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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

お知らせ

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2015年10月

【季節の便り】

南アルプス市内もすっかり秋になりました

 このところ朝は、日に日に寒さが増しています。 
 今年は、インフルエンザの流行が早いようですので、気をつけたいものです。 
 冬がくる前に体力づくりをするのもいいですね。 
 天気のよい日は近くの公園に出掛けて、きれいな紅葉と富士山を眺めながらのジョギングなんてとても気持ちがいいです。
 
南アルプス市で、NHK「旅ラジ!」公開生放送 Photo
 11月2日(月)、NHKラジオ(FM)が南アルプス市内で公開生放送を行います。
 大都会から小さな町や村まで、全国を旅しながらふるさとの魅力を伝える番組です。
 無料で観覧できますので、ぜひお出かけください。
 出演者は、市内音楽グループ「ビーフリークワイヤ」、南アルプス完熟農園、森林科学館のみなさんで、楽しいお話が聞けます。
担当アナウンサーは、NHK甲府放送局の岩野吉樹アナウンサーです。
 お出かけできない方は、ラジオを聴いてください。
 
日  時11日(月) 12:30~12:55(生放送)
放  送]NHKラジオ第1・FM
中継場所]道の駅しらね 南アルプス市在家塚595-1
 
大正ロマン昭和モダン展 ―竹久夢二・高畠華宵とその時代―

Photo_3松本かつぢ「ばらの少女」
原画S20~30年代

 大正から昭和にかけての30年間は、日本文化と西洋文化が交じり合い、明治の日本には見られなかった新しい大衆文化が花開いた時代です。
 春仙美術館では、当時の風潮や流行を敏感に取り込みながら描かれた、人気画家たちの日本画、版画、挿絵原画などの作品が展示されています。
 期間中は楽しいイベントも行われています。
 詳しくはこちらをご覧ください。
 
開催期間1123日(月・祝)
会  場]南アルプス市立春仙美術館
      南アルプス市小笠原1281
開館時間]9:30~17:00(入館16:30まで)
休 館 日]月曜日・祝日の翌日
入 館 料]一般500円 大高生300円 中小生200円
      (20名以上団体割引あり)
 
お問い合せ
春仙美術館 055(282)6600 

[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【季節の便り】

南アルプスの秋祭り

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 10月13日、六角堂の例祭が行われました。
 如意林輪観音と聖徳太子を祀る六角堂に、地元沢登地区の人々が作成した「切子」を奉納する古くから伝わる祭りです。
 300数十年前には、切子を村人たちが時の代官に献上していたとも伝えられています。
 今年も73点の切子が奉納されました。
 祭りが終わると、お札やお供え物と一緒に切子が配られます。
 切子はお守りとして神棚などに飾るのだそうです。
 古くからの伝統を今も受け継いでいる地元の方々と、それを楽しんでいる子どもたち。
 心がほっこりとした、お祭りでした。
 
※切子とは、薄手の美濃和紙を10~15枚重ね、下絵に沿って手づくりの刃物で切り抜くすかし絵です。
沢登切子保存会ホームページは、こちらから。 

 

■■総額5,650円のお得な秋のモデルコース■■
  ~おいしく食べて心癒される自然を満喫~

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 秋の紅葉やユネスコエコパークの自然を楽しんでいただくとってもお得な「モデルコース」を紹介します。
 
 コースは、「新宿からの往復交通費」+「今、最も注目されている地元産の果物や野菜を使ったビュッフェランチ」+「自然や素晴らしい景色を楽しむ3時間の定額観光タクシー」の全て含めてお1人様5,650円(3人で観光タクシーを利用した場合)です。
 
 大変お得なこの機会に、是非皆さんでお越しください。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

 <お申し込み・お問い合せ
南アルプス市観光協会 055(284)4204
ホームページはこちらから。

 

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■伊奈ヶ湖紅葉祭
 櫛形山の伊奈ヶ湖で、音楽をききながら紅葉を楽しみましょう。
 
開催日11日(土)10時~15時
場 所]県民の森 伊奈ヶ湖
内 容
  ライブ等ステージイベント、キッチンカー、松ぼっくりツリー・リース作り、コットンベア作り、ツリークライミング(定員12名)、カヌー体験 など
その他
  駐車場が少ないため、市役所からのシャトルバスをご利用ください。
 <シャトルバスの時刻>
 [市役所発] 9:30、10:30、11:30
 [伊奈ヶ湖発]13:00、14:00、15:00
 
お問い合せ
観光商工課 055(282)6294

 

