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圃場データ

標高
350メートル
栽培
ヴィニュロンズクラブ
栽培品種 メルロー(約900本)
栽培面積
17アール
台木
5BB、3309、101-14
植樹
2008年3月22日
栽培品種 シャルドネ(約900本)
栽培面積
20アール
台木
101-14
クローン
95番、96番、277番
植樹
2012年6月16日
栽培品種  シャルドネ(約490本)
栽培面積
17アール
台木
101-14
植樹
2013年3月31日

ブログ担当 プロフィール

古畑昌利
山日YBSグループ勤務。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・エクセレンス、SAKE DIPLOMA。米国ワインエデュケーター協会認定ワインスペシャリスト(CSW)

お知らせ

2014年1月1日、ヴィンヤード便りのURLアドレスが変わります。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

https://sannichi.lekumo.biz/vineyard/

2023年7月

レインカットのビニール張り

7月22、29日と作業に参加できなかったため、30日に畑へ行き、ヴェレゾンを確認しました。メルローとシャルドネです。

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以下、山梨文化会館秘書室からのリポートです。

7月29日は収穫前の作業の山場、レインカットのビニール張りを行いました。

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開始時は曇り空でしたが、だんだんと気温が上がり、厳しい暑さの中でのハードな作業となりました。

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ビニール張り終了後は、先週やり残した防鳥ネットの下を留める作業を行いました。

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幸い熱中症になる方も出ず、11時過ぎに終了しました。

2023年07月30日|個別ページ

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メルローの肩切り落とし

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7月15日の作業は、メルローの肩の切り落としでした。小雨が降る中ですが、うっすらと富士山を望むことができました。

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肩を切り落とすと同時に、第2果房までの除葉もしました。結構な小房にします。

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肩は果房によって、さまざまです。

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作業は、ブドウ用ハサミを使って進めていきます。

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小雨にも負けず、黙々と作業です。

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青い果実にハサミを入れると、切った種に「山」の文字が確認できます。硬核期入りです。

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枝代わりのような枝を見つけました。胴吹きの不定芽で赤みを帯びています。

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専門家によると、枝代わりの可能性もあるが、単に過剰な光を処理しきれず、着色してエネルギーを逃がしているとのこと。赤いのは、波長域の光を反射して使っていないからだそうです。確かに、植物が緑色に見えるのは、光合成で吸収されない緑色の光だけを反射しているからと聞いたことがあります。後から出てきた弱い枝は水がよそに持っていかれて思うように引っ張れないので、蒸散の気化熱で熱を捨てきれていないとのことのようです。

2023年07月15日|個別ページ

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双葉シャルドネ2022 テイスティング

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山日YBSグループの野口英一代表(名誉ソムリエ)と山梨文化会館の中村一政相談役がこのほど、2022年双葉シャルドネのサンプルをテイスティングしました。2022年は、平均気温が高めに推移し、比較的順調に生育したヴィンテージでした。

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日本ソムリエ協会認定ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)の野口代表は「香りがとても良い。(樹齢を重ね)シャルドネの成長を感じる。思った以上に良い出来で安心した」と評価。相性のいい料理としては、白身魚のムニエルやグリルのレモン添え、アーリオ・オーリオのようなソースのないパスタなどを挙げました。また、今回のテイスティングから、農場長の前島憲彦さん(山梨文化会館)がメンバーに加わりました。

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公式コメントは次の通りにまとめました。「洋ナシや白桃、はちみつ、ナッツを思わせる香りが感じられ、香りのボリュームは中程度。味わいは全体的に柔らかな印象ながら、口当たりは滑らかで、果実味とさわやかな酸味のバランスが良く、シュール・リー由来のうま味も感じられる」

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仕込みの担当は、マンズワイン勝沼ワイナリー取締役の宇佐美孝さん。テクニカルシートは下記の通りです。

発酵期間 樽発酵:10日間、タンク発酵30日間

⇒フリーランとプレスランに分け、別々に果汁を清澄化。フリーランはタンクで低温発酵、プレスランとフリーランは樽2本で発酵。発酵終了後、フリーランで樽2本を満量にして、残りのフリーランは滓ごとステンレスタンクで冷却して貯酒。 

 <サンプル分析値>

アルコール11.5%

pH 3.81

総酸 4.70g/L(酒石酸換算)

 

2023年07月04日|個別ページ

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摘心、尻切り…べと確認

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7月1日の作業は、シャルドネの摘心とメルローの尻切りでした。雨天決行で午前7時に集合でしたが、作業が終わる9時半ごろまで何とか降雨を免れることができました。

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まずはシャルドネの摘心。ことし初めての摘心なので、ジャングル状態です。葉っぱが雨でぬれていて、摘心チームは全身びしょびしょになりながらの作業でした。

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メルローの尻切りも並行して行われました。

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房の先端から約2センチを切っていきました。

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メルローの房は順調に肥大をしています。ことし、山梨県内では生食用のシャイン・マスカットで「黒とう病」が相次いでいるそうです。

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休憩時間には新メンバーの紹介がありました。

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このところの連続降雨でシャルドネは、一部にべと病が確認されました。

梅雨明けが待ち遠しいです!

2023年07月01日|個別ページ

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