芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2022年4月

【山岳関連ニュース】

登山計画書提出や装備品の点検促す

 南アルプス署などは29日、大型連休に登山者増加が見込まれることから、南アルプス市芦安芦倉の夜叉神の森登山口に山岳指導所を開設した。

 署員や山岳遭難救助に当たる「大久保基金の会」の会員など17人が参加。登山計画書の提出や装備品の点検などを促すチラシが入ったポケットティッシュを登山客に手渡しながら、安全な登山を呼び掛けた。山岳指導は5月3、5日にも行う。

 県警によると、県内で昨年4~6月に発生した遭難事故は21件。大型連休中は3件発生し、うち1人が死亡した。

 署の宮城隆栄副署長は「大型連休前半は天候が不安定になる予報が出ているので、状況に応じて登山計画を変更するなど、慎重な登山を心掛けてほしい」と話した。

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山の「農鳥」早くもお目見え

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 富士吉田市は29日、富士山7~8合目の残雪が鳥のように見え、田植えを始める目安とされる「農鳥」が出現したと発表した。市富士山課によると、職員が同日午前7時半ごろ、市上吉田東の農村公園から確認した。
 農鳥の出現は昨年(5月18日)より3週間早く、例年よりも2週間程度早い。4月中旬から暖かい日が続き、ここ数日の雨の影響で雪解けが急速に進んだという。
 課の担当者は「わずかな時間だったが、確認できた。今年が豊作であることを願っている」と話していた。

(写真)出現した「農鳥」(円内)=富士吉田・農村公園

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山岳館便り】

北岳バットレス

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 北岳バットレスとは、北岳の東面にある大岩壁をいいます。山頂からの標高差約600メートルで南アルプスを代表する岩場です。北から東北、第一、第二、第三尾根、中央稜、第四、第五尾根の岩尾根があり、その間にヒドゥンガリー、aガリー、バットレス沢、bガリー、c下沢などといった岩溝が食い込んでいます。
 ウォルター・ウェストンが1902(明治35)年8月、北岳に登攀中、その岩場に目をつけて「偉大な扶壁 (バットレス)と呼んだ。」と言われています。 *諸説あり
THE PLAYGROUND OF THE FAR EAST (極東の遊歩道)より

 登山シーズンが近づいてきました。
 南アルプス市芦安山岳館展示に「北岳登山ルートとバットレス模型」(SCALE 1:3000)があります。登山計画の参考になるかもしれません。
 変化に富んだ南アルプスの山々を登山してみてはいかがでしょうか。

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[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

南ア協力金、300円に 県道・林道、収益減で値上げ

 南アルプス山岳交通適正化協議会(会長・金丸一元南アルプス市長)は27日、南アルプス市地域防災交流センターで開いた会合で、南アルプスの広河原に通じる県道と林道のマイカー規制期間中に通行者に求めている協力金について、中学生以上は200円から300円に上げることを決めた。新型コロナウイルス感染拡大による通行者の減少を理由としていて、値上げは2019年以来2度目。一方、マイカー規制については、6月24日~11月3日の133日間とすることを確認した。
 県南アルプス観光振興室によると、今回の協力金の値上げは、新型コロナ感染拡大による協力金の減少を受けた対応。2年ぶりにマイカー規制を実施した21年は、期間中(昨年6月25日~11月3日)の通行者が2万6467人。新型コロナ感染拡大前の2019年(5万6213人)より、53%減少したという。「コロナ禍で予想以上に通行者が減った。ゲート管理員や駐車場整理員、交通誘導員などを配置する必要性は変わらず、これまでの協力金では経費がまかないきれない」(担当者)としている。小学生以下の無料は変更しない。今シーズンの利用者は1万9974人(前年度比75%)を見込んでいる。
 協力金は、規制にかかる経費の一部を確保するため、08年に制度を導入。中学生以上の通行者に100円、小学生に50円の負担を求めてきた。19年には人件費の増加を理由に、価格の改定を初めて実施。中学生以上200円、小学生以下無料とした。
 規制は林道南アルプス線(夜叉神-広河原、14キロ)と県道南アルプス公園線(早川町奈良田-広河原、18キロ)の2区間で行う。規制期間中は一般車両は通行できず、路線バスやタクシーを運行する。路線バスやタクシーの通行可能時間は午前5時半~午後6時。

