。

 

安藤家住宅のひなまつり

 築311年を迎える国重要文化財の旧家で、江戸から昭和までの雛人形約300体を展示します。主に明治期に製作され、人々に親しまれた山梨独自の雛人形“横沢びな”や“小笠原流礼法のひな飾り”も登場します。安藤家住宅ならではの雰囲気を、ぜひお楽しみください。

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開 催 日]2月7日(木)~4月8日(月) ※火曜日は休館日です。
開館時間]9時~16時30分 ※最終入館は16時です。
場  所]安藤家住宅(南アルプス市西南湖4302)
入 館 料]大人300円、小中高生100円
 
 詳しくは、こちら(南アルプス市ホームページ)をご覧ください。  
 
お問い合せ
南アルプス市文化財課 TEL:055-282-7269
または 安藤家住宅    TEL:055-284-4448

[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【連載 今、南アルプスが面白い】

小正月の風物詩 下市之瀬の獅子舞(下)

 前号で、今も小正月で舞われている下市之瀬の獅子舞(県指定無形民俗文化財)の様子をご紹介しました。この獅子舞は、現在南アルプス市内で舞われている獅子舞ではもっともその歴史を遡ることができ、今も活発に活動が行われています。また、その記録が良く残されているのが特徴で、今号ではその記録も紐解きながら、下市之瀬の獅子舞についてさらに詳しくみていきましょう。 


雌獅子

 下市之瀬の獅子舞は女獅子が特徴で、腰を落として着物がはさまるくらいに膝をつけて舞うのが基本と言われています。かつては膝に紙を挟んで狭い碁盤の板の上で動作の稽古をしたという話も伝わっています。その上で上体の振りを大きくして舞台いっぱいに舞うのが名人芸と言われています
 道祖神場やムラマワリなどで舞う基本的な舞として「幕の舞」と「梵天舞」さらに「梵天舞」の簡略形である「十二支舞」があります。アトンメー(後舞)が後ろで幕を持ちますが、これには、区の役員さんが加わったり、子供たちが加わることもあります。


太神楽の獅子舞

 下市之瀬の獅子舞の特徴としてはなんと言っても「八百屋お七」や「梅川忠兵衛」という「獅子狂言(芝居)」の存在です。「段物」とも呼ばれるものます。
 これは太神楽の一つで、山梨県は太神楽系の獅子舞が多い地域と言われています。特に国中地域の獅子舞は、道祖神祭りと結びついて小正月行事の一環として舞われるところが大きな特徴と考えられていて、下市之瀬をはじめとする南アルプス市内の獅子舞もまさにその傾向の通りです。
 山梨県内の獅子舞にはかつては上記のような獅子狂言や、「鳥刺踊」「万才」などのいわゆる余興(下市之瀬ではかつてこれらを「道化」と呼んでいる)がさまざま演じられていたと考えられていますが、ほとんど伝承されず、獅子舞だけが伝わるケースがほとんどです。そのような中で、「八百屋お七」や「梅川忠兵衛」という2種類もの獅子狂言を、しかも高いレベルの芸として伝承していることは非常に貴重なことと評されています。しかも現在では「三番叟」も受け継がれ、披露の場でも復活しており、これは山梨県内で唯一ここだけと言われています(市内では西南湖でも獅子狂言の2種を行っていますが、下市之瀬から継承したものと言われています)。

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【写真】梅川忠兵衛の一コマ。成人者を祝う会での披露

 

下市之瀬の獅子舞の歴史は古い!

 実は下市之瀬の獅子舞は江戸時代中期の享保年間(1716~1736年)に、当時の農村の若者たちの間に広まっていた風俗の乱れを改めるために、敬神と娯楽を兼ねて獅子舞を始めたと伝わります。
 少なくとも安政3年(1856年)に書かれた史料の存在によって、江戸時代には獅子舞が舞われていたことは確実と言えます。安政3年正月に下市之瀬の若居者別当三千助によって書かれた「定書目録」で、この地域の若居者が順守すべき定書の中に、獅子舞や道祖神祭に関する条項があるのです。抜き出してみましょう
 
 一 神楽祭礼飾道具并に獅子道具等相互に吟味し、賃物に入れ申間自敷候事 
 一 正月五日六日頃より獅子舞稽古相始め、炭油迄用意可致候事
 一 同月七日亦は十一日迄に道祖神飾可致、尤も村中罷り出、手伝可致候事
 一 同月十四日夜祝儀新宅祝仕り候、其之節は一同罷出、獅子を舞ひ可申御札相納、同月十五日村中軒別夫の獅子を舞ひ配札可致、同日道祖神金元利取調、帳面へ印し可申候事

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 【写真】定書の一部(写)

 これらから、正月の5、6日頃から毎晩獅子舞の稽古を行ったこと、道祖神の飾り付けは7日かあるいは11日までに若居者を中心として村中の人が手伝って行ったこと、14日の夜は新婚、新築などの祝い事があった家に一同で出向いて獅子舞を賑やかに演じたこと15日にはムラマワリをしていたことなどがわかります。この「定書目録」によって江戸時代末期の安政3年には獅子舞が下市之瀬にしっかりと定着して、道祖神の主要な役割を果たしていたことがわかります。なお、現在この史料は所在不明ですが、昭和29年3月に書写したものが現存しています。

