7月後半からは好天続く
双葉農場とは、地理的に近いサントリー登美の丘ワイナリー。8月27日にその収穫式・仕込み式にうかがう機会がありました。今シーズンの安全と高品質を願う祈祷が行われたほか、巨大テルテル坊主の設置やリースリング・フォルテ畑での収穫作業などがありました。
以下は、渡辺直樹栽培技師長から説明のあった今年のブドウ作柄の状況です。
「ブドウは高い健全性を保っている。平年並みの収穫のタイミングを見込んでいる。2012年シーズンは、厳しい寒さの冬からスタート。芽付きは遅めのスタートだった。5月は日中が暑く、夜は涼しかった。開花は若干遅く、期間は長めとなった。開花の後半には台風もあったが、ブドウの健全性には影響がなかった。梅雨明けの7月後半からは好天が続いている。現時点で、冬の寒さは厳しく、夏は猛暑のシーズンとの印象を持っている」
(2012年08月30日更新)