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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2015年6月

【季節の便り】

梅雨の晴れ間に

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 梅雨入りした南アルプス市ですが、このところは晴れ間がありお出かけ日和です。
 伊奈ヶ湖畔で、森林ヨガ教室がありました。伊奈ヶ湖は、市役所から車で15分ほど行った櫛形山の麓にあります。鳥のさえずりと風を感じながら、心もカラダもリラックス・・・。日常をはなれて、自然の中で癒されながらパワーが補充できました。
 伊奈ヶ湖にある森林科学館では、これから夏に向けたくさんのイベントが開催されます。以下でご紹介していきます。
 
 
おいしい農園、はじまりました
 6月12日、「南アルプス完熟農園」がオープンしました。
初日は、少し小雨の天気でしたが大勢の方が訪れ、イベントや食事を楽しんでいました。 
“完熟”をテーマにしたこの施設、これから旬のフルーツや野菜などをさまざまな形で堪能できます。場所は、中部横断自動車道南アルプスICを降りてすぐです。
 
詳しくは、こちらをご覧ください。

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マルシェ(産直ショップ) オリジナル商品 フルーツポークを使用したハム

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ビュッフェも大人気  スモモソフトを農園で 乗馬体験もありました

県民の森 森林科学館でのイベント案内
■渓流生物観察会
 県民の森にある小川にはどんな生き物が生活しているのか観察します。
開催日日(日) (雨天中止)
時 間]10時~12時
場 所]県民の森
申し込み]7月2日(木)より電話にて受付
定 員]20名(小学生以上)
参加費]無料
 
■夏のコンサート
 県民の森の芝生広場でコンサートを開催します。キッチンカーもやってきます。
開催日日(土)
時 間]10時~15時
場 所]県民の森 森林科学館芝生広場
 
■花の櫛形山ツアー
 山に咲く花々を楽しみながら櫛形山を登ります。
開催日日(日)(雨天中止)
時 間]8時30分~16時
場 所]櫛形山
対 象]6時間程度登山道を歩ける体力のある方
申し込み]7月9日(木)より電話にて受付
定 員]10名
参加費]無料
 
■ネイチャービンゴをしよう!
 自然の中を散策しながらビンゴゲームを楽しみます。
開催日1216
時 間]9時~15時
場 所]県民の森 森林科学館
申し込み]なし
定 員]なし
参加費]無料
 
■ペルセウス座流星群観察会
 三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群を観察します。
開催日13日(木)(雨天・曇天中止)
時 間]20時~21時
場 所]県民の森 森林科学館芝生広場
申し込み]7月14日(火)より電話にて受付
定 員]なし
参加費]無料
 
■カヌー体験
 櫛形山の自然に囲まれた南伊奈ヶ湖でカヌーが体験できます。
開催日22日(土) (雨天中止)
時 間]13時~15時
場 所]県民の森 南伊奈ヶ湖
対 象]身長110センチ以上の方
申し込み]7月22日(水)より電話にて受付
定 員]20名
参加費]無料
 
お問い合せ
県民の森 森林科学館 電話0552(83)5718

 

[南アルプス市役所 秘書課]

【連載 今、南アルプスが面白い】

南アルプスブルーの足跡 その3 ~市内を彩った藍染めの歴史~

 旧川上村浅野長右衛門が製作し販売した藍玉。今月は藍玉にスポットを当ててみたいと思います。

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【写真1】すくも

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【図1】藍建て染めの流れ

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【写真2】浅野家で使用されていた藍玉用の石臼
 

Aimg_1905【写真3】荷物出入帳 
Aimg_1907【写真4】藍玉精藍売揚清算簿
Aimg_1901_2【写真5】「明治32年『荷物出入帳』」大井村の井上豊松の名称が見られる 

 

 明治時代初期、浅野家では、藍染めの原料となる藍の葉を現在の南アルプス市内域だけでなく、一桜村や竹居村、富士見村などの笛吹市域や徳行村などの甲府市域の旧村から仕入れていました(『甲西町誌』)。購入した藍葉は一度乾燥させ、その後、土蔵の中で水を打って発酵させて「すくも」(写真1)と呼ばれる土壌化した藍染めの原料を作ります。それを石臼と杵でつき、運びやすい形に加工したものが藍玉です。この藍玉が各集落の「紺屋」に売られ、土中の藍甕(かめ)に水、ふすまなどと一緒に入れられて発酵し、藍建て染めが行われていました(図1)。

