南アルプス市芦安芦倉の山村留学施設「南アルプスチロル学園」は7月25~28の4日間、市内の小学生を招いて、施設で寝泊まりしながら、芦安の自然に触れたり、住民と交流したりする短期留学を行った。
同学園は、都会の小中学生などを受け入れるため1994年度に旧芦安村が開園。これまでに首都圏を中心に約190人の山村留学生を受け入れてきた。短期留学は、夏休み中で施設を利用する子どもたちの帰省期間中を利用。芦安地区に訪れたことがなかったり、施設を知らなかったりする子どもたちに、新たな魅力を発見してもらおうと企画した。
短期留学には市内各地区の小学生13人が参加。3泊4日の日程で、わらじ作り体験や星空観察会などを楽しみながら、芦安地域の児童や大人と交流を深めた。最終日の28日には、夜叉神峠までの登山も行った。
(写真)わらじ作りを体験する子どもたち=南アルプス市芦安地区
【山梨日日新聞社 8月6日掲載】