[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【連載 今、南アルプスが面白い】

縄文の話をしましょう その1
~土器の穴ぼこが教えてくれる縄文の食~

縄文王国山梨

 文化の秋というように、どの博物館も特別展や企画展などで趣向を凝らした企画がなされていますね。

 山梨県立考古博物館では特別展「縄文の美」が開催され、南アルプス市の土器も展示されています。また北杜市考古資料館では企画展「北杜の土偶~うつりゆく祈りのかたち~」が、釈迦堂遺跡博物館では特別展「縄文人と動物たち」が開催され、まるで山梨の秋は縄文色に染められているようです。
 
 そうそう、南アルプス市のふるさと文化伝承館でもエントランス展示「縄文土器のデコボコの秘密~土器の表面には秘密がいっぱい~」を開催中です。
 
 縄文時代は13,000年以上も続いていますが、なかでも私たちが縄文時代といえばすぐにイメージする華やかな文様や装飾のついた土器などが作られていた時代は今から5,000~6,000年前とされる縄文時代中期といわれる時代で、その頃の日本の中心はまさに山梨・長野を中心としたエリアだったのです。ですから「縄文王国山梨」と呼ばれているのです。
 


縄文土器のデコボコ

Photo_6【写真1】

 縄文土器の表面にはさまざまなデコボコがあります。

 みなさんがすぐに思い浮かべるデコボコは縄文時代の特徴ともいえるさまざまなデザインの文様ですよね。土器って「ナベ」などの道具類がほとんどなのにこんなにも文様が描かれているのは世界的にみても縄文土器ぐらいなのです。

(写真1)北原C遺跡出土縄文土器 流線形の装飾が美しい「水煙把手土器」と呼ばれる土器
 
 文様については次回に紹介するとして、今回は文様としてではなく、偶然?ついてしまった「穴ぼこ」を探ってみたいと思います。
 
 
最先端の研究法「レプリカ法」を牽引する山梨県

 縄文土器をよく観察すると、たまに文様ではないけれどもくぼんでいる穴を見つけることがあります。これまで考古学研究者たちはこの「穴ぼこ」には注目してきませんでした。

 このデコボコは土器を作るときのやわらかい粘土に何かがくい込んでしまった「あと」で、くい込んだものが有機物の場合、土器を焼き上げるときに中身は灰になってしまうので「穴ぼこ」だけが残るのです。

 近年この穴ぼこに注目し、薬品処理した穴ぼこにシリコンゴムを流し入れ、固まったシリコン(レプリカ:穴ぼこの内側をかたどったもの)を取り出してなにが入り込んでいたのかを分析する研究法「レプリカ法」が注目され、山梨県の研究者や研究グループもこの研究を牽引しています。

Photo_7【写真2-1】Photo_8【写真2-2】

【写真2-3】Photo_10 【写真2-4】
 
(写真2-1)「穴ぼこ」のあいた鋳物師屋遺跡の土器片
(写真2-2)シリコンを流しいれたところ 
(写真2-3)シリコンのレプリカを抜き取るところ
(写真2-4)レプリカを電子操作顕微鏡で分析している様子
 
 
デコボコを探ると当時の産業や食生活がみえてきた!

 なんと、レプリカ法によりこれまでわかっていなかった大発見が相次ぎました。縄文時代の暮らしぶりが見えてきたのです。

 これまで縄文時代といえば狩猟・採集・漁労経済だといわれてきました。教科書にもそのように載っていますよね。しかし、この研究法によって、土器にきざまれたデコボコには、なんと「ダイズ」や「アズキ」などが入り込んでいたことがわかっているのです。

 
鋳物師屋遺跡の土器からも「ダイズ」や・・・

 平成22年度から25年度にかけて、山梨県立博物館の研究者を中心に「日韓内陸地域における雑穀農耕の起源に関する化学的研究」として、山梨県内の特徴的な縄文遺跡が分析されました。

 南アルプス市でも複数の遺跡で分析を行いましたが、特に、重要文化財の円錐形土偶で有名な「鋳物師屋遺跡」で大きな成果を得ることができました。

 調査の結果、土器の穴ぼこには「ダイズ」、「アズキ」、「エゴマ」(とみられるシソ属)などなど・・・が入っていたことが判明しました。原種の「ツルマメ」や「ヤブツルアズキ」ではなく、栽培種の「ダイズ」や「アズキ」であることが判明したのです。
 

Photo_11【写真】3-1 Photo_12【写真】3-2

Photo_13【写真】3-3 Photo_14【写真3-4】

(写真3-1)鋳物師屋遺跡の土器片から抜き取ったレプリカ資料(ダイズ)
(写真3-2)顕微鏡写真(鋳物師屋遺跡 ダイズ)
(写真3-3)顕微鏡写真(鋳物師屋遺跡 アズキ)
(写真3-4)顕微鏡写真(鋳物師屋遺跡 シソ属)
 