 明治8~20年代の浅野家の藍玉販売先を見てみると、鳳来村や台ケ原村などの北杜市、向村や板垣村などの甲府市、上河東村などの昭和町、河内村や二宮村、竹居村、末木村、尾山村などの笛吹市、勝沼村などの現甲州市、上岩下村や岩手村などの現山梨市など国中地域全体に及んでいて、旧川上村が甲州の藍染めを支える藍玉生産の一大拠点であったことがわかります。   

 次に浅野家に残された明治31~32年の『荷物出入帳』(写真3)と『藍玉精藍売揚清算簿』(写真4)を見てみましょう。市内では塚原の深澤家、南湖の有泉家、田島の小田切家、湯沢の市橋家、三恵の河西家、大井の井上家、野々瀬の櫻田家、上高砂の穴水家など、市外では北杜市、韮崎市、甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市域の多数の旧村の紺屋名が記録されています。依然として広く藍玉の販売が行われているように見えますが、注目されるのは、販売品が藍玉だけでなく、明治初期には見られなかったインドから輸入された「印度精藍」が加えられている点です。先月号でインド藍の輸入が日本の藍玉生産が衰退する一つの原因となったことには触れましたが、浅野家の帳簿にもその歴史が刻まれているのです。     

 この『荷物出入帳』でちょっと気になる名前を見つけました。明治32年9月1日、マドラス産(現チェンナイ)インド精藍と藍玉を大井村の井上豊松に販売しています。大井村の井上家と言えば、平成27年現在、南アルプス市内で伝統的な染物を営む唯一の紺屋です。幕末から平成まで7代続く井上染物店の中で豊松は3代目当主。そこで、次回は井上染物店の歴史をひもときながら、市内に残された藍染めの足跡をたどります。

 

 

 

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

梅雨も間近、棚田が美しい季節をむかえていきます

 先週あたりから、早くも真夏日の日がありましたが、体調を崩されていませんか。
 梅雨に入る前の天気がよい日は、屋外で過ごしてリフレッシュするのもいいですね。
 先日、ひそかに話題を呼んでいる中野の棚田に行ってみました。
 棚田の向こうに富士山が見えるこの場所。
 週末には、アマチュアカメラマンが訪れる人気スポットになっているようです。

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この日は富士山が見えませんでした。

 

プレミアム宿泊券&プレミアムツアー
 南アルプス市を訪れていただく方に向けて、お得に旅するチケットが販売されます。
 この機会にぜひ、南アルプス市にお越しください。
 

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■お特1 プレミアム宿泊券
[販 売 価 格]10,000円分の宿泊券を5,000円で販売します(数量限定)
[販 売 開 始]日(土)~
[利用対象期間]7月4日~平成28年1月末
 

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■お得2 プレミアムツアー
 南アルプス市を満喫できるツアーが半額で楽しめます。
◎北岳ガイド付き山岳ツアー(2泊3日)
◎フルーツと温泉を楽しむツアー(1泊2日)
◎櫛形山のトレッキングツアー(日帰り)
※「プレミアム宿泊券」「プレミアムツアー」販売方法等の詳細につきましては、準備ができ次第、南アルプス市観光協会のホームページでお知らせします。
 
 
南アルプス市で初めてのマウンテンバイク
 南アルプス市には自然とともに暮らしてきた長い歴史があり、昔から生活に使われてきた「古道(むかしみち)」がたくさんあります。
 そんな櫛形山の古道をマウンテンバイクで楽しみませんか。
 今回は、プロライダーの阿藤寛さんをお招きし、丁寧にレクチャーしていただけますので、はじめての方も安心してご参加ください。
 詳しくは、お問い合せください。

日  時13日(土) 午前8時受付開始 午前9時開会
場  所]南アルプス山麓いやしの里 南アルプス市上宮寺2241-1
駐 車 場]伝嗣院境内 南アルプス市上宮寺1424
参 加 費]大人1,500円、小人1,000円
定  員]大人30名、小人50名
持 ち 物]マウンテンバイクタイプの自転車(小人)
   太いタイヤのマウンテンバイク(約5センチ幅のタイヤ) 貸出可
   ヘルメット、グローブ、動きやすい服装、ローカットシューズ
 
お申し込み/お問い合せ
NPO法人南アルプス山麓いやしの里づくりの会/南アルプスMTB愛好会
 電話090-6705-7193 メール minami.alps.tenqoosha@gmail.com
締 切 り]6月6日(土)

 

[南アルプス市役所 秘書課]