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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2015年9月

【季節の便り】

櫛形山の麓、伊奈ヶ湖の秋

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 先日、櫛形山の麓、伊奈ヶ湖に行きました。

 標高900mの伊奈ヶ湖では、もうトンボが飛んでいました。

 まだ、紅葉には早い伊奈ヶ湖ですが、静かな湖畔では虫の鳴き声や、少し冷たくなってきた風がここちよく吹いてきました。

 私たちのすぐそばには、こんなに素晴らしい自然があります。

 週末は、1週間頑張ったごほうびに自然の中で心と体を癒してみてはいかがでしょうか。

 

完熟農園の「朝市」

 南アルプス完熟農園では、毎週日曜日に朝市を開催しています。

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 新鮮な高原野菜を1時間限定、10%off(ポイント2倍)で販売します。
 また、シルバーウィークには、盛りだくさんのイベントを用意してお待ちしています。 
 詳しくは、こちらをご覧ください。

 <お問い合せ
南アルプス完熟農園 TEL055-284-0006

 

「南アルプスユネスコエコパークの自然満喫 3時間貸切タクシー

Image007_2  見晴らし平

 市内の観光地を低額な料金で巡る、タクシーツアーができました。

 美味しいフルーツを食べたり、自然を満喫したり、お土産には地元の新鮮野菜や完熟フルーツ、特産品をどうぞ。
 市の助成があるので、半額で利用できます。
 また、都心からおいでになる場合には、中央高速バス「南アルプスエコパークライナー」のご利用で、新宿―南アルプス市間が片道1,050円とお得です。
 
発売期間]10月1日~
コース設定時間]3時間(11:30~16:00)
タクシー料金9,000円 → 4,500円/1台 
コース]南アルプスの自然に癒されるコース
    伊奈ヶ湖散策 ― 八千代の滝 ― 見晴し平 ― 棚田 ― 完熟農園
 
【モデルプラン】
3人でご利用の場合1人当たり 5,400円
8:00新宿発(エコパークライナー)1,050円 - 10:11南アルプス市IC着11:00~11:45完熟農園にて地元食材使用のビュッフェで昼食1,800円(土・日・祝日2,000円) - 12:00~15:00南アルプス自然満喫4,500円/タクシー1台 - 15:00完熟農園着(お買物・喫茶) - 16:17南アルプスIC発(エコパークライナー)1,050円 - 18:28新宿着
 
お問い合せ
南アルプス市観光商工課 TEL055-282-6294

 

[南アルプス市役所 秘書課]
「広報 南アルプス」はこちらから

【連載 今、南アルプスが面白い】

アルプスブルーの足跡その6 ~市内を彩った藍染めの歴史~

 北杜市の実相寺に残る旧落合村川上の藍玉商浅野長右エ門が残した歌。そこから南アルプス市の藍染の足跡をたどる旅が始まりました。大正時代以降急速に失われていった市内における藍染の記憶はもはや細い糸となってしまいましたが、それでも、その糸をたぐると新たな記憶にたどり着くことがあります。

A01【写真1】

 南アルプス市田島の小田切家は近所から「コウヤ」と呼ばれ、浅野長右エ門の明治31年『藍玉精藍売揚清算簿』にも販売先として記録されています。しかし、現在の小田切家では、資料が残されていないばかりか紺屋だった記憶さえも途絶えている状況でした。2015年夏、小田切家から発見された、一冊の文書『藍玉通』(写真1)。この資料が市内の藍染の歴史に新たな一筋の光を当てることになります。

 

 

A03【写真2】

A02_2【写真3】

 『藍玉通』とは、藍玉などの掛売り(代金を後で支払ってもらう取引)の時に月日や品名、数量、金額を記入して、金銭を支払う時の覚えとする帳簿で、一般的に通帳(かよいちょう)と呼ばれます(写真2)。この通帳には明治21年、「田島の小田切善右衛門」が買主となり、藍玉などを仕入れた状況が記録されていますが、中でも注目されるのは「東京本材木町二丁目 三木輿吉郎」と記された藍玉などの売主です(写真3)。
 
 三木輿吉郎(みきよきちろう)といえば、江戸時代に日本の藍葉生産の中心地であった徳島県阿波の中で、藍問屋の豪商であった三木家に代々受け継がれる当主名です。三木家の創業は1674年(延宝2年)、三木家の第2世高治が藍の取扱いを始め、第7世延歳が江戸に支店を設けて関東に進出し、第8世政治が関東一円に販路を拡大したと言われます(三木産業株式会社HPより)。この日本の藍玉生産・藍染業を代表する三木家からも、小田切家が藍玉を仕入れていたことを『藍玉通』は示しています。少なくとも明治20年代、おそらくは江戸時代から日本全体の藍生産、藍玉の販売網の中に甲州も組み込まれていたのです。
 
