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南アルプス市は、山梨日日新聞社とタイアップして「南アルプス市ふるさとメール」を発信しています。ふるさとの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された市に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、甲西町の4町2村が、2003(平成15)年4月1日に合併して南アルプス市となりました。市の名前の由来となった南アルプスは、日本第2位の高峰である北岳をはじめ、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ケ岳、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳など3000メートル級の山々が連ります。そのふもとをながれる御勅使川、滝沢川、坪川の3つの水系沿いに市街地が広がっています。サクランボ、桃、スモモ、ぶどう、なし、柿、キウイフルーツ、リンゴといった果樹栽培など、これまでこの地に根づいてきた豊かな風土は、そのまま南アルプス市を印象づけるもうひとつの顔となっています。

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2009年10月

【季節の便り】

紅葉が始まりました!

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 市内を西に向かっていくと目に映ってきたのは、赤や黄色、緑のコントラストが澄み切った青い空にまぶしく輝いて美しい櫛形山の紅葉でした。
 市役所の本庁舎から車でわずか20分足らずの距離にある伊奈ヶ湖もこの山の中腹にあり、紅葉の時期になると必ず訪れてみたくなる場所のひとつになっています。
 10月27日、様子を見に出かけたところ、既に紅葉は進んでいて神秘的な湖に映える真っ赤に色づいたカエデやミズナラ、カツラなどをカメラに収めようと県内外から多くの愛好者の人たちが訪れていました。朝の静寂な森の中を歩くと、新鮮で気持ちの良い空気が元気を与えてくれます。
 紅葉もこれから日増しに進んできます。気分転換をされたい方は、一度訪れてみてはいかがでしょう。きっと、下界と違った気分が味わえます!

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【南アルプス市 秘書課】

【季節の便り】

秋 スポーツしてますか?

 台風一過の後の3連休は、秋晴れの日が続き、紅葉狩り(?)の車で国道は渋滞する一方、「体育の日」ということで地域では運動会や体力測定などが行われていました。
 かなり前から子どもたちの体力低下が心配され、少しずつ上昇傾向にあるといわれてはいるものの、まだ1960年頃のレベルには追いつかず、逆に高齢者などの体力は年々上昇しているとニュースで紹介していました。
 テレビの映像には、70歳代の方たちがスポーツジムに通い、マシンを使って筋トレなどをしている姿や腹筋運動を何回も繰り返し行っている様子が映し出されていて、本当に驚かされてしまいました。
 自分の体力を省みて、何か運動をしなければいけないという焦りを感じたのは、私だけだったでしょうか。

イベント情報
【ありがとう!心あったか祭り】

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※写真は2008年撮影

[開催日]…11月3日(火・祝)
[時 間]…午前8時30分~午後2時
[場 所]…桃源文化会館

  • 桃っ子祭り … 白根地区の子どもたちによる舞台発表
  • 心あったか祭り … 姉妹都市「北海道・津別町」の特産品展など各種団体による催し物

 

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※写真は2007年撮影

[開催日]…11月7日(土)
[開 場]…午前9時30分~午後2時
[場 所]…金山沢温泉こだま公園(芦安地区)
[内 容]…手打ちそば、各種特産品の販売、伝統工芸体験、ゲームコーナー、軽音楽、曲芸ショー、お楽しみ抽選会など
[お問合せ]…芦安支所芦安窓口サービスセンター TEL:055(288)2112 

 

【南アルプス市 秘書課】

【連載 今、南アルプスが面白い】

能蔵池 赤牛のわん貸し伝説

 南アルプス市では稲刈りも終わり、柿の収穫が始まりました。木々の葉が色づき秋もしだいに深まっています。今回のふるさとメールでは、ささやかな秋を感じられる紅葉スポット、能蔵池をご紹介します。

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【写真】能蔵池の新緑(左)と紅葉(右) ※2005~06年撮影

 能蔵池は市北部の八田地区野牛島にあります。小学校のサッカーコートほどの小さな池ですが、新緑のころやこれからの季節がお薦めで、池のほとりから鮮やかな紅葉を見ることができます。

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【写真】能蔵池 稲荷神社

 さて、この池にはこんな伝説が伝えられています。
 ある晩のことです。野牛島村の娘さっちゃんは、一人で池の縁に立ち、誰に言うともなく明日の結婚式で使う食器がないことを嘆きました。さっちゃんの家はもちろん、どこの家でも欠けた茶わんに欠けた湯のみしかなく、お客さんに出せるような食器はなかったのです。
 ところが式当日、池に行ってみると、おわん、丼、皿、ちょこ、お膳までみんなそろっているではありませんか。みんな驚き、誰が用意したのかと不思議がりました。すると、そこへ長老が来て「この池には、昔から赤牛さまと呼ばれる神様が住むっちゅうど。その赤牛さまじゃねえずらか」と言いました。村の人たちは大喜びでありがたがり、それからは人寄せがあると能蔵池へ来て、おわんやお膳を貸してほしいと頼むようになりました。赤牛さまはそんな村人の願いをちゃんと聞いてくれました。

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Illust091015_2 ところが、あるときこの願いが聞いてもらえないことが起こりました。それは借りたおわんやお膳を返さない不届き者がいて、赤牛さまが怒って能蔵池から姿を消してしまったからです。それからは村には悪いことばかりが起こりました。そこで、村人たちはお金を持ち寄り、能蔵池の真ん中の島へ祠(ほこら)をたてました。しかしそれでも赤牛さまは二度と帰ってきませんでした。赤牛さまは、甘利山のさわら池に移り、その後、さらに奥の千頭星山にのぼって大笹池に住んだということです。

Illust091015_3 この赤牛伝説のほかにも、能蔵池には、持ち上げると願いがかなう「掲げぼとけ」や白山権現の石祠が池の中央に祀られ、周辺には人頭蛇身の宇賀神(うがじん)を祭る稲荷神社や中世の供養塔である石幢(せきどう)などさまざまな信仰や歴史の足跡が残されています。また、池の隣には市内で発掘された出土品を展示し、歴史を体験できる「ふるさと文化伝承館」があります。地元の歴史に思いを馳せながら、小さな秋を見つける散歩を能蔵池で楽しんでみてはいかがでしょうか。

【イラスト】ふるさと文化伝承館のイメージキャラクター(土偶のお面をかぶっています)

※現在能蔵池の中島へは渡ることはできません

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【写真・左】白山権現の石祠と揚げぼとけ
【写真・右】石幢とエドヒガン


◆南アルプス市 ふるさと文化伝承館のリンクはこちら

 

【南アルプス市教育委員会文化財課】

【季節の便り】

深まりゆく秋の気配

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 毎年、子どもたちの運動会が行われるこの時期は、雨の心配が多かったのですが、今年は9月の連休も好天が続き、運動会や行楽など楽しい思い出を作れたのではないでしょうか。
 市内は、黄金色に輝き風にゆれている稲穂が残る風景が見られたり、稲がきれいに刈り取られた田んぼに白鷺が舞い降りる姿が見られるなど、日に日に深まりゆく秋の気配が感じられます。

Malps091001_3 そんななか、ブドウだと思い近づいてみたら、キウイフルーツがたくさんの実を付けていました。今にも食べられそうなキウイフルーツに見えるのですが、食べごろは12月頃からだとか。
 この果実は女性の味方!ビタミンCとEが豊富で、シミやソバカスに効くそうです。りんごやバナナと一緒に袋などに入れておくと、完熟度を増し早めに食べられます。

 

【南アルプス市 秘書課】