第56回山梨県一周駅伝競走大会は1日、2日間にわたるレースに幕を下ろした。沿道では地域住民らがオリジナルグッズで選手を激励。中継所では交通安全協会のメンバーが交通整理を担当し、和太鼓の演奏で選手を励ました。閉会式では優勝した甲府や区間賞の選手の奮闘をたたえた。
南アルプス市立美術館中継所では、櫛形地区の住民らでつくる「長清太鼓」のメンバーが演奏を披露し、ランナーの力走を後押しした。
メンバー9人がそろいの法被と鉢巻きを身に着け、大小の太鼓やかねで「屋台囃子」を披露。集まった地域住民らが力強い音に合わせて声援を送った。
飯野多恵子代表は「多くの声援と一緒に応援できてうれしかった」と話していた。
(写真)和太鼓の演奏で選手を鼓舞する「長清太鼓」のメンバー=南アルプス市小笠原
【山梨日日新聞 12月2日掲載】