2016年シーズン納会「来年は10周年」
12月16日、甲府・古名屋ホテルで今シーズンのヴィニュロンズクラブ納会が開かれました。冒頭、同クラブ部長である山梨放送の古屋政司進行部長が「きょうは1年の締めくくり。ワインを飲みながら振り返ってもらえたらと思います」と開会の言葉を述べました。
山日YBSグループの野口英一代表は「1年間お疲れさまでした。年間51週あるうち作業は26回ありました。今年は出来がいいと聞いているので、2013ヴィンテージを超えるかどうか期待しています。今年も早いもので12月も半ばを過ぎ、あっという間に1年たってしまいました。来年も作業を通して、いろんな喜びを分かち合いたいと思います」とあいさつし、乾杯しました。
納会では、恒例となった今シーズンの1年を振り返る自主制作ビデオを上映。豪華景品が当たるとともに、わさびずしロシアンルーレットの罰ゲームも取り入れたビンゴ大会があり、会場を盛り上げました。また、今年はかくし芸の披露もありました。料理も今年はボリューム重視だそうで、例年に比べて食べごたえがありました。
ワインは、国内外のシャルドネ、メルローを中心とした多数のアイテムが並びました。主なワインリストは、シャトー・カントメルル(メドック格付け第5級)1996、シャトーガロー(ラランド・ド・ポムロル)1988、メルキュレイ・プルミエ・クリュ レ・シャン・マルタン(ミッシェル・ジュイヨー)2010、ブルゴーニュ シャルドネ レ ミュレーユ(ドメーヌ レジス ルー)2004(いずれも野口代表提供、マグナムボトル)などでした。
講評では、私・古畑が指名を受け、あらかじめマンズワインの武井千周さん(納会欠席)から聞き取った2016ヴィンテージの概況を説明するようにとのことでしたが、宴もたけなわのタイミングでしたので、かなり固い報告になってしまい反省材料でした(汗)。ちなみに概況ですが、「9月が長雨だったことを考えると、8月下旬に収穫できたことは他産地と比べかなりいいタイミングでした」ということでした。
総監督である山梨放送の中村一政相談役(日本ネットワークサービス社長)が閉会のあいさつに立ち、「来年は10周年なので、大々的にやりたいと思っています。いろいろ構想はありますが、一つは東京へ出てイベントをやりたいと考えています。報告が二つあります。まず私の家のSS(スピードスプレイヤー)を入れ替えることになり、2月に寄贈しようと思います。もう一つは来年の作業日程です。2月から、せん定を始めます。記念すべき10周年ですので、頑張りましょう」と、より一層の奮闘を誓い合いました。
(2016年12月27日更新)