国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアジア太平洋地域5カ国の国内委員がこのほど、南アルプス市を訪問し、ユネスコの生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスの現状を学んだ。
文部科学省の交流事業の一環で、タイ、ベトナム、ミャンマーなど5カ国のユネスコ国内委員や文科省職員ら計10人が来県。市職員から南アルプスユネスコエコパークの概要について説明を受けた後、同市中野の棚田や伊奈ケ湖周辺、重要文化財の安藤家住宅などを視察した。
世界にネットワークがある「ユネスコスクール」に加盟する芦安小・中では、児童や生徒が登山などの学校行事を紹介。委員は「美しい山々に囲まれて生活できるのはすばらしい」などとあいさつした。
【写真】小中学生から学校行事の説明を受ける各国のユネスコ国内委員=南アルプス・芦安小
【山梨日日新聞 2月7日掲載】