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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

南アルプス保全へ決意新た

芦安ファンクラブ設立20年 記念式典、祝賀会 活動振り返る

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 南アルプスの自然保護などに取り組むNPO法人「芦安ファンクラブ」(清水准一会長)が設立20年を迎えた。登山道の整備や山に関する調査への協力など、多岐にわたる活動を展開。5日は南アルプス市内で記念式典と祝賀会を開き、参加者が歴史を振り返り、豊かな自然環境を次代につなげていく決意を新たにした。

 芦安ファンクラブは1999年2月、山岳関係者や学識経験者ら会員約20人でスタート。今夏に50回目を迎える登山教室や小中学生の自然学習への協力など、自然に親しみ保護していく大切さを伝える活動を展開してきた。

 南アルプスは2014年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録。同法人は長年にわたる保護活動が評価され、同年に環境大臣表彰を受けている。現在の会員は50人。

 同市の桃源文化会館で行った式典は会員や関係者ら約60人が出席。活動に協力した団体や企業に感謝状を贈るなどした。祝賀会では活動を振り返る映像を流した。

 清水会長は「20年続けてこられたのは、多くの人の協力があってこそ」と感謝。「登山だけではない楽しみ方が増えるなど、南アルプスを取り巻く環境は大きく変わっている。自信を持って次世代に引き継げるように活動していきたい」と話している。

 【写真】芦安ファンクラブの設立20年を祝った記念式典=南アルプス・桃源文化会館

【山梨日日新聞 5月6日掲載】

[南アルプス芦安山岳館]
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