山場のレインカットのビニール張り
8月1日は、収穫前の作業の山場、レインカットのビニール張りでした。長梅雨が明けた山梨県内は1日、各地で真夏日(最高気温30度以上)となり、甲府の最高気温は32・9度でした。応援の販売店主らを含め総勢50人が集まりました。
午前6時に集合。作業は3班に分かれ、メルローからシャルドネへ5列刻みで順番に取り付けていきました。メルローは15列、シャルドネは48列あります。垣根の屋根にレインカットのビニールを張り、両サイドをパッカーで装着して固定します。
メルローは、とび玉が目立ってきました。シャルドネも緑色から黄色に熟れつつあります。長梅雨でべと病などに悩まされましたが、8月の天候に期待したいと思います。
休憩をはさんで防鳥ネット張りです。作業の手順を確認した後、ネットを巻き付け、バインド線で固定していきました。
作業は午前中に終了しました。最後に参加者で記念撮影しました。
【追記】今年の梅雨明けは1日。1951年の統計開始以降、4番目に遅かったです。昨年よりも8日、平年より11日遅く、8月にずれ込んだのは2007年以来、13年ぶりとなりました。梅雨の期間は51日間で、1951年以降10番目に長くなりました。6月11日からの梅雨期間中の県内10観測地点の総雨量は7366ミリで、10地点体制になってから最多。各地で平年の約2~3倍の雨量となり、甲府などは観測史上最多を記録しました。梅雨期間の日照時間は甲府で152・5時間(平年比60%)となりました。
(2020年08月20日更新)