【山梨日日新聞 4月28日掲載】

【季節の便り】

アヤメフェア3年ぶり 南アで5月7日開催

 南アルプス市で5月7日、「アヤメフェア2022in南アルプスユネスコエコパーク」(市観光協会主催)が開かれる。一昨年、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となっていて、3年ぶりの開催となる。
 フェアは、市の花であるアヤメが7万本咲く滝沢川公園などで毎年5月に開催されてきた。感染対策のため、今年は飲食の提供を取りやめる。
 7日は滝沢川公園でさまざまなイベントが行われる。ボルダリングや帯状のベルトに乗って技を披露する「スラックライン」を楽しむイベントや、芦安地区が発祥とされる国の天然記念物「甲斐犬」とのふれあい体験や、マウンテンバイク、パトカーの乗車体験などを実施。ユネスコエコパークについて紹介するパネルや平和への願いを込めた「キッズゲルニカ」なども展示する。
 関連企画として、4月29日~5月8日の午後6~9時に、公園のアヤメを約70メートルにわたってライトアップするほか、県立大の学生が4月30日、5月1、7日の3日間、ユネスコエコパークに関するクイズラリーを開催。市観光協会が写真共有アプリ「インスタグラム」でアヤメの写真を募るコンテストも開く。
 担当者は「市の花をめで、ユネスコエコパークについて知ってもらう機会にしてほしい」と話している。

【山梨日日新聞 4月28日掲載】

【山梨県内のニュース】

「ぴーす」と呼んで 南アの人体文様付土器、愛称決まる

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 南アルプス市は、野牛島のふるさと文化伝承館に収蔵する「人体文様付有孔鍔付土器」の愛称を「ぴーす」に決めた。土器に親しみを持ってもらおうと、来館者から愛称を募集していた。

 市教委文化財課によると、人体文様付有孔鍔付土器は、南アルプス市下市之瀬にある縄文時代中期の遺跡「鋳物師屋遺跡」から出土した重要文化財。土器の縁につばのような出っ張りと小さな穴があるのが特徴で、表面には表情豊かな土偶が描かれている。中学の歴史教科書の表紙に採用されるなど、縄文文化を代表する土器として知られている。昨年行われた縄文時代の土器や土偶などの人気投票「縄文ドキドキ総選挙2021」では、全国の博物館から集まった40点の中で1位に選ばれた。
 市は昨年10~12月、来館者を対象に愛称を募集。地元の小学生らも参加し、計104点のアイデアが集まった。同館職員が土器の特徴を表し、多くの人が覚えやすい名前として「ぴーす」を採用した。
 土器に描かれた土偶の3本指がピースサインをしているように見えることや、遺跡から破片(Piece)で出土したことにちなむ。伝承館が収蔵する円すい形土偶「子宝の女神ラヴィ」と併せて「ラヴィ&ぴーす」とし、「愛と平和」への願いも込めた。
 伝承館では現在、愛称決定を記念して、職員手作りの「ぴーす」をモチーフにしたフォトスポットを設置し、新たにポストカードも販売している。担当者は「多くの人に愛着を持ってもらい、市の歴史を誇りに思ってもらいたい」と話している。

(写真)愛称決定を記念して職員が設置したフォトスポット=南アルプス・ふるさと文化伝承館

【山梨日日新聞 4月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

四半世紀の悲願結ぶ 大月バイパス全線が開通

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 国土交通省が整備を進めていた大月市の国道20号大月バイパスの第2工区が23日、供用を開始し、着工から26年を経て全線が開通した。バイパス開通前の国道20号は慢性的な渋滞が発生しており、利用者からは「渋滞に巻き込まれず、安全して利用できる」と歓迎の声が上がった。一方、バイパスは市中心部の商店街を通らないことから、「商店街の衰退に拍車がかかる」と客離れを懸念する声も。地元の観光関係者からは「全線開通を地域活性化に結びつけるため、新たな取り組みが必要」との声も聞かれた。

