2016年シャルドネ収穫 糖度20度超
8月27日、いよいよ収穫を迎えました。シャルドネは当初24日に予定されましたが、降雨でメルローと同時収穫となりました。収穫は昨年より16日早く、収量は計1390キロ(西畑600キロ、東畑790キロ)でした。収量制限を徹底した結果、前年比545キロ減りました。
以下、シャルドネの仕込み即時分析値です。
比重 1.092
糖度 22.34%
pH 3.58
総酸(酒石酸換算)4.70g/l
8月は後半に大気が不安定で連日のように夕立がありましたが、前半は好天となり、まずまずのヴィンテージとなりました。シャルドネは一部、うどんこ病などが発生。収穫前、病害果の粒抜きを徹底するよう指導がありました。午前5時に集合し、まずは西畑から収穫を始めました。
続いて東畑です。今年はワイナリーでの作業を軽減するため、摘粒、摘房を丁寧に行いました。
ブドウは収穫後、委託醸造先であるマンズワイン勝沼ワイナリー(甲州市)に運ばれました。収穫時には雨は降っていませんでしたが、ワイナリー到着時は土砂降りとなっていました。シャルドネは選果台を通してから除梗・破砕に進みます。このため、選果は梗のついたまま行いました。しぼりたてのシャルドネのジュースは甘く、疲れをいやす味わいでした。
(2016年08月30日更新)