南アルプスの白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)で南アルプス市と静岡大が行ったライチョウの生息分布調査で、これまで未確認だった場所にライチョウが生息していることが確認された。ライチョウの新しい営巣地の可能性もあり、市みどり自然課は「個体数の増加に向け、明るい兆し」としている。
ライチョウは国特別天然記念物で、国、県の絶滅危惧種。合同調査は7月29日~8月1日に行われ、成鳥5、ひな11の計16羽を確認した。
また、北岳と間ノ岳の間の登山道沿いなど、これまで生息が確認されていなかった3カ所で親鳥3、ひな10の3家族を見つけた。7月上旬の調査では、同じポイントで抱卵(卵を温める行為)期特有のふんを確認しており、新たな繁殖地の可能性が高い、という。
(写真)南アルプス・白根三山で確認されたライチョウの親鳥とひな(7月30日撮影、南アルプス市提供)
【山梨日日新聞社 8月6日掲載】