 
 現在私たちが食べている「ダイズ」や「アズキ」、そして近年健康食としてみなおされてきた「エゴマ」が、5000年以上も昔から栽培され利用されてきたなんて、なんとも「不思議な感覚に包まれます。今も縄文人たちと同じものを食べているのです!逆をいえば、縄文人たちはこれまでのイメージよりもよっぽど進んだ食生活、あるいは経済活動をおこなっていたのかもしれないとうことです。「豆」を通してなんだかタイムスリップしてるようですね。 
 
 実は、鋳物師屋遺跡の土器からは、鋳物師屋遺跡が世界に誇る有名な土器の秘密を解明する鍵となる新たな成果も得られました。

 ではここからは次回のお楽しみとしましょう。早くにお知りになりたい方は、現在開催中のエントランス展示「縄文土器のデコボコの秘密」展にお出かけください。穴ぼこのあいた土器と分析で使用したシリコンのレプリカなどなど貴重な資料を初公開しています!
 
~~~~~~~~~
ふるさと文化伝承館
エントランス展示「縄文土器のデコボコの秘密~土器の表面には秘密がいっぱい~」
期間:平成27年12月16日(水)まで(木曜休館)
時間:9:30~16:30
入館・見学無料

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

収穫の秋、紅葉の季節

 朝、カーテン越しに外を見ると庭がとても明るく見えました。
 よく見ると、キンモクセイの花びらが落ちて一面に広がっていました。
 今年もそんな季節になりました。
 南アルプス市では、これから紅葉が始まります。
 
■完熟農園の収穫祭

Photo

 完熟農園では収穫の秋に向け、楽しいイベントが開催されます。
 週末には、ハロウィンかぼちゃのキャンドル作り(10月17日~)や農園ゴーカートなどの催しもあります。
 ぜひ、お出かけください。
 

〔完熟農園秋の収穫祭〕

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開催日1010日(土)
      ~12日(祝・月)
      11:00~16:00
内 容
 ●秋の野菜詰め合わせセットの販売
  販売価格 1,000円(先着20名)
  開催場所 マルシェ内
 ●完熟農園産甘柿積み上げ大会 11:00~16:00
  参加費 200円/回 参加賞あり
  ※優勝者には秋の野菜詰め合せプレゼント
 ●お楽しみ抽選会
  マルシェにて2,000円以上お買い上げごとに、1回抽選できます。ハズレくじなし。
 
ハチミツ収穫祭〕
 山梨のニホンミツバチ愛好家によるはちみつ収穫祭です。
開催日1025日(日)10:00~15:00
内 容]ニホンミツバチのはちみつ試食や販売
  ハチミツ入り石鹸やローションのワークショップなど
お問い合せ
 自然保護団体山梨ニホンミツバチ保存会 
 
以上、詳しくは完熟農園のホームページをご覧ください。
 
 
■広河原紅葉祭

A_2【写真】広河原の紅葉

 北岳の麓・広河原で行われる紅葉祭です。
 野外で様々なイベントや体験を楽しみましょう。
 広河原山荘では、食事もできます。
 
開催日1024日(土) 
    10:00~14:30
場 所]広河原山荘周辺
内 容
・森林散策ツアー(定員20名)※要申込み10月16日(金)締切り
・初心者限定デジカメ教室(定員10名)※要申込み10月16日(金)締切り
・写真コンテスト、ネイチャービンゴ、オーガニックコットンの糸と綿繰り体験
 ※広河原に通じる南アルプス林道は、マイカー規制のため一般車両は通行出来ません。
 芦安地区の無料駐車場から路線バスまたはタクシーをご利用下さい。
 なお、先着40名様に限り、南アルプス市役所からの送迎があります(電話にて申込み)。
負担金]1000円/人(8:30市役所集合、16:00市役所解散)
 
申し込み・お問い合せ
観光商工課 電話055(282)6294 
 
 
■芦安紅葉祭

A_3【写真】金山沢温泉の紅葉

開催日1031日(土)
    10:00~14:30
場 所]金山沢公園
      南アルプス市芦安芦倉1525
内 容
・南アルプス市鼓友連合による和太鼓演奏等
・手打ちそば、キッチンカー等の飲食物販売
・とん汁の無料配布

お問い合せ
観光商工課 電話055(282)6294 

 

[南アルプス市役所 秘書課]
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