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(写真)くす玉を割って全線開通を祝う関係者。渋滞緩和や交通事故の減少が期待される=大月市内

【山梨日日新聞 4月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

雪の富士、早い春 スバルライン開通

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 富士山5合目に通じる富士山有料道路(富士スバルライン)が22日、全線開通した。昨年よりも6日早い開通となった。
 午後2時ごろの富士山5合目の駐車場には県外ナンバーの車が並び、山頂をカメラに収める観光客の姿があった。前橋市から同級生とオートバイで訪れた男性は、「吉田のうどんを食べに来たら、富士スバルラインが開通したことを知り訪れた。天気も良く、運が良かった」と笑顔を見せた。
 富士山五合目観光協会の会長によると、同日は天候が良かったことから昨年よりも人出は好調だったという。会長は「新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行い、ウィズコロナで安心安全な観光地ということを前面に出して観光客を迎えたい」と語った。
 有料道路の営業時間は時季によって異なるが、5月までは午前6時~午後6時(下りは午後7時まで)。気象状況で運行を規制する可能性がある。利用料金は往復で普通車2100円、軽自動車1680円、自転車200円。

(写真)富士スバルラインが全線開通し、観光客が訪れている富士山5合目

【山梨日日新聞 4月23日掲載】

【山岳関連ニュース】

八ケ岳の「味」でカレー 双葉SA提供

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 高速道路のサービスエリア(SA)内で飲食店などを手掛けるタック(甲府市徳行2丁目)と、弁当製造販売などの丸政(北杜市小淵沢町)は、共同開発したカレー「八ケ岳高原カレー」を、中央自動車道上り線双葉SA内のレストランで提供している。
 八ケ岳高原カレーは牛肉と香味野菜、カレールー数種類を合わせたものを約半日かけて煮込み、コメは農家から直接買い付けた県産米を使用。早川町の「南アルプス邑 手づくりハム工房」の富士桜ポーク100%使用のベーコンとソーセージのほか、長野県南牧村の「ヤツレン」の飲むヨーグルトが付く。1880円。
 客から「八ケ岳の有名店のようなカレーを味わいたい」(タックの担当者)との要望が多く寄せられたため開発した。担当者は「SAでも八ケ岳高原の味を楽しんでほしい」と話している。

(写真)上り線双葉サービスエリアのレストランで提供される「八ケ岳高原カレー」

【山梨日日新聞 4月22日掲載】

【山梨県内のニュース】

美食ウィーク 4月28日スタート、県産食材で創作料理

 県内飲食店が県産食材を使ったオリジナル料理を期間限定で提供するイベント「やまなし美食ウィーク」(県主催)が28日から開かれる。ゴールデンウイーク期間を含む5月15日まで行われ、県内全域から店舗が参加し誘客を図る。イベントに先立ち4月21日、県内料理人らでつくる「やまなし美食コンソーシアム」と県が、オリジナル料理を披露するイベント「はじまりの食卓」を甲州市内で開いた。
 「やまなし美食ウィーク」には県内29店が参加。日本料理店やレストラン、ホテルなどがそれぞれオリジナルの創作料理を提供し、県産食材のPRや誘客につなげる。
 21日のイベント「はじまりの食卓」は、甲州市勝沼町下岩崎の「レストランテ風」で開かれた。主催者として渡辺和彦副知事らが出席。県内外の料理人や料理評論家ら約40人が招待を受けた。「やまなし美食コンソーシアム」のメンバー6人が考案した7品のフルコースが振る舞われ、出席者はアワビの煮貝や大塚ニンジン、県産のイチゴなどを使った創作料理を味わった。中央葡萄酒の三沢栽培醸造責任者によるワイン醸造に関する講演もあった。
 ホテル「パレスホテル東京」(東京都)の斉藤総料理長は「レベルの高い料理が並び、充実した内容だった。県産食材の仕入れを増やしていきたい」と話した。
 県観光振興課の担当者は「県内飲食店と連携し、県産食材の魅力を広く発信したい」と話している。

【山梨日日新聞 4月22日掲載】