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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2014年4月

【季節の便り】

桃源郷を走る

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 4月13日、桃の花が咲き誇るなか、第12回南アルプス桃源郷マラソンが開催されました。
 キッズレース、3.5キロ、5キロ、10キロ、ハーフと22の部門に7600人が参加しました。ゲストランナーの尾崎好美さん(ロンドン5輪女子マラソン代表)は、10キロの部に参加し、大会を盛り上げてくださいました。
 入賞めざして走る人、自己ベストの更新を目標に走る人、家族やカップルで楽しく走る人、自然や季節を感じて走る人・・・
 花満開の南アルプス市を満喫していただけたことと思います。

「上高砂堤防松並木」景観重要樹木に!

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 八田地区の野牛島から上高砂にかけて広がる釜無川右岸の上高砂堤防松並木を市の景観重要樹木として指定しました。景観重要樹木の指定は県内初であり、河川敷の樹木の指定は全国初となります。
 景観重要樹木は、特に「景観的な価値」が重視されていて、地域の景観にとって重要なものであること、また、樹木の姿が地域を特色づけるシンボルとなっていて、誰でも容易に見ることができ、地域住民にとって親しみや愛着の深い樹木が対象となります。
 上高砂堤防松並木は、川面のきらめきや、八ヶ岳、南アルプス、富士山を眺めることができ、四季折々の美しい景観が楽しめます。
 この松並木は、明治29~43年に先人たちにより水害を防ぐための堤防として植えられたと思われ、現在31本が残っています。

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 この案内図には、景観重要樹木周辺に点在する、水害から命を守るために祈りを捧げる神仏、河川敷からの眺望ポイント、歴史散歩コース等が書かれています。景観や歴史にふれる散策をぜひお楽しみください!

*景観重要樹木案内図のPDFはコチラ(5.4MB)

[南アルプス市役所 秘書課]

【連載 今、南アルプスが面白い】

平安時代の信仰(1) ―御勅使川扇状地の観音信仰―

 南アルプス市には、現在3000躯の仏像が残されていると推察されていますが、そのうち平安時代半ば、10・11世紀までさかのぼるものはわずかに5件(7躯)に過ぎません。
 

A1011【写真】平安時代の遺跡と10・11世紀の仏像 A_2【写真】長谷寺の十一面観音像

A_3【写真】円通院の十一面観音像

A_4【写真】円通院観音三尊像

 この内2件は山中にひっそりと納められた善応寺(須沢)の「千手観音立像」と穂見神社(高尾)の「菩薩形坐像」です。残る3件は御勅使川扇状地の末端及び滝沢川扇状地にありますが、これらが安置された場所は南アルプス市の平安時代の遺跡が集中する部分と驚くほど一致しており、古くから集落の中心にあって人々の信仰を集めてきたことがわかります。

 この内1件は滝沢川扇状地上の浅間神社(江原)のご神体「浅間神像」で、富士山信仰を表す日本最古の像として平成25年に国の重要文化財に指定されました。

 残る2件は、場所は離れていますが、ともに御勅使川扇状地の末端にある長谷寺(榎原)、円通院(寺部)のご本尊で、くしくもいずれも「十一面観音立像」です。円通院の作例は2008年6月1日号で紹介したとおり3尊像で、3躯がセットになります。

 ところで、同じ御勅使川扇状地の末端に位置する久本寺(下今諏訪)に室町時代の鰐口(わにぐち)が残されています。鰐口は神社やお寺の軒下につるされ、参拝者が綱をふり動かして鳴らす道具です。

A_6【写真】久本寺の鰐口

銘文に
  奉 観音鰐口大旦那中蔵五郎二郎
  口中蔵
  五月十八日敬白
  享徳三 甲戌年殊者施主子孫繁栄昌所
と刻まれており、享徳3年(1454)に、子孫繁栄を願って『観音堂』に奉納されたものであることが分ります。現在久本寺に観音堂や室町時代以前に遡る観音像はありませんが、かつてはここに、現在は失われた幻の観音像があったのかもしれません。もしそうなら、下今諏訪周辺にも、未だだ発見されていない平安時代の大規模な遺跡が眠っているのかもしれません。

※ 長谷寺の十一面観音像は、33年に一度ご開帳の秘仏として守られ、他の仏様や鰐口も信仰の対象であり一般に広く公開されているものではありません。

 【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

新年度スタート

4月1日
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 今日から新年度がスタートしました。
皆さんもそれぞれの場所でご活躍されることと思います。新たな気持ちで、今年1年頑張りましょう。

 さて、春を迎え、市内でも様々なイベントが計画されています。今年もぜひ、南アルプス市でお楽しみください。また、中央高速バス「新宿~白根IC西」間の往復特別バスチケットを販売します。とてもお得なチケットです。

販売期間4月7日(月)~12月23日(火)
料  金]3500円(往復税込)中央高速バス身延線
販売場所]市観光協会(南アルプス市在家塚595-1)道の駅しらね内
      Tel 055-284-4204

芦安アウトドア日和
 4月26日(土)、「芦安アウトドア日和inキャンプサイトNo.2」が開催されます。南アルプスの玄関口である、芦安の大自然の中でのイベント。野外ライブや各種出展、バーベQなどが楽しめます。また、山登りのときの食事など、ワンバーナーで作るクッキング教室もあります。

開催日4月26日(土)10:00~15:00
場 所]芦安キャンプサイトNo.2(芦安温泉ロッジ近く)
内 容
 ○バーべQ:定員30名(要予約)、参加料1000円
 ○ワンバーナークッキング教室:10名(要予約)、参加料500円
 ○ライブ:ura*coco ホルンとフルートの女性ユニット
      OJI パーカッションとギターの男性ユニット 
 ○出展:アウトドア用品、手作り味噌、ワイン、軽食、新鮮野菜、洋菓子
   サツマイモチップス、つきたて餅、豚汁、カレー、コーヒー、パン、
   手作り手芸、キッズ遊び場など

お問合せ>観光商工課 Tel 055(282)6294、 Fax 055(282)6279

 

[南アルプス市役所 秘書課]