 江戸時代から阿波藍の問屋を営んだ三木家は、明治に入るとインド藍の輸入を始め、ドイツからの人造藍の輸入を経て、現在では海外に現地法人を持つ世界的な化学薬品メーカーとなっています。一方、旧落合村の藍屋浅野家は明治末期に藍玉商の店を閉じますが、長エ衛門の息子の一人は大正6年にカリフォルニアへ渡り、アメリカとの輸入雑貨商を吉祥寺で営むなど海外との商いを生業としました。現在旧落合村川上で家を守る浅野修二さんは果樹を栽培し、インドネシアなど海外への桃の輸出にチャレンジしています。各地から藍葉を仕入れ、加工し、地域を超えて各地に売る。どちらも藍玉商で培われた広い視野が、世代を超えて今でも受け継がれているのかもしれません。
 
 浅野長右エ門が北杜市の旧武川村神代桜の前で歌を詠んだ明治23年(1890)から125年後の2015年春。その歌に誘われるように、北杜市で育てられた藍の苗が手に入り、ふるさと文化伝承館でささやかながら藍の栽培を始めました。そして初秋の現在、藍は青々と茂り、花を咲かせ、もうすぐ種をつけます(写真4~7)。藍が生み出すさまざまな青は南アルプスの山々、その背後の青空と重なります。市内に残る藍の歴史と文化が南アルプスブルーとして続くことを願い、来年この種を蒔こうと思います。満開の桜の季節、芽吹くことを祈って。

【写真4】   【写真5】    【写真6】    【写真7】

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【写真4】藍 初夏 ふるさと文化伝承館 6月18日
【写真5】藍 初秋 ふるさと文化伝承館 9月14日
【写真6】藍の花 初秋 ふるさと文化伝承館 9月14日
【写真7】伝承館で育てた生藍葉染めのストール

 

 

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

夏の終わりに

 
実り始めた稲穂のそばにヒマワリを見つけました。

夏から秋に移りゆく瞬間です。

猛暑の日々も忘れるくらい朝晩は涼しくなりました。

南アルプス市では、これから秋に向けて、収穫、紅葉を楽しむイベントが催されます。

 

 

なんぷすde 恋する!?
 南アルプスの新たな魅力を発信する「南アルプス完熟農園」で、ステキな出会いをみつけませんか?
 今回は、スマートフォンを使った新感覚の宝探しゲームや、地元の食材を活かしたビュッフェ形式のレストランで食事をします。
 市では、ステキな恋のはじまりをお手伝いします。

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開 催 日26日(土)
      9:30~16:00
場  所]南アルプス完熟農園
      南アルプス市寺部2323-2
参 加 費]3,000円
対  象]25歳~45歳くらいまでの独身男女
募集人数]24名(男女各12名)
お申し込み]必要事項を明記し、メールで送信。
 アドレス machiko@city.minami-alps.lg.jp
締 切 り]9月16日(水)17:00まで
詳しくは、こちらをご覧ください。
 
お問い合せ
みんなでまちづくり推進課 TEL055(282)6493

 

県民の森 催し案内
伊奈ヶ湖の畔、県民の森で秋を満喫しましょう。
 
【森の宝探し】
自然を使ったビンゴを体験します。
開催日19日(土)~23日(水)9:00~15:00
場 所]県民の森 森林科学館
申 込]不要(時間内随時受付)(無料)
 
【きのこ鑑定会】
持ち寄ったきのこを専門家が鑑定します。
開催日26日(土)13:00~15:00
場 所]県民の森 森林科学館
申 込]不要(無料)
 
【紅葉の櫛形山ツアー】
 紅葉から落葉期の櫛形山を登ります。(日帰り)
開催日1017日(土)実施
     1018日(日)実施
時 間]8:30~16:00
場 所]櫛形山
対 象]6時間程度登山道を歩ける体力のある方 
申 込]10月17日実施は9月17日(木)から電話受付
     10月18日実施は9月18日(金)から電話受付 
定 員]各5名(無料)
 
【バードウォッチング】
県民の森を歩き、そこに集まる様々な野鳥たちを解説付きで観察します。
開催日26日(土)雨天中止 
時 間]8:30~10:00
申 込]電話にて受付(無料)
持ち物]双眼鏡(貸出もあります)

 <お申し込み・お問い合せ
森林科学館 TEL055(283)5718

 

[南アルプス市役所 秘書課]