「全国自然いきものめぐりスタンプラリー」(環境省、同スタンプラリー実行委主催)が全国84カ所の国立公園・ビジターセンターで始まった。県内では富士箱根伊豆国立公園(生物多様性センター)、南アルプス国立公園(野呂川広河原インフォメーションセンター)の2カ所で実施している。
今年が国連が定めた「国際生物多様性年」にあたることや、10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)を盛り上げることなどを目的に実施。全国の実施施設でスタンプラリーシートを配布していて、集めたスタンプなどの数に応じて記念品がもらえる。
スタンプのデザインは、それぞれの地域を代表する生き物を採用。富士箱根伊豆国立公園は「オオコノハズク」、南アルプス国立公園では「キタダケソウ」が使用されている。
記念品は、各賞に必要な規定個数のスタンプなどを集めてビジターセンターに提出すると受け取れる。
(写真)野呂川広河原インフォメーションセンターに設置されたスタンプ=南アルプス市芦安芦倉
【山梨日日新聞社 7月31日掲載】