 

青年永盟社と獅子舞

 下市之瀬の獅子舞を語る上で切り離せないのが、「下市之瀬青年永盟社」の存在です。明治20年に活動の発展を図って、「祝祭世話係」という若者組織の名称を改称し、「下市之瀬青年永盟社」(以下、永盟社とする)が設立されました。昭和34年頃に永盟社が解散するまでこの永盟社のメンバーが獅子舞を継承していました。
 永盟社は様々な活動の記録を残しているため、当時の購入したものや日々の活動、メンバー構成などを伺うことができます。
 昭和14年に作成された「記録簿」を見てみますと、おおむね先ほどの定書にあった記載と同じような正月の様子が見え、獅子舞や各舞諸芸の稽古は、各部門の主任から候補者が指導を受けるというシステムを取っていた様子がわかります。
 小正月の流れは、14日は夕方どんど焼きに点火すると同時に道祖神場で獅子舞を奉納し(これは現在もまったく同じ)、その後祝い事のあった家を巡り、その後会場の舞台で獅子舞や諸芸を演じたようです。15日にはムラマワリをして獅子舞を舞い、16日夜の「日待祝」、17日の敬老会にも諸芸を演じています。当時は女子青年部もあって諸芸は一緒に披露していたようです。20日には朝から道祖神祭りの飾りを片付けを行い、外された梵天は各戸に配布されています。この辺りも現在も同じように受け継がれていることがわかります。
 この当時に伝承されていた演目を見ますと、「獅子舞」、「梅川忠兵衛」、「八百屋お七」、「三番叟」、「鳥刺踊」、「万才」、「お亀・神主」、「七福神」などがあったようです。
 

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【写真】記録簿の表紙(写)

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【写真】記録簿の中の昭和15年の「舞台上演者」の項。「梅川忠兵衛」、「三番叟」、「鳥刺踊」、「万才」などの演目が見える。

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【写真】同じく中を読むと、獅子舞神楽という表記が随所に現れ、当時そのように認識していたことが良く分かる

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【写真】昭和12年の獅子舞の稽古の様子を伝える山梨日日新聞の記事
 
 前号の最後にご紹介した舞台幕、中央に獅子が描かれ、向かって左端に「青年永盟社さん江」とあります。写真では見えにくいですが、その下にある落款から、今も古市場にあります老舗、井上染物店さんで染められたことがわかります。今となっては市を代表する伝統同士のコラボですね。この幕も昨年補修を施し、今も大切に使われています。この幕の作成された年代は実は判明していません。下の方に商店名がいろは順に並んで位おり、小笠原地域を中心とした周辺の商店等が贈ったものと考えられます。現在少しずつ「記録簿」を調べ直していますので、購入のいきさつなどが判明できればと考えています。
 昭和34年に山梨県郷土芸能大会にて舞を披露しますが、この年に永盟社は解散します。翌35年に下市之瀬獅子舞保存会が結成されるのです。ここからは、前号でもご紹介した通り、現在の活動へと受け継がれていきます。

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【写真】舞台幕

 

まとめにかえて

 下市之瀬の獅子舞は、かつての太神楽の獅子舞を高い水準で色濃く伝えている獅子舞と言えます。また、現在もコミュニティの中心として活発に活動をしていることとともに、「定書目録」や「下市之瀬青年永盟社」のように、継承の経緯や背景が明確に残されていることが大きな特色と言えます。このような史料が揃っているのは貴重な存在です。記録とともに伝承するということは非常に大切なことであることが、保存会の資料から読み取ることができます。
 前号から2回にわたり、下市之瀬の獅子舞についてご紹介しました。小正月に係る地域の行事であるとともに、この伝統を担う方々の存在は地域らしさを語る存在でもあることが見えてきました。文化財課が進める「ふるさと○○博物館」では、このような地域らしさを語る史料群を整理し、読み解き、大切に未来へ伝えていきたいと考えております。また、いずれご報告しいたします。

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【ふるさとニュース】

スギ花粉飛散本格化 昨年より13日早く

 山梨県衛生環境研究所は14日、スギ花粉の飛散が12日に始まったと発表した。飛散量は県の基準値を超え、本格的な飛散も始まったとしている。飛散開始は昨年よりも4日早い。花粉症患者にとってはつらい季節がスタートした。

 同研究所は、1観測地点で2日連続して1平方センチ当たり1個以上の花粉を観測した場合、その初日を「飛散開始日」としている。甲府市富士見1丁目の同研究所で12日に10個、13日に3個のスギ花粉を観測した。

 また、1観測地点で1平方センチ当たり10個以上の花粉を初めて観測した日を「本格飛散開始日」としていて、12日は飛散開始と同時に、飛散が本格化したことになる。本格化は昨年より13日早かった。

 同研究所がまとめた今春のスギ、ヒノキ花粉の予想総飛散量によると、甲府地区は過去10年間の平均の約1・7倍。民間気象会社の予想でも、山梨は平年を上回る量が飛散するとみられ、関係者は「例年よりも症状がつらくなる可能性がある」としている。

 花粉は気温が高い日や空気が乾燥して風の強い日に飛散しやすいといい、研究所がマスクの着用など予防策を取るよう呼び掛けている。

【山梨日日新聞 2月15日掲載】