芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2019年5月

【山岳館便り】

令和元年度企画展 ‐ 日常は麓に置いて ‐ K I K I フォトエッセイ展

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 南アルプスユネスコエコパーク登録5周年を記念して令和元年度企画展を開催いたします。

 みなさんは、山にどんなイメージをお持ちですか?

 これまで男性的なイメージの強かった「山」。近年はその見方、表現の仕方、

 人間とのかかわり方など様々な角度で接し方が変わってきています。

 数多くの山に登り、非日常である山での時間を楽しみ、その魅力を多くのメディアで発信しているモデルのKIKIさん。彼女が山で感じた繊細でやわらかなイメージを写真やエッセイで紹介します。

 会  期  :    令和元年6月15日(土)~令和2年3月10日(火)
 開館時間 午前9時~午後5時
毎週水曜日休館 7月16日~8月31日まで無休
 入 館 料  大人500円  小人(小学生)250円
 備  考  パンフレット(pdf)をダウンロード

 芦安山岳館には数多くの山岳図書があり、子供も楽しめる積み木やぬりえ、クイズなどもあります。

 企画展をご覧になった後もごゆっくり楽しんでいってくださいね!

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

芦安の今昔マップに

地元住民グループ作成 記憶の中の暮らし紹介も

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 芦安の将来を考える会(かたくりの会、森本章雄会長)は、南アルプス市芦安地区の今と昔をまとめた「芦安今昔まっぷ」を作った。観光マップにあまり載らない地元ならではの歴史スポットを紹介するとともに、地元住民が覚えている「昔ネタ」を盛り込んでいる。

 マップは折りたたんだ状態でA5判。広げるとA2判になる。片面は同地区の地図が描かれ、寺があったとされる沢「寺ん沢」、養蚕農家が繭玉を保存した「風穴」、出征兵士を送り出した「万歳河原」など、14カ所を写真付きで紹介している。

 また、矢印で場所を示して「ほったらかしの無人露天風呂があった」「スケートリンクがあり下駄スケート靴で滑った」「粘土の土が取れて、学校の授業で取りにいくのが楽しみだった」など、住民の記憶に残る昔の情報も豊富に記している。

 反対面には「御勅使川の洪水」「南アルプス林道開通」「芦安の暮らし」などを昔の写真を使って紹介。手打ちそばや「しょうゆの実」などの郷土食、芦安地区の方言についても掲載している。

 メンバーの高齢化が進んでいることから「昔のことを知っている人がいるうちに後世に残したい」と企画。千部作成し、同地区に全戸配布した。同会は「子どもや若い人たちに見てもらい、地域について知る機会にしてほしい」としている。

 【写真】南アルプス市芦安地区について紹介する「芦安今昔まっぷ」

【山梨日日新聞 5月20日掲載】

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

GW 長衛小屋の様子

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 今、芦安山岳館のまわりは新緑に囲まれています。心弾むとても良い季節になりました。 

 今年のゴールデンウィーク10連休、皆さんはどのようにお過ごしでしたか。登山された方も多かったでしょう。

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 北沢峠長衛小屋周辺では昨年に比べ残雪が多かったようです。テント場も少し雪が残っていました。GW小屋開けする準備で、連休前はどの山小屋も苦労されたことでしょう。暖かく晴天の日もあり、また天気の急変で雪の降った日もあったGWの南アルプスでした。

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 高山はまだ残雪が多めの箇所もあり、ところによってはアイゼン・スノーシューが必要です。

 ☆今後の天気により数週間でかなりかわってくると思います。 

 長衛小屋 現在は閉鎖していますがテント場、水場、トイレは使用できます。 

 南アルプスはあと1カ月余りで本格的なシーズンになります。皆さん今年も是非、南アルプスの山々へお越しください。

(写真上)小仙丈から富士山(雲の中)、北岳、間ノ岳  撮影日:5月5日 撮影者:井上佳之氏

(写真中)栗沢山から中央アルプス

(写真下)長衛小屋テント場

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【山岳館便り】

ロッククライミング体験コーナーが人気

芦安新緑やまぶき祭

 第9回芦安新緑やまぶき祭(同実行委主催)が12日、南アルプス市の芦安小校庭で開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。

 新緑に囲まれた会場では、地元住民や市内のグループが太鼓演奏やフォークダンスなどを披露。手打ちそばや山菜、郷土食「しょうゆの実」などの販売ブースが並んだほか、高さ約4メートルの壁を登るロッククライミングの体験コーナーも人気を集めた。

 

【山梨日日新聞 5月13日掲載】

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【山岳館便り】

南アルプス保全へ決意新た

芦安ファンクラブ設立20年 記念式典、祝賀会 活動振り返る

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 南アルプスの自然保護などに取り組むNPO法人「芦安ファンクラブ」(清水准一会長)が設立20年を迎えた。登山道の整備や山に関する調査への協力など、多岐にわたる活動を展開。5日は南アルプス市内で記念式典と祝賀会を開き、参加者が歴史を振り返り、豊かな自然環境を次代につなげていく決意を新たにした。

 芦安ファンクラブは1999年2月、山岳関係者や学識経験者ら会員約20人でスタート。今夏に50回目を迎える登山教室や小中学生の自然学習への協力など、自然に親しみ保護していく大切さを伝える活動を展開してきた。

 南アルプスは2014年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録。同法人は長年にわたる保護活動が評価され、同年に環境大臣表彰を受けている。現在の会員は50人。

 同市の桃源文化会館で行った式典は会員や関係者ら約60人が出席。活動に協力した団体や企業に感謝状を贈るなどした。祝賀会では活動を振り返る映像を流した。

 清水会長は「20年続けてこられたのは、多くの人の協力があってこそ」と感謝。「登山だけではない楽しみ方が増えるなど、南アルプスを取り巻く環境は大きく変わっている。自信を持って次世代に引き継げるように活動していきたい」と話している。

 【写真】芦安ファンクラブの設立20年を祝った記念式典=南アルプス・桃源文化会館

【山梨日日新聞 5月6日掲載】

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【山岳館便り】

南アルプス市芦安新緑・やまぶき祭

 南アルプス芦安地区は新緑がまぶしく最高の季節になりました。芦安山岳館周辺は360度新緑に囲まれていて、心が元気になります。

 毎年恒例の「南アルプス市芦安 新緑やまぶき祭」を開催します。今年も地元の方々が中心となり・ステージ発表・体験・飲食ブース・地元野菜販売などがあります。

 開催日時 :2019年5月12日(日) 9:30~13:30
 開催会場 :南芦安市立芦安小学校校庭(雨天時は芦安小学校体育館)
 問い合わせ:芦安窓口サービスセンター TEL:055-282-5577

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